クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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商品改良

売れ筋ミニバン、ホンダ・フリードが商品改良と特別仕様車を発表

グリルレスデザインのトレンドに変化あり? 特別仕様車BLACK STYLEにメッキグリルが採用された!

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ホンダの売れてるコンパクトミニバン「フリード/フリード+」が一部改良および特別仕様車の設定を発表しております。改良によって標準装備化された機能は以下の通り。


運転席・助手席シートヒーター
コンフォートビューパッケージ
ロールサンシェード
撥水撥油加工が施された「FABTECT(ファブテクト)」シート表皮

なるほど、商品力を上げてきているわけですが、残念ながらEPB(電動パーキングブレーキ)は採用されなかった模様。街なかでの信号待ちにおいて足がフリーになる「オートホールド」機能は、このコンパクトクラスでも当たり前になりつつある時代を考えると、アップデートしきれなかったというのが、商品改良の内容を見ての率直な感想であります。

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ダイハツ・ミラトコットが実質値下げとなるグレード整理の商品改良

最上級グレードを大幅値下げ、全車に先進安全装備「スマートアシスト」が標準化された

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2021年9月1日に、ダイハツが軽自動車の商品改良を発表。そのひとつがミラトコットで、その内容とはグレード構成を整理し、新色を追加するというもの。新色追加は商品力アップにつながりますが、グレードの集約化というのは売れていないモデルにおいて利益を確保するための常套手段という印象もありますが……。


今回の商品改良の内容をよく見てみると、むしろミラトコットの商品力は爆上がりし、より売れるようになったのでは? と思うのでした。

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ポルシェの電気自動車「タイカン」がアップデートで制御をリファイン

カタログ値は変わらないが、実用電費を向上させる制御の改善が注目点。ヘリテージを活かしたボディカラーの展開も気になる

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 1990年代、ポルシェ911(964型)といえばヴィヴィッドなボディカラーも印象的だったのですが、そんな時代を代表する「ルビースター」をまとったタイカンと964の2ショット画像がポルシェ公式で発表されております。

これはタイカンが商品改良によって、ボディカラーの選択肢を増やしたことをアピールするもの。

17色も用意された標準カラーに加えて、ムーンライトブルーメタリック、アシッドグリーン、ルビースター、リビエラブルー、ビオラメタリックなどポルシェ特有のカラーを含む63色から選べる「ペイントトゥサンプル」が新設定されただけなく、さらにオーナーの希望通りの色に塗装できる「ペイントトゥサンプルプラス」というメニューも新設定されたとのこと。ポルシェらしい、プレミアムな電気自動車として所有満足度をより高める改良といえましょうか。

しかし、それだけではありません。





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御年11歳のRVRが商品改良。先進安全装備を標準化を拡大したら…

いまどき珍しい1.8リッター自然吸気エンジンはそのまま。Type-A/Cに対応する充電用USBポートを後席用に装備

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2010年のデビュー時には、いまとまったく異なるプレーンな顔つきだった三菱自動車のSUV「RVR」が商品改良を発表。メインテーマは安全性の向上で、ニュースリリースによるとエントリーグレードを除いた上級グレードに、『メーカーオプションであった後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト付)[BSW/LCA]、および後退時車両検知警報システム[RCTA]を標準装備化』したのがアピールポイントとなっております。

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トヨタJPN TAXIが法規対応プラスアルファの商品改良を実施

継続生産車に義務化のオートライトを標準装備。トヨタ流では「コンライト」と呼ぶ

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トヨタのJPN TAXIといえば、スライドドアのタクシー専用車。一般ユーザーにはあまり関係ないモデルですが、時代の要請にあわせた商品改良を実施(2021年5月10日)しております。

 

改良ポイントを引用すれば次の通り。
  • ウイルスや菌の抑制に効果があるOHラジカルを含む微粒子イオンを「ナノイー」の10倍量放出する「ナノイーX」を運転席と助手席のエアコン吹き出し口に設置
  • 太陽光やLED照明などの可視光により、抗菌性能を発揮する可視光応答型光触媒「V-CAT」を使用したハーフシートカバー(デラックスタイプ)をトヨタ純正用品に設定
  • 停電などの非常時に給電可能なアクセサリーコンセント(AC100V・1500W/コンセント1個)を全車にオプション設定
  • 照度センサーによる自動点灯・消灯を行うコンライトを標準装備
  • フューエルリッドの閉め忘れをブザーとディスプレイ表示で警告
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レクサスLSに新しい運転支援技術「アドバンスド・ドライブ」を搭載ついでにマイナーチェンジ?

Advanced Drive搭載車はメーターパネルが12.3インチ液晶ディスプレイに進化。アドバンスド・パークはハイブリッド全車に標準装備

分類上は自動運転レベル2ながら、120km/hまでのハンズオフを可能にしたという高度運転支援技術「Advanced Drive」をトヨタが発表。2021年4月8日よりレクサスLSに搭載して発売開始という発表があったのは、ご存知の通り。

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Advanced Driveの機能

高速道路や自動車専用道路の本線上の走行を支援するシステムがAdvanced Driveです。ナビゲーションで目的地を設定すると、ドライバー監視のもと、実際の交通状況に応じて車載システムが適切に認知、判断、操作を支援し、車線・車間維持、分岐、車線変更、追い越しなどを行いながら、目的地に向かって分岐までの運転を支援します。

ドライバーはアクセル、ブレーキそしてステアリング操作からも解放され、長時間の運転における疲労が軽減されるとともに、より周辺に注意を払った安全な運転が可能になります。また、カーブや渋滞、追い越しなど走行中のさまざまなシーンに応じた自然で滑らかな走りを実現、ドライバーの気持ちに寄り添ったスムーズな走りを提供します。
 

文言でみるアドバンスド・ドライブは、その内容的に日産プロパイロット2.0に近いという印象も受けるのですが、自動運転につながるポテンシャルでいえば段違いという感想を持つのもまた事実。なにしろ真の自動運転には欠かせないといわれているLiDARを4機(フロント・右サイド。左サイド・リア)も積んでいるのでありますから。光学系でもステレオカメラと望遠カメラの併用で、ほかにミリ波レーダーも使って周辺をしっかり監視している様は、世界初の自動運転レベル3を実現したホンダ・レジェンドにも匹敵するセンシング能力といえますから。続きを読む
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