クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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販売

アメリカでマツダMX-5(日本名:ロードスター)が売れているって知ってますか?

マツダMX-5の北米における販売台数は2021年7月が1226台、6月も1227台といずれも各月での過去最高記録を更新

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日本の自動車シーンではGR86/BRZのフルモデルチェンジや、日産Zの新型発表で、FRスポーツカーへの注目が高まっているような気もしますが、ずっとFRスポーツとして独自のポジションを守り続けているマツダ・ロードスター(海外名:MX-5)については「あって当たり前の存在」となっているようで、あらためてリスペクトする流れも感じられません。

しかし北米市場では違うようです。



2021年7月におけるMX-5の販売台数は1226台で、これは7月としてのベストセールス(2006年以来の更新)、さらに6月も1227台を販売しており、これまた6月としてのベストセールスを更新した(2007年以来)のだとか。モデルライフ的にはけっしてフレッシュとはいえないMX-5(ロードスター)が史上最高に売れているというのはなぜなのでしょうか。

 
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トヨタ大復活祭!2021年4月のグローバル販売は85.9万台で2019年も超えた!

新型コロナウイルスの影響をまともに受けた前年度比でいうと203%。コロナ以前の2019年と比べても109%と確実に成長している

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トヨタが2021年4月の販売実績などを発表。トヨタ単体でのグローバル販売は859,448台(前年同月比203.0%)で過去最高。海外販売だけに絞ると735,431台(同225.8%)で、こちらも過去最高記録を樹立という絶好調ぶりなのであります。

前年比で200%を超えるのは2020年4月は新型コロナウイルスの第一波が世界中を覆ったタイミングだったこともありましょう。ちなみに、2019年4月のグローバル販売は78.8万台だったそうで。過去最高だから当たり前ですが、前々年比でも確実に成長しているのでありました。

日本国内ではまだまだ新型コロナウイルスの影響による景況感の悪化が感じられる昨今ですが、数字で見る限りトヨタは一足早くアフターコロナのフェイズに入っている模様。いろいろな見方がありましょうが、現時点ではトヨタのラインナップやビジネスモデルは最適化されているといえるのでしょう。



北米(27.2万台、前年比288.5%)
米国において、RAV4やハイランダー、4RUNNERなどのライトトラックや、RAV4、ヴェンザなどのHEVが引き続き堅調なことに加え、前年同月に新型コロナウイルスの影響で販売が落ち込んだため、大きく前年超え

中国(16.0万台、前年比112.2%)
アバロン、カムリ、RAV4、ワイルドランダーなどが好調だったため、前年超え

日本(12.4万台、前年比127.1%)
緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の発令に伴い多少影響を受けたものの、前年同月に新型コロナウイルスによる影響があったことに加え、ハリアーやヤリスなどが好調なため、前年超え
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シトロエンが日本での単月販売台数のレコード更新! コロナという逆風をものともせず

3月の国内販売台数は944台。第1四半期の累計販売台数も1705台で新記録樹立

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「シトロエン」が日本で売れているそうです。


ニュースリリースからファクトとなる数字部分を引用すると次の通り。
シトロエンが3月の国内販売台数944台を記録し、前年同月比169.2%で日本における単月最高台数を達成。 
また、第1四半期の累計販売台数が1,705台(対前年比149.8%、1月407台、2月354台、いずれも登録数)となり、こちらも日本におけるシトロエンブランドの第1四半期の販売新記録となりました。
過去最高といっても月販3桁ですからマーケットにおけるシェアとしてはさほど大きくない数値ですが、コロナ禍によって新車販売が全体に落ち込んでいる中で、過去最高記録で売れているというのは、そのブランド価値が非常に高まっていることを感じさせる話であります。




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レクサスの2020年暦年でのグローバル販売実績は71万8715台(前年比 94%)

中国市場で前年比111%と伸びているレクサス。新コンセプトカーも発表

トヨタの上級ブランドという紹介も、もう不要でしょうか。日本のおもてなしをカタチにした「LEXUS(レクサス)」の2020年販売実績が発表されました。

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ご想像の通り、2020年上半期はコロナ禍によって前年比84%の約30.4万台と落ち込みましたが、下半期は約41.5万台(前年比 102%)と復調。これには中国市場での好調が効いたということで、主力モデルであるRX(SUV)とES(セダン)が主軸となっているというのは従来通りということであります。

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トヨタの2020年9月生産・販売は前年超え。中国ではレビンが販売をけん引!?

コロナに負けない! カローラ、レビンなどの好調が影響し、前年比約125%と6ヶ月連続の前年超え

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コロナ禍によってビジネスが壊滅的というイメージもありますが、日本の自動車産業は着々と通常運転になっている模様。昨日発表されたトヨタの2020年9月グローバル販売・生産実績を眺めていてもアメリカや中国市場が好調で前年比102%と着実に成長している模様。さらにグローバル生産でいうと中国や日本のけん引により前年比で112%とかなりの伸びを見せております。

そんな中国市場でけん引役となっているのが「レビン」。といっても、AE86の再来ではなく、カローラの兄弟モデルとなるハイブリッドセダンでありますが。そんなレビンやカローラの好調により中国だけでいうと前年比149%もの生産の伸びを見せているそうでありますから。というわけで、4月-9月のグローバル販売を見ても前年同期比81%と想定よりも落ち込みは抑えられるということでありました。また、日本国内ではハリアーやヤリスが好調で、国内の生産実績も前年比104%と伸びているのだとか。






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日産の軽自動車が好調、登録車と軽自動車の販売比率は3:2

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2020年2月の軽自動車販売台数は1万9354台で前年同月比5.8%増

新型コロナウイルスの問題が出てから国内外のビジネスは急速に冷え込んでいるわけで、そのあたりは国内の新車販売にも影響していると考えられるわけですが、ともかく2月の販売実績について各社から確定値が発表されております。

今回、注目したのは日産自動車の販売実績。


グローバル販売が29万7157台で前年同月比マイナス24.2%と落ち込んでいるのは、中国での販売が前年同月比マイナス80.3%と大幅減になった影響を受けてのことでしょうが、とくに気になったのは国内販売の状況なのでした……。






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