2050年にカーボンニュートラルを目指すならば、ゼロエミッション車の生産能力を考えて100%電動化を達成すべきタイミングから逆算する必要がある
CO2排出量削減のためにモビリティの電動化を進めるというのは、その評価は別として世界的なコンセンサスになっていると感じるわけですが、一方でモビリティのフル電動化には電力供給能力をどうするのかという課題もあり。
そうした指摘からCO2排出量への対応だけでいえば現時点ではガソリンハイブリッドがベストソリューションと判断すべしというのは日本の自動車メディアは主流になっていると感じるわけですが、それとは別に考えないといけないのは、フル電動化するとして、何台のZEV(ゼロエミッションビークル)が必要で、その供給能力は年間何台規模なのかということ。
仮に8000万台の車両が必要だとして、年間の製造能力が500万台程度だとすれば、フル電動化が必須の15~16年前には市販車が100%電動化している必要があるという風に考えられるのでは? というのが、このモトブログ風の考察動画において自分が指摘しているポイントのひとつ。
すでに欧州はそうしたフェイズに入っているのに対して、日本はまだまだZEVをキワモノとして捉えているのは時代に取り残されてしまうのでは、と心配になるということも指摘させていただいております。
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CO2排出量削減のためにモビリティの電動化を進めるというのは、その評価は別として世界的なコンセンサスになっていると感じるわけですが、一方でモビリティのフル電動化には電力供給能力をどうするのかという課題もあり。
そうした指摘からCO2排出量への対応だけでいえば現時点ではガソリンハイブリッドがベストソリューションと判断すべしというのは日本の自動車メディアは主流になっていると感じるわけですが、それとは別に考えないといけないのは、フル電動化するとして、何台のZEV(ゼロエミッションビークル)が必要で、その供給能力は年間何台規模なのかということ。
仮に8000万台の車両が必要だとして、年間の製造能力が500万台程度だとすれば、フル電動化が必須の15~16年前には市販車が100%電動化している必要があるという風に考えられるのでは? というのが、このモトブログ風の考察動画において自分が指摘しているポイントのひとつ。
すでに欧州はそうしたフェイズに入っているのに対して、日本はまだまだZEVをキワモノとして捉えているのは時代に取り残されてしまうのでは、と心配になるということも指摘させていただいております。
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