自転車は車道走行が大基本なのはコンセンサスがとれてきた。次は追い越しポイントの相互理解が混合交通での課題?



ここ数年、自転車愛好家の方が増えている印象あり。とくに休日ともなれば、幹線道路でも観光道路でもサイクリストの方を見かけるケースが増えております。そして、きちんとしたサイクリストの方ほどちゃんと車道を走っているのでした。

なにしろ、道路交通法では自転車は軽車両であり、基本的には車道を走るべきと定められておりますから。たしかに、いわゆるママチャリなどでは歩道を走っているケースも見受けられますし、道路交通法的にいっても『著しく自動車などの交通量が多く、かつ、車道の幅が狭いなどのために、追越しをしようとする自動車などの接触事故の危険がある場合など、普通自転車の通行の安全を確保するためやむを得ないと認められるとき』は、普通自転車であっても歩道を走っていいとなっておりますが、あくまで例外的規定というのが基本的なスタンスであって、歩道を走っていいのは『13歳未満の子供や70歳以上の高齢者、身体の不自由な人が普通自転車を運転しているとき』に限った話となっております。

※参考リンク:https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/bicyclette/jmp/bicyclette.pdf

とはいえ、ここでいう『追越しをしようとする自動車などの接触事故の危険がある場合』という項目については、もう少し啓もうするなり、サイクリストとドライバーの間でなんらかのコンセンサスが必要と思えるのも事実。もしドライバーのスキル不足でサイクリストが事故に巻き込まれると、スピードが出ているほど重大インシデントにつながる可能性大ですから。





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