クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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軽バン

極端に走行距離が短くなっても悪化は最小限なエブリイ・5MT・FRの月間平均燃費

通常は月間1000km走るけれど、2024年11月に限っては300kmちょっとで燃費も停滞気味?

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現在の愛車「スズキ・エブリイ(DA17V・4型・5速MT・FR)」については、毎月末にメーター表示を撮影、月間の走行距離と平均燃費のデータを当ブログにて報告してきております。というわけで、2024年11月の月間平均燃費は17.7km/Lとなりました。これは以下に示すカタログ燃費でいえばWLTCモードを超える数値であり、その意味では満足しないといけないのですが、前年同月が19.1km/LとJC08モードを超える値だったので、運転手としては納得できる数字ではないというのも正直な感想。

WLTCモード 17.0 km/L
 〃市街地モード 15.4 km/L
 〃郊外モード 18.0 km/L
 〃高速道路モード 17.1 km/L
JC08モード 18.7 km/L

もっとも、11月についてはいろいろな事情があって、月間での走行距離が316.9kmと伸びなかった(ある程度の距離を一気に走る機会がなかった)のも満足いく燃費にならなかった理由。通常は月間1000km平均ペースで走っておりますので…。とはいえ、WLTCモードを超えているのですから一般論としては満足すべきでしょうし、期待以上の燃費性能を持っているクルマと評価すべきなのでしょう。新車から3年を過ぎ、徐々に劣化も進んでいる中での好燃費は高評価すべきともいえましょう。

●月間平均燃費データ
2022年4月:18.7km/L
2022年5月:17.9km/L
2022年6月:18.3km/L
2022年7月:15.3km/L
2022年8月:16.9km/L
2022年9月:17.2km/L
2022年10月:18.1km/L
2022年11月:17.5km/L
2022年12月:15.9km/L
2023年1月:17.7km/L
2023年2月:17.5km/L 
2023年3月:19.8km/L
2023年4月:18.6km/L
2023年5月:18.0km/L
2023年6月:17.7km/L
2023年7月:15.1km/L 
2023年8月:15.6km/L
2023年9月:16.9km/L
2023年10月:18.6km/L
2023年11月:19.1km/L
2023年12月:16.9km/L
2024年1月:18.1km/L 
2024年2月:18.4km/L 
2024年3月:17.6km/L
2024年4月:18.3km/L 
2024年5月:17.7km/L
2024年6月:18.3km/L
2024年7月:14.9km/L 
2024年8月:15.9km/L 
2024年9月:15.1km/L
2024年10月:18.9km/L

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エブリイに乗る機会が減った背景には想像以上に暖かい日々が影響している
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夏タイヤとしては使える状態でも冬タイヤ的にはNG【オールシーズンタイヤの罠】

履きっぱなしで持つのは3年弱? オールシーズンタイヤは冬前に交換が必要になった!

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2021年10月に購入、すでに一回ほど車検を通し、3年ちょっと乗っているエブリイ(軽商用バン)のタイヤを、ダンロップのオールシーズンタイヤに替えたのは2022年1月のことでした。オールシーズンでありますから、それから3年弱の期間は履きっぱなし。

その現状は以下の通り。

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メインのグルーブは十分に溝がありますが、右上辺りにみえるプラットフォーム(冬用タイヤとしての性能限界を判断する目安)は、ほぼほぼ露出した状態となっているのが確認できます。さらにスノーグリップに貢献するであろう細かいサイプも失われている部分が散見できます。つまり、今度の冬においてはオールシーズンタイヤではなく、機能的にはサマータイヤ状態になってしまったと判断できそう。

こうなることは、すでにオールシーズンタイヤを履いて2年が経過した時点でわかっていたことですが、冬を目前にして真の意味でオールシーズンタイヤとしての機能を喪失したといえ、履き替え必至といえる状況になっているのは事実といえましょうか。



もちろん、こうした消耗がすべてのクルマで起きると指摘するものではなく、あくまで月平均で1000kmほど走る軽バンユーザーである自分において起きたというだけの話。走行距離、車格、タイヤサイズなどが異なれば、結果は変わってくるはずですので、その点は誤解なきよう。


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ホンダN-VAN e:の2人乗り仕様は前後に座るスタイル

オンライン専売となる2シーター仕様の軽バンは意外なシートレイアウトだった!?

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ホンダ初の軽商用EVである「N-VAN e:」をちょいのり&全グレードに触れる機会に恵まれまして、先日、シングルシーター仕様についてのブログエントリを上げたのですが、ある意味でシングルシーター以上に意外性があったのは、上に写真を載せた二人乗り仕様かもしれません。



おそらく、軽バンの二人乗り仕様と聞けば、運転席と助手席が同列に並んだキャビンを想像するでしょうが、N-VAN e:の二人乗り仕様は運転席と、その後方のリアシート(片側だけ)を組み合わせた2シーターとなっているのでした。

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噂のシングルシーター!N-VAN e: Gグレードは割り切りがスゴかった

オンライン限定グレードは運転席しか持たない一人乗り仕様だ!

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ホンダがついに軽商用EVをローンチ、発表時に話題にもなっていたようにシングルシーター・一人乗り仕様も用意するなどSDGs時代・カーボンニュートラルを目指す中での宅配業務に欠かせないといった商品企画になっている模様です。そんな一人乗り仕様、N-VAN  e: Gグレードの実車を見る機会ありましたので画像や情報共有しようというのが当エントリの主旨であります。



基本的にはHonda ON(オンライン販売)限定となるシングルシーター「Gグレード」の特徴は、外観でいえば黒い樹脂色むき出しのバンパー。ボディカラーはホワイトとシルバーの2色から選べますが、やはり白いボディと黒いバンパー、そしてキャップレスの鉄チンホイールが似合うと思うのは自分だけでしょうか。

ドアを開けると、たしかに運転席しかないのを確認。もともとN-VANは運転席以外はフラットに格納できるのがセールスポイントですが、さらに割り切ってシートを取っ払うことで積載性能をギリギリまで向上させているのが本グレードのキモ。しかして運転席については仕事場として不満なきようクッション性や乗降性をバランスさせた出来映えとなっているのも見逃せないところでは?

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そして快適性といえばオートエアコンが標準装備というのもうれしい部分かもしれません。続きを読む

残暑が厳しすぎ? 平均燃費は過去最悪になった9月のなぜ

残暑というより猛暑。エアコンを使うためにガソリンを燃やす日々

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ナンバーがついたのは2021年10月初旬。翌2022年4月よりメーターの燃費計を利用して、愛機スズキ・エブリイ(4型バン・FR・5MT)の月間平均燃費を記録しつづけてまいりました。

徐々に慣らしが進んだのかエンジンの回り方もよくなり、燃費についてもWLTCモード燃費を軽々と超える日々でしたので油断していましたが、この夏はあまりにも厳しい。


8月の月間平均燃費レポートで”ローパワーなNAエンジンでありますからエアコンによる燃費への悪影響は避けられず”といった文章を記しましたが、9月になっても常にエアコンを全開で動かしているといった具合。端的にいえばガソリンを燃やして冷房を入れている状態がずっと続いていたのでありました。

というわけで、9月の月間平均燃費はカタログ値・モード燃費を大きく下回る【15.1km/L】。過去2回の9月平均燃費を下回っているのはもちろん、8月の数値より悪化しているのは、それだけ残暑が厳しかったといえるのか、それともエンジンの劣化が始まっているのか…なんとも不安になる今日この頃です。

さて、カタログ掲載のモード燃費と過去の月間平均燃費は以下の通り。
WLTCモード 17.0 km/L
 〃市街地モード 15.4 km/L
 〃郊外モード 18.0 km/L
 〃高速道路モード 17.1 km/L
JC08モード 18.7 km/L

●月間平均燃費データ
2022年4月:18.7km/L
2022年5月:17.9km/L
2022年6月:18.3km/L
2022年7月:15.3km/L
2022年8月:16.9km/L
2022年9月:17.2km/L
2022年10月:18.1km/L
2022年11月:17.5km/L
2022年12月:15.9km/L
2023年1月:17.7km/L
2023年2月:17.5km/L 
2023年3月:19.8km/L
2023年4月:18.6km/L
2023年5月:18.0km/L
2023年6月:17.7km/L
2023年7月:15.1km/L 
2023年8月:15.6km/L
2023年9月:16.9km/L
2023年10月:18.6km/L
2023年11月:19.1km/L
2023年12月:16.9km/L
2024年1月:18.1km/L 
2024年2月:18.4km/L 
2024年3月:17.6km/L
2024年4月:18.3km/L 
2024年5月:17.7km/L
2024年6月:18.3km/L
2024年7月:14.9km/L 
2024年8月:15.9km/L 続きを読む

2024年6月、軽バン「エブリイ」の燃費は18.3km/L

エアコンを使ってもカタログ値をラクラク超える燃費性能に驚きしかない

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もはや、当ブログにおける唯一のコンテンツとなっている愛車スズキ・エブリイ(DA17V・5MT・2WD)の月間平均燃費レポート。6月の平均燃費はオンボードで18.3km/Lとなりました。

エアコンなしでは過ごせない時期でありますので、もちろん空調はガンガンに使っての数値でありまして、それでいてWLTCモード値を大きく上回っているのは驚きといえましょうか。ご存知のようにモード測定ではエアコンオフであり、排気量の小さな軽自動車ではエアコンによる燃料消費が増えがち。つまり、エアコンを使ってモード燃費を超えることは考えづらいからであります。もっとも、思えば一昨年の6月も同じ値であることを思えば、驚く必要はないのかもしれません。

いずれにしても軽バンのリアルな燃費がほとんどの時期においてカタログ値を超えているのは以下に示す過去の月間平均燃費値からも明らかですが、過去に学ぶのであれば7月はカタログ値を大きく下回るはずで、来月はどうなることやら。

というわけで、カタログ掲載のモード燃費などなどは次のようになっております。
WLTCモード 17.0 km/L
 〃市街地モード 15.4 km/L
 〃郊外モード 18.0 km/L
 〃高速道路モード 17.1 km/L
JC08モード 18.7 km/L

●月間平均燃費データ
2022年4月:18.7km/L
2022年5月:17.9km/L
2022年6月:18.3km/L
2022年7月:15.3km/L
2022年8月:16.9km/L
2022年9月:17.2km/L
2022年10月:18.1km/L
2022年11月:17.5km/L
2022年12月:15.9km/L
2023年1月:17.7km/L
2023年2月:17.5km/L 
2023年3月:19.8km/L
2023年4月:18.6km/L
2023年5月:18.0km/L
2023年6月:17.7km/L
2023年7月:15.1km/L 
2023年8月:15.6km/L
2023年9月:16.9km/L
2023年10月:18.6km/L
2023年11月:19.1km/L
2023年12月:16.9km/L
2024年1月:18.1km/L 
2024年2月:18.4km/L 
2024年3月:17.6km/L
2024年4月:18.3km/L 
2024年5月:17.7km/L
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