クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

YouTubeチャンネルで動画を公開しています。チャンネル登録よろしくお願いします。お問合わせや情報などは、こちらのアドレスまで ysplaning@gmail.com   Instagramでも情報発信しています   Facebookページ随時更新中 noteで無料&投げ銭方式のコンテンツを公開しています。

生産終了

2022年10月で販売終了、レクサスCTのファイナルエディション登場

3代目プリウスのレクサス版として2011年に登場したCT200hがついに生産終了。エレガントなスタイリングの特別仕様車“Cherished Touring”をファイナルエディションとして設定

20220303_01_02_s 

レクサスCT200hといえば、レクサスブランドにおけるもっともコンパクトなモデルであり、パワートレインは1.8リッターエンジンベースのハイブリッド専用モデルとして2011年の登場時には話題となりましたが、じつはいまだに現役で生産されているのでした。

登場年次と1.8リッターハイブリッドというメカニズムから想像できるように、いってみれば30プリウスのレクサス版ともいえるモデルなのであります。つまり、いい加減中身は古くなっているというわけで、そんなレクサスCTがついに生産終了を発表。あわせてファイナルエディションといえる特別仕様車“Cherished Touring”を追加設定しております。


続きを読む

S660最後の50台に申し込んでみた。商談権がWEB抽選となる50台の選び方は?

S660追加生産、WEB申込の段階でグレードとトランスミッションの指定は必須項目


IMG_1754 

先日、拙ブログでも紹介したように2022年3月での生産終了が決まっているホンダの軽ミッドシップスポーツカーS660の追加生産が発表されております。追加分は650台で、そのうち600台は商談中のユーザーに優先的に割り当てられ、残りの50台がWEB抽選で商談する権利が決まるという、まさに最後の運試しといったお祭りモードが始まったのでした。

続きを読む

ホンダNSXが2022年12月の生産終了を発表。F1参戦終了との関係は?

2021年8月12日(北米時間)に最初で最後の限定車タイプSが発表される!

2022 Acura NSX Type S_002-1200x800

Hondaのチャレンジの象徴「NSX」が2022年いっぱいでの生産終了を発表。現行モデルの誕生は2016年1月でありましたから実質的に7年間のモデルライフとなるというわけです。これが長いのか短いのかは議論があるところでしょうが、少なくとも初代NSXのモデルライフ(1990年~2005年)に比べると約半分の長さだったというのは単純な事実といったところでしょうか。

あわせてファイナルエディションとなる限定車「タイプS」が世界350台限定で発売されるということもアナウンスされております(日本向けは30台)。タイプSがどのような仕様になるのか、現時点では上の画像でもわかるようにマットカラーの設定があるくらいしか公表されておりませんが、アメリカ時間8月12日にその詳細は明らかになる模様。

 

続きを読む

S660はもう買えない? だったらコペンを買おうぞ

コペンは法規対応の商品改良でドアミラーを拡大。オートライト機能も標準装備になった!

copen_robe

ホンダの軽スポーツカー「S660」が2022年3月での生産終了を発表したのは、もはや知らぬ人はいないというくらい話題となり、あと一年の生産期間を残して発表したにもかかわらず、2022年3月までの生産枠は使い切るほどの受注を集め、実質的な完売状態にあることも、ご存知の通り。

では、ライバル視されることの多いコペンはどうなのかといえば、こちらは2021年4月に法規対応の商品改良を実施しているのでありました。つまり、まだまだ作る気満々といったところでしょうか。

どんな法規に対応したのかといえば、ドアミラー(後写鏡)の視界の範囲オートライト(自動点灯)の義務化という2点となっております。おそらくCGで合成したであろうWEBサイトの画像でも、たしかにドアミラーが大きくなっているような気がいたします。コペンといえば小ぶりなドアミラーがスタイルを引き締めていた面もありますので、どのくらい印象が異なるのか、はやく実車で確認してみたいところ。


続きを読む

S660生産終了発表、電気自動車でコンパクトスポーツの復活を希望!

もともとは丸目のミニS2000的スタイルだったS660。2011年、東京モーターショーで反響のあったEV-STERのデザインと融合して市販モデルが生まれたという経緯あり。今度こそEVで復活する?

昨日のエントリでお伝えしたように、ホンダの軽ミッドシップスポーツカー「S660」が2022年3月での生産終了を公式発表いたしました。



よく知られているように、S660は「本田技術研究所50周年記念」として2010年に開催された社内コンテストで優勝した若きモデラー椋本 亮さんのアイデアがもとになって進んだ”気軽にスポーツドライビングが楽しめる軽スポーツカー”なのですが、じつは初期のスタイリングは市販版とは似ても似つかないもので、どちらかというとS500の現代版、S2000を丸目にして軽自動車サイズにデフォルメしたといったものでありました。それが、なぜあのスタイルになったのかといえば、2011年の東京モーターショーにホンダが出展した電気自動車のスポーツカー・コンセプト「EV-STER」が次期ビートのデザインスタディ!としてファンの間で盛り上がったからといいます。

ev-ster003

裏側は別として、公式にはEV-STERとS660は、まったくの別プロジェクトで、EV-STERの好評価を受けて、そのスタイリングを市販車開発チームが採用したというのが開発ストーリー。つまり、電気自動車として開発されたデザインをもとにしたガソリンターボエンジン車ともいえるのでした。





続きを読む

歴代社長に愛されたマシン、S660が2022年3月での生産終了を発表

実質的なファイナルエディションの役割を担う特別仕様車「S660 Modulo X Version Z」は315万400円

IMG_0533 

ホンダの軽ミッドシップ2シータースポーツカー「S660」があと一年で生産終了となることを正式発表。S660の生産を行なっているホンダオートボディーではS660のほかにはアクティトラックしか作っておらず、そのアクティトラックも2021年前半での生産終了が決まっているだけに、S660専用工場として成立するはずもなく、S660の生産終了もカウントダウンというのは業界筋では既定路線として見られていたわけですが、こうして正式に生産終了がアナウンスされると、なんとも感無量な思いがこみ上げてくるのでした。



それにしても、正規のルートで商品企画が進んでいたわけではなく、そもそもは本田技術研究所50周年記念のコンペで優勝した椋本氏(当時はモデラー)のアイデアが、モックアップ制作、実走行できるプロトタイプの制作へと発展していく中で、当時の本田技研工業・伊東社長の目に留まり量産化プロジェクトがスタートしたという異例のモデルがS660。もうすぐ退任する八郷社長もS660は好きなモデルと話されるのを何度か耳にしましたが、歴代社長に愛されたホンダらしい軽ミッドシップスポーツカーを新車で購入できるチャンスは、残り一年というわけです。続きを読む
記事検索
アクセスカウンター
  • 累計:

月別アーカイブ
  • ライブドアブログ