クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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雑誌

FL5のチューニング・カスタマイズ原稿を書きました!

最新のシビックタイプR(FL5)のチューニング&ドレスアップは本当に興味深い!

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FL5といえば、最新のシビックタイプRの型式として知られるアルファベットと数字の組み合わせ。そしてこちらは、スポーティなエアロパーツで知られる「ガレージベリー」の開発車両。シビックタイプRの魅力と実力を高める空力デバイスが備わっている姿であります。

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この開発車両に触れる機会を得たのは、交通タイムス社の『AUTO STYLE (54) シビックタイプR』の記事制作にかかわることができたから。

そのほか、スプーンスポーツやHKSといった日本を代表するチューニングブランドのデモカーを間近に見て、開発エンジニア氏に話を伺うという貴重なインプットの成果を、こちらの一冊に寄稿させていただきました。

もちろん、小生が担当した以外にも多くのメーカー、ブランドの情報が載っていますので、是非ともチェックしていただき、シビックタイプRカスタマイズの奥深さを感じていただきたいと思う次第であります、ハイ。

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いまだから2ストチューニングが新鮮!


『2ストチューニング パワーの方程式』というキャッチに惹かれ、DVD付きとはいえ、74ページで1800円という、ちょっと高めの雑誌を買ってしまいました。



バイクは2サイクル! (と信念があるわけではないのですが、それしか所有したことがない)自分としては、これまでキャブを変えて吸気量を増やし、チャンバーの形状でトルクと回転域が変化するくらいしか認識のなかった2サイクルのチューニングについて、チューナーがどのように考えているのか、単純な好奇心からの購入であります。

いまさらですが、2サイクルのチューニングでは、一次圧縮・二次圧縮という言葉が使われております。

一次圧縮:クランクケース内圧
二次圧縮:シリンダーの圧縮(4サイクルの圧縮と同様)


自分の理解としては、ピストンが下ることでクランクケース容積が変化することによる混合気の与圧を一次圧縮と表現しているようで、クランクケースの容積によってそれをチューニングすることが重要、とのこと。

ピストンの重量アップというのはネガティブ要素なので、一次圧縮のために厚くしたりするのはNGでしょうが、要求強度の中で軽量化を考える4サイクルに対して、2サイクルでは一次圧縮を考慮したスカートやピストン裏の形状などあるのかどうか? ちょっと気になるのでした。

吸気の与圧として考えると、ターボやスーパーチャージャー、またラムエアによるインマニ圧アップのメリットに近い部分もあるのでしょうが、2サイクルの場合はリードバルブを押し開けて混合気を押しこむ(掃気)するわけで、より与圧の意味合いというか効果が大きいともいえそう。

ただ、クランクケース内圧をピストンが下死点に向かうときに生み出すものだとすると、ポンピングロスにはなっているはず。その意味では、クランク出力を利用して過給するスーパーチャージャーに近いイメージのエネルギーフローを想像してしまうのでもありました。


そんなこんなで、妄想。


ナンバーは生かしてありますが、保険は切っていて、完全に寝かせた状態のDJ-1L。パワートレインをバラしてみようかしら、などと思う今日このごろです。

精進します。



2014-06-02-18-03-42



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