クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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小型二輪

アメリカでの価格は9999ドル、2気筒エンジンのレブル1100が登場

アフリカツインの心臓部を与えられたアメリカンスタイルモデル「Reble1100」が北米で発表。デザインテーマは“Relax and Excite”
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なんでも日本の小型二輪でもっとも売れているのはレブル250だそうで。たしかに、あの足つきの良さと59万9500円という絶妙な価格のバランスは、人気モデルとなるのは当然という印象。実車を見ると意外にフロントフォークが寝ているわけではなく、単気筒ネイキッド的なテイストも持つ、アメリカンスタイルとのクロスオーバー感も、独自の魅力といえましょう。

そんなレブル・シリーズの長兄といえる「Reble 1100」が北米で発表されております。

エンジンはアフリカツイン譲りの270度クランク並列2気筒。トランスミッションはアフリカツイン同様に6速MTとDCT(オートマチックトランスミッション)の2タイプを設定するといった具合。メーカー的にはDCT推しのようで発表されているプレスフォトはほとんどすべてがDCTのように見える次第。

たしかに、このスタイルに似合うのはDCTでありましょう。

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モビリティの未来を勝手に予想。二輪は今のうちに味わっておきたい

ジグザグ走行をする二輪に対応した自動運転を開発するか、それとも二輪を排除して自動運転の普及を加速させるか


2019年、突然リターンライダーをしたのは、いろいろな意味で「今のうちに自動二輪を満喫しておきたい」と思ったから。いろいろな意味に含は、年齢的・体力的な部分も含まれますが、それ以上に自動二輪を公道で存分に楽しめない時代が来る可能性もゼロではないと感じているから。先日、エンジン車の未来はけっして明るいものではないと考えているといったYouTube動画ブログエントリをあげましたが、自動二輪については仮にモーター駆動となっても生き残るためにはハードルがあると思っているのです。

それは自動運転の進化と関係しています。


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軽自動車税が増税、すなわち二輪も増税だが……

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総務省から地方税法等の一部を改正する法律案の概要が出たのは、今年になってからだったでしょうか。平成27年度からの軽自動車税・増税が話題となり、小生も『2014年 軽自動車のすべて』に関連記事を寄稿しておりますが、もともそ軽自動車税というのは、言うまでもなく軽四輪だけでなく、二輪も含んだ車体課税のカテゴリであります。

同じく平成27年度から「原付及び二輪車の標準税率を約1.5倍(最低2,000円)に引上げ」るという改正がされるのでした。


〔平成27年4月1日施行〕
原付(50cc以下) 1,000円(現行) → 2,000円(改正案)
軽二輪(125cc超~250cc以下) 2,400円(現行) → 3,600円(改正案)
小型二輪(250cc超)4,000円(現行) → 6,000円(改正案)
 

ただ、車体課税が排気量(≒性能)に対してかけるものだとすれば、アンフェア度が増した感じではあります。もともと原付きに対してリッターバイクが4倍の税額であったのも大排気量にとってはオトク感ありましたが、改正後は原付きの3倍の課税額で、20倍以上の排気量を持つバイクに乗れるという見方もできます。

いや、軽四輪と比べても、660ccの倍以上の排気量があって、最高速度などのパフォーマンスも圧倒的なリッターバイクの税額が6,000円というのは、かなりのオトク感。もっとも、現行の軽自動車税では軽トラとリッターバイクが同じ4,000円なのに対して、改正されると軽トラは5,000円、リッターバイクは6,000円となるのではありますが……。

ただ二輪に関しては、いわゆる旧車増税も設定されていませんから、大排気量の旧車を愛でるには他のカテゴリに比べると、いい状況にあるといえるのかも。

こうして税制的な部分だけを見ていると、250cc超の小型二輪の優位性はまだまだ強いと思うわけで。だったら大型二輪免許を取得してリッターバイクに乗ればいいじゃないか! などと本末転倒的に思ってしまう今日このごろなのでもありました(汗)

※画像はイメージです 
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