ミニバンながら側面衝突試験で横転しない低重心感がフリードの素性を示す
2016年に登場した新型フリード、JNCAPの衝突試験映像が公開されております。スライドドアのミニバンといえば気になるのが側面衝突試験。もっと背の高いモデルでは試験時に横転してしまうクルマもありますが、軽く跳ねただけなのは、低重心という素性の良さを示しているよう。このあたり、重心の低さはハンドリングにプラスに働く要素で、実際に乗ってみれば実感できるところでありましょう。
そして、前面衝突試験ではフルラップとオフセットの映像がアップされております。試験結果を見ていないので乗員脚部への攻撃性などは不明ですが、Aピラーが原型を留めていて、ドアが軽々と開きそうなのは現代のクルマとしては当然のレベルだとしても、フルラップでのキャビンの守られ感というのはコンパクトカーとしては優秀な印象を受けるのは気のせいでしょうか。
さすがにオフセット衝突ではルーフがひしゃげておりますが…(汗)
精進します。



