クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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横浜ゴム

Amazonギフト券のキャッシュバックで気になる”浜ゴム”のオールシーズンタイヤ

2020年10月1日から「ヨコハマオールシーズンタイヤキャッシュバックキャンペーン」が実施される

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冬用タイヤ規制をクリアできるし、ドライの舗装路やウェット路面でも十分なグリップを発揮するという「オールシーズンタイヤ」は、コストや安心面のアドバンテージから近年注目を集めているリプレイスタイヤのジャンルですが、横浜ゴムがオールシーズンタイヤキャッシュバックキャンペーンを実施という発表あり。ちょうど冬用タイヤを物色しはじめるタイミングで、今度はオールシーズンタイヤを選ぼうかなと迷っているユーザーを後押しすることが狙いのキャンペーンでありましょう、おそらく。



インターネット販売は除外で、リアル店舗での購入だけが対象というのはちょっと時代感からズレている気もしますが、Amazonギフト券4000円のキャッシュバック(先着2000名)というのは今どき感があって気になるキャンペーンといえるのでは? 「これを機会にオールシーズンタイヤを検討してみるか!」と思う人も出てくるかもしれませんが、ちょっと待って欲しいというのも事実。

なぜなら、オールシーズンタイヤはオールマイティに走れるタイヤでありながら、じつは万人向けではなかったりするというのが自分の考えだから。いわゆる降雪地域のドライバーは冬には冬のスタッドレスタイヤを選んでおくのが吉と思うわけです。その理由は……。
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自動運転時代のタイヤに求められる機能とは……パンクを自己修復すること

東京モーターショーで初公開される、横浜ゴムの新技術は自動運転時代に欠かせないものになる!
10月25日より一般公開の始まる東京モーターショー2019、その開幕が近づいてきたということで自動車メーカーやサプライヤーなど出展者が様々な事前発表を始めております。というわけで、気になったのが横浜ゴムが初披露する新技術「Self Seal Concept Tire」。これは自動運転・無人運転に対応する走行持続性技術というのが売り文句の新テクノロジーというもの。
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「Self Seal Concept Tire」
カーシェアリングや自動運転ではパンク時のタイヤ交換が難しく、車の運行を止めずに一定距離を走れる機能の必要性が高まっています。新技術「Self Seal Concept Tire」はタイヤ内部にジェル状のシーリング材を配置することで、くぎなどが刺さった際に穴をシーリング材が塞ぎ、空気漏れを抑制します。

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横浜ゴムが1970年代に一世を風靡した「G.T.SPECIAL」を復刻!


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いま見ると商用車的にも見えるトレッドパターンは、当時はスポーティだった
趣味性の強いホビータイヤ戦略で差別化を図る横浜ゴムより「G.T.SPECIAL CLASSIC Y350(ジー・ティー・スペシャル・クラシック・ワイ・サンゴーマル)」が発表されております。1967年に販売がスタートした「G.T.SPECIAL」のイメージを、現代の技術で蘇らせたといえるホビータイヤ。
ヒストリックカーに最適なマイルドな乗り心地、クラシックなトレッドパターンとサイドデザインを合わせ持つタイヤで、サイズは165/80R15 87H、165/80R14 85S 、175/80R14 88Sの全3サイズ
ということであります。「80扁平とか、どこがスポーティなの?」と疑問に思うかもしれませんが、1970年代といえば、そんな時代でありました。スーパーカーブームの主役であったランボルギーニ”カウンタック”のタイヤでさえ70扁平だったわけで、いまとは状況が異なるわけです。だからこそ、いまどきの80扁平では当時のヒストリックカーに似合うタイヤがなく、こうして当時のトレッドパターンを復刻させる意味(ニーズ)があるということでしょうか。

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ADVAN HF TypeD復活。しかし、思い出すのは…… #TAS2017

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1981年に誕生した、伝説のセミレーシングタイヤが復活する
アドバンHFタイプDの発展型として後に登場した「HF-R Type D T・U」こそ、自分にとってリアルに記憶に残るセミレーシングタイヤ(死語)。いずれにしても「D」というアルファベットが示すように大きなブロックにディンプル加工を施したトレッドパターンは共通しているのですが、HF-Rはよりドライグリップを追求したセミスリックと言いたくなるようなトレッドに進化したタイヤ。価格やライフの関係から憧れてはいても、実際に履く機会はなく、実際にアドバンのSタイヤを履くことができたのは、たしかA021Rだったと記憶しております。コントロール性などはまったくわからず、ひたすらハイグリップに頼っておりました(汗)

そんなわけで、HF Type D がどんなタイヤだったのかは体感したことはないのですが、このディンプルが目立つトレッドパターンへの憧れは、オートサロンの会場で見かけた”生HF Type D”へのドキドキが、思い出させてくれたのでした。それにしても、こうして見ると、コンパウンド次第ではウェットでもそれなりに走ることのできるタイヤに仕上げられそう。市場ニーズがグリップ優先なのか、ムード優先なのか、気になるのですが、さて?

■参考リンク
横浜ゴム ニュースリリース
ヒストリックカー向けタイヤ市場に参入。「ADVAN HF Type D」を復活発売
http://www.y-yokohama.com/release/?id=2752&lang=ja

ADVANの歩み 1980~1990
http://www.advan.com/japanese/history/1981_1990.html

精進します。

  




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インサイトのサマータイヤを検討中

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インサイトのシューズをサマータイヤに履き替え、そして国土交通省が「タイヤ騒音規制検討会」中間とりまとめについて、を発表したというタイミングもあって、新しいタイヤについてもろもろ考えている今日このごろ。

そういう要件は消費税アップ前に結論を出して、行動しておくべきなのでしょうが、3~5年は使うものですから、ついつい熟考してしまいます。

インサイト、なんだかんだ言ってハイブリッドカーですから、とりあえずの条件は、国内のタイヤラベリング制度における転がり抵抗AAAをクリアしていること。

もっとも、インサイトは『タイヤに頼らず燃費を稼ぐ』という基本コンセプトを持っている面もあるので、転がり抵抗の小さなタイヤを選ぶのはクルマの方向性とズレてしまうかもしれませんけれど……。


それはそれとして、ともかくAAAのタイヤをピックアップしてみたのでした。





さて、どうしましょう? 本日はエイプリルフールですが、そこそこ本気です(汗)
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