鋳物のパイピングが個人的には注目ポイントなホンダの1.5リッターガソリンターボですが、一部に「ハイブリッドのかわりに拡大する」といった報道もあるようで。

たしかに、ダウンサイジングターボというのは、環境指向の過給エンジンという側面もありますが、それをもってハイブリッドの代替ユニットというのは、どこか違和感なのです。

現時点で、ホンダ車において1.5リッターのダウンサイジングターボとワンモーターハイブリッドの両方を搭載しているのはジェイドですが、その最高出力とモード燃費の関係は以下の通り。

i-DCDスポーツハイブリッド:152馬力(システム出力) 24.2~25.0km/L
VTECターボ:150馬力 18.0km/L

2015-06-10-13-54-28

ジェイドのターボ「RS」オトナな味に物欲刺激される


ホンダ・ジェイド初試乗。4座+αの6シーター

スペックの数字でいっても最大トルクは違いますし、以前のエントリで触れているように乗り味もかなーり異なります。最高出力に劣るターボエンジンですが、実際の印象としては、ターボのほうがトルクフルでパフォーマンスを実感できるのでありました。

とはいえ、モード燃費の数字に見える差はおそらく埋めがたいもの。やはりエネルギーの回生できる量というのはストップ&ゴーをメインとしたシーンでいえば影響大で、ハイブリッドの優位性にダウンサイジング過給エンジンで追いつくのは難しいという印象。

そしてジェイドに関していえば、いずれのパワートレーンでも車両重量は1510kgと同じなのもダウンサイジングターボのメリットを感じづらい部分。この重量、けっしてターボエンジン車に補強などの装備を与えているからだけでなく、補機類を含めたターボエンジンと、それに対応したCVTが重くなっているのも理由といいますから、ハイブリッドに対する、駆動バッテリーを積まなくて済むことによる軽さというのも、それほど期待できないようでありますし…(出汁)

というわけで、ホンダについてはダウンサイジングターボの拡大はあるでしょうが、それはハイブリッドの代替ではなく、2.0~2.4リッターの自然吸気エンジンの置換とみるのが妥当なのであろうと思う今日このごろでありました。

精進します。














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