クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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2シリーズ

BMW 225xeアクティブツアラーのバッテリーが10.0kWhに進化

100kWの1.5リッターターボで前輪を、65kWの電動モーターで後輪を駆動するパラレルハイブリッド。システム最高出力は165kW、システム最大トルクは385Nm
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BMWのプラグインハイブリッド車「BMW 225xeアクティブツアラー」が本国でマイナーチェンジ。ポイントは、リチウムイオンバッテリーの変更で、7.7kWhから10.0kWhへと増量しているところでしょうか。これによって電動領域を拡大しているということでしょう。

さて、基本的なハイブリッドシステムは前輪をガソリン3気筒ターボエンジン+6速ATで、後輪を電動モーターで駆動するという典型的なパラレルハイブリッドのAWD。システム最高出力はエンジンとモーターの最高出力を単純に足した数値になるわけです。

もっとも、このシステムではエンジンで発電して直接バッテリーを充電できないので、外部充電したバッテリーの電力を使い切ってしまうとバッテリーとモーターは単なるウエイトになってしまうのが欠点。そのため、後輪モーターで積極的に回生を取っていく必要があるわけです。もちろん、エンジンで走行中に後輪で回生を取ることで充電することも可能でしょうが、エネルギー効率としてはけっして誉められるものではないはずですので。


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BMWのFF・7シーターのブランディングとは?

フロントエンジン・リア駆動で前後重量配分50:50……といった文句が枕詞となっていたBMWですが、すでに2シリーズアクティブツアラーというFFモデルを登場させているほか、すでにBMWを選んでいるユーザーも駆動方式には興味がないという話もあるほどで。そのメカニズム的バックボーンは、これからのブランディングには不要という流れを感じる今日このごろ。

というわけで、ついに登場したFFシャシーの7シーターミニバンが、「2シリーズ・グラン(ド)ツアラー」であります。

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すべての面とは言いませんが、日本の自動車市場より保守的なイメージもある欧州の自動車マーケット(新車の回転率の違いもありましょう)。いよいよ、BMWがこのクラスの7シーター・ミニバンを出したことで、欧州系の各社からミニバンが出揃うことになって、このクラスのミニバンが世界的に大きな流れになっていく予感といったら大袈裟でしょうか。




精進します。








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