無人の自動走行(SAE レベル5相当)まで視野に入れた日本政府の意気込みを感じた2015年でしたが、現実的なターゲットは、ドライバーのミスを減らすための半自動化というか、バックアップとして人間が必要というオートパイロット機能が2020年までのターゲット。また、リモートコントロールによる自動運転よりも、それぞれが自律機能を持った自動運転をイメージしているといえましょうか。

で、そうした自動運転が進むと、将来的に人類はクルマの運転から解放されるという見方もできますし、短視的にいえば運転という行為を金銭化している職業については存続の危機という意見もありましょう。

すなわち運転手という職業が消滅するという話でありますが、運転せずともアシスタントとしてのショーファーとして生き残るだろうな、と思う部分もあるのです。



たとえば、エグゼクティブのショーファーは、ボディガードやセクレタリーとしての役割に重きを置くかもしれませんが依然として残るでしょうし、またタクシー運転手にしても高齢化社会への対応、バリアフリーな移動権の拡充として考えると、車椅子のまま乗り込むユーザー向けなどに人力が求められるシーンは少なくないかもしれません。

とくに後者においては、法規制の関係から判断のできる乗員が必要になるでありましょうから、タクシー乗務員という職業は生き残るのではないかと思う次第。

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少なくとも現行の法律の改正と解釈でいえば、運転免許を所有するなりして最終判断のできる乗員は自動運転になっても必要でありましょう。さらにいえば、乗客のいない無人運転と、システムをバックアップできない乗員を乗せた自動運転状態というのは、似て非なるものであることも区別しておく必要があることを明確に認識すべき時期になっている、と感じるのでもありました。

精進します。








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