クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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急速充電

リーフ歴4年目オーナーの結論、急速充電サブスクには入らないが正解!

ゼロエミッションサポートプログラム3に入るとしたら月額550円の「シンプル」プランで十分でしょう

2021-04-11 (2) 

初代リーフ(AZE0)を中古で購入してから丸3年が経ち、電気自動車生活4年目となっている自分。

現在のところ外出先で利用する充電サービスとしては、急速充電サブスクといえる「ZESP2(ゼロエミッションサポートプログラム2)」に加入していて、月額2200円(税込み)で急速充電が使いホーダイという状況にプランを利用しているのでした。とはいえ、リーフ歴4年目に入ったということはZESP2を使える期限があと2年になったということ(満期5年のため)。



まだまだ2年間は急速充電が使いホーダイが使える身なので次のことを考えるのは気が早いかもしれませんが、上記リンク先にも明記されているようにじつはZESP2はすでに新規加入ができない状態で、すでに新サービスであるZESP3に移行しているのでした。ZESP3の変化ポイントや課題については以下のコラムにてリーフオーナー目線で解説させていただいておりますが、ZESP2の充電ホーダイと比べると実質値上げというのがわかりやすい結論でしょうか。


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90kW大出力急速充電器、2台同時充電時にそれぞれの出せる最高出力は?

国内メーカー初となるCHAdeMO protocol Rev.1.2認証で、90kWの大出力急速充電器は2台同時充電に対応!
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リーフe+のような大容量バッテリーを持つEVをがっちり充電できるCHAdeMO protocol Rev.1.2に対応した急速充電器は徐々に普及していて一部のディーラーではすでに設置されているようですが、個人的には初対面となったのがオートモーティブワールド2020。もちろん製造元である新電元工業ブースでの出会いであります。

90kWの大出力で一気に急速充電できるというこの機械。よく見ると充電ケーブルが左右にあるマルチアウトレット仕様となっているのでした。90kW対応のケーブルはなかなかに重量感があって手に取ると「オッと」と声が出てしまうのは思い込みのせいなのか、本当に重いからなのか……。


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満充電で210kmを走行可能と表示。EVのベストシーズンがやってきた!

10月の平均電費は8.6km/kWh。ちなみにカタログ値は9.3km/kWh(JC08モード)
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EVオーナーとしては、まだ一年ちょっとの経験しかありませんが、運転していても、また充電の入り方を見ていても、10月の気温というのはMyリーフにとってのベストシーズンという印象。つまり、電費が伸びる季節というわけです。

上の画像は、先日の台風19号に備えて、久しぶりに満充電をしたときのメーター表示ですが直前まで市街地走行をしていたにも関わらず、100%充電での航続可能距離は200kmオーバー。カタログ値は280kmでありますから、オーナー外では期待値に対して物足りないと思うかもしれませんが……。



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バッテリーに優しい気温。EVにちょうどいい季節がやってきた?

急速充電直後でもバッテリーの温度は6目盛りに収まっている
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以前のエントリで触れたように空冷バッテリーの電気自動車「リーフ」にとって効率的にハイシーズンといえるのは10月なのですが、秋めいた気温になってきたおかげで電費が良くなってきております。先日、高速道路中心に100kmほど走行した日の電費は9.1km/kWhとカタログスペック(9.3km/kWh)に迫るものでありました。

その大きな要因が空冷バッテリーの温度がちょうどいいことにあるであろうというのは経験的に感じていることですが、たしかに急速充電直後のバッテリーの温度を見てもさほど上昇することなく安定しているのでした。御覧の通り、充電直後で6目盛り。夏場であれば左側のバッテリー温度計は8目盛りになることもあるのに、であります。

こうした気温によって左右されるバッテリー温度が、どれほど電費に影響するしているのかはわかりませんが、少なくとも温度管理によって電費が改善できるのであればバッテリーの水冷化が及ぼすポジティブな影響は無視できないはずで、次に電動車を買うのであれば水冷バッテリーを選ぶべき、と思ったりするのですが、さて?

ちなみに、自分の中で電費がいいなと思う目安は、バッテリーの充電量(中央にある%の数字)を倍にた数字よりも走行可能距離(右側にあるkmの数字)が大きいこと。なお走行可能距離は、直近の走り方によって変化するので、だいたいその日の電費がよいか悪いかの判断になるのであります、ハイ。

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精進します。
  




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マツダが東京モーターショーで初公開する量産EV。しかし日本で売らないと暗示するティザー画像 #TMS2019

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【オートテスト】電気自動車でもモータースポーツは楽しめる!

1本30~40秒ほどのオートテスト、一回のアタックでバッテリーは2~3%を消費


というわけで、茨城中央サーキットまで無事に到着してオートテストに参戦。なんと100台も集まっているという盛況ぶりでしたが、練習走行1本、本番2本と計3本を走ることができるというタイムスケジュールとなっていたのは、ここまでたどり着いたクルマとしてはありがたい限りであります。

さて、スタート前の時点でバッテリーは80%程度の充電量。最低でも50%程度の電力は残しておかないと帰路で2回充電することにもなり兼ねません(日曜夕方の常磐道は渋滞することがあるので)から、逆算すると1本あたり6~7%の電力消費をしても大丈夫という計算になるわけです。

というわけで、まずは最初の練習走行はゆっくり目で様子見。ほとんどアクセルを全開にしない走らせ方ではバッテリーの温度上昇はありませんし、消費電力も2%ほど。もっとも速い人で30秒程度の短いコースを40秒以上かけて走ったのですから、そうそう大電流を使うシチュエーションでもなかったわけです。とはいえ、通常の街乗りであれば2%というのは4~5kmは走行できるだけの電力であって、やはりモータースポーツというのは、それが入門編のオートテストであってもエネルギーを使ってしまうのだなあ、と実感であります。

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