クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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スズキが1Q決算を発表。ハヤブサ効果で売上64.5%増!

スズキ、2022年3月期第1四半期決算を発表。連結売上高は8454億円と倍増するも、インドでの新型コロナウイルス感染再拡大や日本での半導体不足といった課題は残る

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スズキが2022年3月期の1Q(第1四半期)決算を発表。前年が新型コロナウイルスの影響を大きく受けていることもあって、全体に数字は倍増しております。

連結売上高:8,454億円(4,201億円増加)
営業利益:545億円(532億円増加)


ただし、十分に復活したわけではなく、前々年同期と比べると、売上高で621億円減少、営業利益で82億円減少となっているとのことです。このあたり、インドでの新型コロナウイルス感染再拡大や日本での半導体不足による減産影響、原材料価格高騰といったネガティブ要素が大きく影響しているのだとか。


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第三世代「隼」誕生。190馬力と微妙にパワーダウンしながら、発生回数が9700rpmとわずかにアップ

2020年より新型二輪車に導入されている排ガス規制「ユーロ5」に対応するための進化ポイントとは

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スズキのフラッグシップモデル「HAYABUSA(隼)」が第三世代へと全面改良。見るからに隼! というアピアランスは『Ultimate Sport(究極のスポーツバイク)』という初代からつづくコンセプトが不変なことをひと目で理解させるものであります。

進化のポイントは、最新の環境規制をクリアしつつ、隼らしいパフォーマンスを維持すること。実際、スズキ公式のYouTube動画など見ても排気系には計3つのキャタライザーが仕込まれているということが確認でき、いわゆる排気抵抗は大きくなっているわけですが、それでも140kW(190馬力)は確保しているのでありました。もちろん、排ガス対応もあってピークスペックは従来モデルよりわずかに劣っているのですが、その発生回数が9700rpm(従来モデルは9500rpm)と上昇しているところに苦心の跡を見出すことができるのでは?





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日本で販売している大型二輪はメーカーの正規販売以外が多すぎると思う

ヤマハのYZF-R1、スズキHAYABUSAなどなどイメージリーダーがじつは並行輸入ということが多い国内二輪販売の不思議


さて、日本国内で販売されている国産ブランドのオートバイについての疑問をつぶやいているのですが、それはメーカーが正規販売しているラインナップ以外に並行輸入・逆輸入モデルが少なくないということ。正規ラインナップは、各メーカーのホームページに掲載されているものだと思うのですが、たとえばヤマハでいえばYZF-R1、スズキでいえば隼HAYABUSAといったブランドを象徴するモデルがじつは正規販売ラインナップにはないのでした。カワサキもZX-14Rは並行輸入モデルであります。

かといって個別のショップが並行輸入しているわけではなく、セミオフィシャルといえる代理店が並行輸入するというビジネスモデルが確立しているようで、それは四輪的な販売スタイルからすると中々理解しがたい難しさというか、複雑さを感じるものであります。たとえば、カワサキZX-14Rのファイナルモデルは東京モーターショーで川崎重工ブースにしっかりと展示されていたのですが、取り扱いはブライトがやっていたりという具合。正規で売ろうとすると成立しない規模だけれど並行輸入であれば成立できるスケールゆえに仕方ないというか、現実的にはベストなソリューションというのは理解できるのですが……。

なおホンダだけは、そうしたフラッグシップモデルの並行輸入というのは少ないように感じますが、軽二輪などの小さなモデルではちょいちょい並行輸入を見かける気もしないではない印象。ただ、日本デビューが遅れているモデルを、ホンダの一大拠点といえるタイあたりから持ってきているという感じで、フラッグシップについてはゴールドウイング、CB1300、アフリカツインなどいずれも正規販売として扱っているのでありました。

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