クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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電動車両

日産リーフにeペダルを搭載。未来のクルマはワンペダル・ドライブが当たり前になる?

メカブレーキペダルは補助的なものになる? ペダル踏み間違い対策、ひとつの解

すでに日産ノートe-POWERにおいてアクセルペダルだけで加減速を停止までコントロールできる機能を実装している日産ですが、当然のように次期リーフには「e-Pedal」という名前で、ワンペダル・ドライブ機能を載せてくる模様。

インフォグラフィック的な、このムービーでは、クルマを操作するための足元ペダルが3つから2つへ減っていき、今後は1つに集約される可能性をイメージさせるもの。たしかに、すべてのクルマがフル電動車両(電気モーターだけで駆動するクルマ、EV、PHV、シリーズハイブリッドなど)になれば、こうしたワンペダル操作は全車に共通化できる可能性もありましょう。

そうなると将来的にはワンペダルで操作、急ブレーキのときだけメカブレーキペダルを踏むといった運転がスタンダードになる可能性もあるかもしれませんし、そうなるとメカブレーキのほうが小さなペダルになるかもしれませんが、いかに…。

いずれにしても、足を離せば停止するという操作が身についた時代になったら「昔はペダル踏み間違えがあったそうだけど、理解できないミスだね」という話になるのでありましょうか(汗)

精進します。
  




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自動運転技術とシリーズ・ハイブリッドのマッチングはいかに?

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日産が2016年上半期の実績速報を出した際の副社長のコメントに気になる一文あり。
日本では、自動運転技術『プロパイロット』および新しいシリーズハイブリッドシステム『e-Power』を搭載したモデルを発表し、日産が画期的な技術を市場へ投入していきます。
渋滞時のドライバーアシストまでも可能とした「プロパイロット」は、間もなく登場するであろうセレナに搭載されることがアナウンスされているわけですが、『e-Power』については6月の株主総会に次ぐ表面であり、それがシリーズ・ハイブリッドだと公式に表記されたのは初めてでは?

シリーズ・ハイブリッドということは、エンジンと発電モーター、駆動モーターに二次バッテリーから構成されるパワートレイン。おそらくプラグイン化も視野に入っているのでありましょうが、シリーズ・ハイブリッドという表現からは、ひとまずプラグイン(外部充電)をしない、シンプルでアフォーダブルなシステムを目指しているという印象を受けますが、さて?

いずれにしても駆動を電気モーターだけに頼るということは、変速比も固定のシステムとなるはずで、そうなると電動車両らしい雑味のない、スムースな加速感が期待できるわけです。電動車両ならではの加減速でのピッチングが抑えられるという点において、どのセグメントに搭載しても、内燃機関のライバルとは一線を画した乗り心地が期待できるといえそう。

そうしたメリットは自動運転技術とのマッチングもよさそうでありますから、『プロパイロット』と『e-Power』の両方を搭載したモデル(それが今期に出てくるかは不明ですが)が生み出すであろうフィーリングが気になる今日このごろ。近未来と思っていたものが、現実になるという点でも興味津々なのであります、ハイ。


精進します。
  







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