クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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高速道路

知ってる? 軽自動車はフェリーに乗っても料金オトクなんです

東京湾フェリーの料金は、普通車4100円に対して軽自動車は3200円。高速道路より割引率が大きいのだ

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 ※画像はイメージです

軽自動車の維持費の安さには、自動車税と軽自動車の違いが大きいというのは、ご存知の通り。自家用乗用車であれば、リッターカーが29,500円なのに自家用軽自動車は10,800円。定員4名以上の自家用貨物車になると1リッター以下の登録車が13,200円に対して軽商用車は5,000円だったりするわけです。

それだけでなくランニングコストの面でいえば高速料金も軽自動車は安くなっているのは知られているところで、概ね登録車の8掛けの料金となっているのでした。具体的には、東名高速の東京~御殿場の通常料金は、登録車で2,620円ですが軽自動車は2,130円となっています。もう一例あげれば、御殿場~浜松の料金は登録車が3,810円、軽自動車が3,080円。どちらも20%弱の割引となっているのでした。

さらに注目してほしいのが、こちらの違いです。


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最高出力160kW(218PS)のCBR1000RR-Rはどれだけガソリンを喰うのか

WMTCモード燃費は16.0km/L。通算燃費は13km/Lくらいで、高速巡行では23km/Lがターゲット?

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999ccの排気量から218馬力(160kW)を発生するリッターSS(スーパースポーツ)のホンダCBR1000RR-R FIREBLADE SP(SC82)を購入して1年あまり経ちました。

14500rpmまで使える高回転エンジンに対して、1速で140km/hまでカバーするというあまりにもハイギアードなトランスミッションの組み合わせということもあって、常にナラシ運転のような状況。

結果、目的もなく市街地や高速を走るばかり。ですが、ようやく高速道路を使い、明確な目的地のあるツーリングに出かけてみたのでした。そこで高速巡行燃費を測ってみようというのが初ツーリングのテーマ。はたして、パワーウエイトレシオ1.08kg/PS(ライダー除く)のリッターSSは、どれほどガソリンを使ってしまうのでしょうか。


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コロナ禍で売れている二輪、ETC割引特需がやって来る

ETC装着のバイクは、高速道路料金が37.5%オフになる制度が2022年度に始まる! そこで求められる機能とは?

 

既報の通り、二輪車の高速道路料金が安くなりそうです。とはいえ、恒久的なものではなく、あくまでも景気回復策の一環として、事前登録制で、土日祝日のみ、100km以上の利用という条件付き。そして値引き幅は37.5%となる模様(詳細は下にリンクしたニュース参照)。



道路への負荷による補修費を応分に負担するという発想からすれば、まだまだ二輪の高速料金は割高といえますが、いずれにしても負担減になる方策が増えていくのはライダーにとってウェルカムな話でありましょう。そうした話をしているのが冒頭に貼ったYouTube動画のメインテーマ。自分なりの造語でいば「ETC割引特需」が二輪人気を高めるのでは? という話でもあります。なんでもコロナ禍で密を避けるという流れが二輪の販売を増やしているようで、さらなる追い風になるともいえすかもしれません。


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初代リーフで高速道路を走る。80km/hと100km/hで消費電力はどう違う?

消費電力の違いは航続距離にダイレクトに影響するが、勾配を利用して速度を上げるのはアリ



先日、愛車の初代リーフでの高速ドライブにおいて電費(航続距離)の心配なく走れるようになったというエントリをあげましたが、航続距離をそこそこ読めるようになった理由は、自分なりに電気自動車を安定して走らせることができるスキルを身に着けたと感じているから。

アクセル操作や速度感と電費の関係が肌感覚でわかると、バッテリー残量と目的地(充電スポット)までのどの程度の余裕をもって辿り着けるのかをそれなりに予測できるようになり、それが安心感につながるというわけです。


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リターンライダーに必要な自制心について。高速道路で考えた

四輪の速度感のまま二輪でリターンライドするのは危なすぎる。加速がいいので合流は余裕があるけれど……



 先日、こんなツイートをしました。目的地は袖ヶ浦フォレストレースウェイだったので、ルートとしては首都高・湾岸線からアクアラインを通るといったものだったのですが、クルマ(四輪)では慣れ親しんだルートもバイク(二輪)で走るのは初めて。どうしても様子見な感じで走ってしまいます。まだ慣らし中ということもあるのですが、そんなわけで制限速度ぴったりくらいで走るという感じに。ですからアクアラインの例のトンネルも80km/hぴったりで走行なのでありました。後ろを走っているクルマからするとイライラしたかもしれませんが、安全第一ということでご容赦頂ければ幸い。もっというとアクアラインの橋のエリアは横風が強く、制限速度にも達さないスピードで走ってしまったのですが、先行していたトラックも同様だったので、それが正解だったのだろうなと思う次第であります。




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高速道路無料化まで、あと51年……


道路法の一部改正について閣議決定のお知らせ。

首都高速道路等の高速道路の老朽化に対応した迅速かつ計画的な更新事業を行うとともに、高速道路の活用を図るため、現行の料金徴収期間後の一定期間における継続的な料金徴収、立体道路制度の既存の道路への適用拡大、スマートインターチェンジの整備に対する財政支援等の所要の法的措置を講ずる。

高速道路の更新財源を確保するため、料金の徴収期間の満了の日を変更する
(平成62年→平成77年)。

というわけで、高速道路の料金徴収期間が15年ほど延長されましたというお話。

これをもって高速道路無料化が15年伸びたという表現もありますが、無料化自体は法律を改正すれば可能(どこから維持管理の予算を持ってくるかという課題もありますが)。そもそも数年前に無料化をしようとしたくらいですから。すなわち、こんかいの改正が高速道路無料化そのものの可能性を延長するものではないとは思うのですが、事実上の延長ではあるのでしょう。さて、高速道路のミライは、どうなりますでしょうか。


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