クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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電動車

「電動車の現状から未来」を考察した原稿をモーターファン別冊に寄稿しました

2020年に登場・フルモデルチェンジ・マイナーチェンジした26台を網羅した一冊。キーワードは「電動化の足音」



フルモデルチェンジやマイナーチェンジ、ブランニューモデルとして2020年に新登場した国産車26台を一気に紹介する「モーターファン別冊 国産新型車のすべて 2021」が発売されています。

表紙にもあるように2020年のトレンドはクルマの電動化で、そうしたトレンドをまとめた『国産電動車事情2021』という長めのコラムを寄稿させていただきました。

電動車の現状から未来を考察した導入から、燃料電池車、電気自動車、プラグインハイブリッド車、ハイブリッド車といった4つのカテゴリーにわけた解説まで全5ページにわたる本文とそれぞれの車両紹介について原稿を書いています。

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ドイツの自動車メディア「auto motor und sport」がダイムラーのエンジン開発凍結をレポート

あくまで伝聞による記事で信憑性に疑問はありますが、観測記事の可能性もあり?
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 "Vision Mercedes Simplex"

ドイツで90年以上の歴史を持つ自動車メディア”auto motor und sport”のWEB版で2019年9月17日付で公開されている以下の記事が、一部で話題となっている模様。

DAIMLER STOPPT VERBRENNUNGSMOTOREN-ENTWICKLUNG
https://www.auto-motor-und-sport.de/tech-zukunft/daimler-stoppt-verbrennungsmotoren-entwicklung-2019/

記事タイトルを直訳すると「ダイムラーが内燃機関の開発を停止」というセンセーショナルなもの。実際、記事でも以下の一文で内燃機関(ICE)の開発中止と記されております。ただし『VWによると』という伝聞形式ではありますが…。
Nach VW hat Daimler jetzt angekündigt, vorerst aus der Entwicklung von Verbrennungsmotoren auszusteigen.
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【再掲載】これまで以上に“電動車両”としてのテイストが濃く感じた4代目プリウス

※2018年1月末にクローズしたcarview!個人というサービスにおいて、過去に寄稿した記事を再掲載いたします。原文ママなので掲載時とは多少異なる箇所もありますので、ご留意いただきますようお願い申し上げます。
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“ちょい乗り”での第一印象は「プリウスとして正常進化している」
発売1か月で10万台のオーダーを集めたという新型プリウス。2016年最初のニューモデルにして、おそらく最大のヒットモデルになるであろう話題の一台にちょい乗りすることができました。

あくまでも“ちょい乗り”での第一印象は「プリウスとして正常進化している」というものであります。トヨタの新しい骨格設計『TNGA』を採用した初モデルということもあり、ハイブリッドという要素を除いてもクルマとしての大幅な進化を評価する声もあるようですが、動き出しの感じはトヨタの伝統的な2モーターハイブリッドのそれを、さらに洗練させたという印象が残るものであったのです。

特に、これまで以上に“電動車両”としてのテイストが濃く感じたことが、もっとも印象深かった点。駆動の主役は常に電気で、エンジンはアシスト的に働いているようなフィーリングが増していて、市街地を走っているときにはアクセルペダルの操作に対して、リニアにモーターが求めているトルクを出しているという感触を覚えたのでした。

もともとトヨタのハイブリッドは、シリーズ・パラレル型といって、エンジンで発電してモーターで駆動するシリーズ・モードと、エンジンとモーターの出力をミックスするパラレル・モードを、ときに切り替え、ときには混ぜて使うものですが、シリーズ・モードの領域が広がったように感じたというわけです(あくまで印象であって、実際の制御という意味ではありません、あしからず)。

つまり、第一印象をまとめると「新型プリウスは、市街地において、EV的な運転フィーリングを増した」といえるでしょうか。パワートレインの複雑な制御ゆえの、独特のドライブフィールが薄まって、これまで以上にモーターが駆動の主役になったと思えたのでした。

新型プリウスにおけるテクノロジー面の話題としては、ガソリンエンジンとして最大熱効率40%を実現した点も見逃せないのでしょうが、その高校率はあくまでも黒子に徹しているといえるのかもしれません。

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精進します。
  




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