クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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燃費性能

MAZDA3セダンに4つ目のパワートレインを設定。1.5リッターガソリンの燃費性能は?

MAZDA3、選べるパワートレインはSKYACTIV-G 1.5、SKYACTIV-G 2.0、SKYACTIV-D 1.8、SKYACTIV-Xの4種類

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 MAZDA3 SEDAN 100周年特別記念車(2WD車)

マツダからテクノロジー的、アーキテクチャー的にいうと同社の中心的モデルであるMAZDA3にバリエーション追加の発表。これまでハッチバックにしか用意されていなかった1.5リッターガソリンエンジン「SKTACTIV-G 1.5」が、セダンにも設定されたとのこと。

日本市場では自動車税が500ccごとに税額がアップする仕組みなので、その意味では1.5リッターというのは商品力アップにつながりそう。ちなみに、いま新車で買うという条件であれば、1,000cc超1,500cc以下:30,500円、1,500cc超2,000cc以下:36,000円の自動車税が基本となっております。

というわけで維持費の面では1.5リッターエンジンの設定というのは商品力アップにつながりそう。



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カローラスポーツのハイブリッドとダウンサイジングターボの差はスーパーカブ一台分?

価格差27.5万円、出力差5.0kW
すなわちスーパーカブ110一台分弱の違いがある?


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YouTubeのほうに『決定! ハイブリッドVSダウンサイジングターボ、エコカーの王者が決まった!』という動画をアップしたのですが、ようはカローラスポーツの1.2リッター直噴ターボと1.8リッターハイブリッドを最高出力・燃費性能・価格の部分で比較してみようというカタログを見るだけで作れる炬燵系企画(汗)

あらためて数字を整理すると次の通り。

カローラスポーツG”Z”比較
1.2ターボ1.8ハイブリッド
最高出力85kW90kW
車両重量1310kg1370kg
WLTC燃費16.4km/L30.0km/L
 市街地12.9km/L29.4km/L
 郊外16.9km/L32.9km/L
 高速道路18.2km/L28.8km/L
価格254万9800円282万4800円

見ての通り、燃費性能ではハイブリッドが圧倒的でダウンサイジングターボはエコカーとしての経済性においてはハイブリッドには敵わないというのはひと目で明らか。

そして、カローラスポーツの1.2リッターダウンサイジングターボ車は、ハイブリッドと比べて最高出力で5kW劣っているのに燃費性能では大きく差をつけられ、メーカー希望小売価格でいうと27万5千円ほど安いというのが、この数字の羅列から導かれる結論であります。






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CAFE(企業平均燃費)方式とは? その算出方法は?

カタログ燃費性能の平均ではなく、カタログ燃費と販売台数から導かれる
2019年はCO2排出に関する動きが話題を集めましたが、いまの自動車において環境性能は優先的に満たしている必要がある機能であって、その上で乗り味やスタイリングといった部分で差別化することが求められているともいえましょうか。

そして、日本でも2020年度基準から、欧⽶においても採⽤されている企業平均燃費⽅式(CAFE⽅式)を採⽤することが決まっております。CAFE方式とは、国土交通省・経済産業省の公開しているペーパーによれば以下の通り(参考リンク先に詳細は載っております)。

すべての重量区分で燃費基準を達成する必要はなく、各区分の燃費の実績値を販売台数で加重平均した「CAFE値」が、各区分の燃費基準を販売台数で加重平均した「CAFE基準値」を上回ればよいので、企業はそれぞれの強みを活かした柔軟な戦略をとることが可能。

●参考リンク
http://www.mlit.go.jp/common/001224511.pdf 

このペーパーではわかりやすくするために4車種をラインナップしているという仮定で、計算式を載せております。簡単にいうと販売台数に応じて、それぞれの車重から導かれる燃費基準と実際のカタログ燃費からメーカーごとの基準値が設定され、CAFE値が導かれるというもの。

せっかくなので、その計算ができるようエクセルに落とし込んで計算してみた結果(のスクリーンショット)がこちら。

2019-12-27 (5)
AセグのA車とCセグのC車は基準値を超える燃費性能で、BセグとDセグの各モデルは基準値を下回る燃費性能という想定で、販売台数に任意の数値を入れることにより、販売比率によりCAFE値がどのように変化するかを見ることができると考えたわけです。このケースではAセグとCセグが売れているという想定なので、当然ながらCAFE値は基準値をクリアしております。


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ホンダ・フリードの非ハイブリッドで19.9 km/Lの燃費表示。エコドライブのポイントは?

365 kmを走行しての燃費表が19.9 km/L。カタログスペックは19.0 km/L(JC08モード)
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先日、1.5リッターのガソリン直噴4気筒エンジンを積むホンダ・フリード(FF)でツインリンクもてぎを訪れたのですが、その往復での燃費表示が19.9 km/Lと久しぶりのカタログスペック超え。ちなみに個体としてはマイナーチェンジ前でJC08モードのみカタログに表記されたいた時代のモデルですが、そのカタログ値は19.0 km/Lですからモード燃費達成率でいうと104%であります。

ともあれ、こうして燃費計の表示を示すと「実燃費がー」、「満タン法で計算するとー」という指摘もあるわけですが、経験的にいうと満タン法は機械のオートストップに頼ったとしても精度が信用できないので、むしろメーター表示のほうが燃費としては正解に近いというのが実感。ちなみに、上の画像は給油直前に撮ったものですが、この状態で18.78 Lが入ったので、トリップAの走行距離を用いて満タン法でいうと19.5 km/Lとなるのでした。そして精度のことを言い始めるとトリップ計の表示がどこまで正確かという話にもなるわけです。タイヤが新品状態なのか、減っているのかでズレてくるわけですから。そういう点もあって、現在のクルマであればメーター内の燃費表示のほうが信用できると考えている部分もあるのでした。


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スタイリングで欲しくなるVW XL1、勝手に色も塗ってみた

フォルクスワーゲンのSuper Efficient Vehicle 「XL1」がアメリカ上陸というニュースがあり、あらためてそのスタイリングを眺めていれば、なんともいえない魅力を感じてしまう自分に気付きます。

かなり変わったカタチだとは思うのですが、このスタイルがじつに刺さるのであります。


というわけで、複合モード燃費111km/Lという2気筒ディーゼルのプラグインハイブリッドカー「XL1」の画像を連続アップ。完全に個人の趣味で、眺めてニヤニヤするためのアルバム的エントリーであります、悪しからず(汗)
 
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そういえば、白やシルバーのボディカラーしか記憶にないXL1ですが、赤や黄色といったカラーリングも似合いそう。 というわけで、勝手に色を塗ってみましたが、いかが?
xl1_yellow

xl1_pink

xl1_green


 
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