クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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死亡事故

白バイ隊員でさえ死亡事故になってしまう右直事故の怖さ

信号のない丁字路交差点で右折の大型トラックと白バイが衝突。32歳の白バイ隊員が亡くなった


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バイクの死亡事故につながりやすい形態のひとつが、いわゆる「右直事故」。

直進するバイクの速度を把握できず、四輪車が右折することで起きるというのが典型的なケースで、バイク側としては対向車線で右折しそうなクルマがいるときには、もし右折してしまっても衝突を回避できるような速度で走るというのが唯一といっていい防衛手段。

速度の出ていない道路であれば、あえて減速して右折車両を先に行かせてしまうくらいの判断をしたいくらいのシチュエーションともいえます。

そんな右直事故で、公道でのライディングテクニックとしては最高レベルを有しているといえる白バイ隊員が逝ってしまったというニュースあり。


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ドライバーの意識喪失による事故は自動運転テクノロジーで防ぐことができる

ドライバーが体調不良によって意識を失ったような状態に対応するシステムの普及があれば、防ぐことができる事故もある



先日、沖縄県でダンプが反対車線を走っていた乗用車に正面衝突をして2名が亡くなり、ほかに怪我人も出るという大きな交通事故が発生しました。当初は単純な接触事故をきっかけにして反対車線に飛び出したことで起きた多重クラッシュという印象の報道でしたが、続報によると事故前からダンプが蛇行運転をしていて、さらに運転手に脳内出血があるということで、事故前から意識を失っていたのではないかという話にもなっております。

 

脳内出血や心臓発作などによって意識を失ってしまうというのは単純に年齢で切ることができないもの。たとえば脳梗塞系によって体のコントロールができなくなるというのはよく知られていることでしょうが、若年性脳梗塞といって45歳以下の人にも起きうる疾病でありまして、けっして高齢者だけの問題ではなかったりもするのでした。

つまり、ドライバーの意識喪失による交通事故というのは誰にでも起きうる話といえるわけです。では、その対策としてハードウェア側でやれることはないのか、と考えてみたのが冒頭の動画。続きを読む

2020年に入って自動二輪の死亡事故が増加中。2月末時点で前年同期比136.1%

ライダーの皆様、安全運転を心がけましょう!


2020年になって交通事故死者数が増えているという話。自動二輪の事故防止啓蒙活動が盛んになっているというのは警察関係のTwitterアカウントのつぶやきからも感じられる状況でありましたが、事実として自動二輪の死亡事故件数は増えているようです。

上記の動画は、警察庁の発表した2020年2月末時点での交通事故統計月報から抜き出して作ったものですが、たしかに自動二輪の交通事故による死者数は増加傾向にあり。とくに30~40代のライダーが犠牲になっているケースが増えているという印象であります(あくまで前年比)。

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