ファブレス、アウトソーシングが進むとして果たして自動車生産を受注する企業は存在するか?

 

先日、YouTubeで公開したこちらの動画。映像自体は首都高を走っている様子なので、実質的なコンテンツとしては音声オンリーのラジオ感覚というか、Voicy的な動画ですが、その内容をまとめると以下の通り。
欧州での電気自動車比率が急上昇中で、欧州プレミアムブランドからもジャガー、ボルボが電気自動車専業になると発表している今日この頃。はたして、電気自動車専業になることでテスラのように株価は爆上がりするのか、そしてテスラの時価総額が自動車メーカーとしては異例なほど高い理由とは。はたまた、Appleカー、Googleの自動運転はどうなるのか?そうした点について電気自動車で首都高を走りながら考察します。
もっと単純にまとめると「電動化、自動運動化が進む中で、既存の自動車産業という垂直統合的ビジネスモデルが、水平分業に変わっていくのでは? というトレンドが進んでいますが、そう簡単にはいかないだろう」という話をしているといったところでしょうか。

たしかに電動におけるバッテリーマネージメントや自動運動の基本制御といった部分ではオープンソース的に開発が加速していくでしょうし、その領域ではメーカー・ブランドによる差別化は難しくなるでしょうが、乗り心地や静粛性といった部分をシミュレーションで作り込むのはまだまだ難しいと感じるというのが、一気に水平分業的スタイルには移行しないであろうと思う理由といったこともお話させていただいております。




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