クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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動画

自動運転テクノロジーを緊急時の運転支援に活用するマツダの真意とは?

運転することの歓びを守ることがマツダの使命。そうして生まれたMAZDA CO-PILOTコンセプト

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こちらのMAZDA3、ただカラーリングが施されているだけでなく、ボディに12個のカメラが追加された実験車両。そんな貴重なクルマに公道で同乗試乗する機会を頂きました……。

そうです、以前にも拙ブログでお伝えしたマツダの超先進安全技術「MAZDA  CO-PILOT CONCEPT」のプロトタイプに公道で乗ることができたのです。あらためてMAZDA  CO-PILOT CONCEPTを簡単に説明すると、ドライバーが居眠りや体調不良などで正しく運転できないとクルマが検知したときや、体調不良を感じてSOSボタンを押したときに、クルマが安全な場所を見つけて停車、助けを呼ぶというものであります。

同乗試乗レポートについては、こちらのコラムをご覧いただきたいのですが、公道実験を同乗試乗にて公開することからマツダの自信がうかがえます。2025年市販化という技術とは思えないほど、すぐに製品化してもおかしくないという完成度でありました。

 

運転寿命を延ばすことは、健康寿命を延ばすことにつながるといえます。MAZDA CO-PILOT CONCEPTのような、万が一に対応する安全技術があれば、高齢だからという理由で免許を返納することなく、運転を続けていき、健康な老後を過ごせる期間が長くなるかもしれません。
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フルモデルチェンジしたスバルWRX S4の試乗動画でわかった速度の違い

インナーフレーム構造のスバルグローバルプラットフォームに275馬力のFA24DITエンジンを積み、スバルパフォーマンストランスミッションとVTD-AWDの駆動系を持つ「コーナリングが楽しい」4ドアスポーツセダン

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2021年11月25日、スバルが新型WRX S4(日本仕様)を正式発表。いわゆる情報解禁ということで各メディアから様々なコンテンツが提供されております。小生もコラムを書いてみたり、また拙ブログにエントリをあげてみたりと情報発信をさせていただきました。スペックや車両プロフィールはリンク先の記事などでご確認ください。





加えて、YouTubeチャンネルのほうでもオンボード映像を公開。こちらは袖ヶ浦フォレストレースウェイでプロトタイプを試乗した際に撮ったものでノーカットの生映像としております。続きを読む

【NA・5MT】スズキの軽バン「エブリイ」で新東名120km/h区間を走ってみる

余裕はないが120km/h巡行はパワートレイン的には可能。ただしハンドリングは別の話 

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先日、手に入れたスズキの軽商用バン「エブリイ」で新東名高速道路を走って参りました。

新東名といえば、かなりの区間で制限速度が120km/hに設定されている国内屈指のハイスピードなハイウェイ。というわけで、今回の走行では「空気抵抗の大きな軽バンで120km/h巡行は可能なのか」を検証してみることにしたのでした。

乗っているのはエブリイバン(DA17V-4型・NAエンジン・5速MT・2WD)で、高速走行に関係しそうなスペックは次の通り。

車両重量:890kg
WLTCモード高速道路燃費:17.1km/L
全高:1895mm
エンジン型式:R06A(3気筒DOHC)
最高出力:34kW/5700rpm
最大トルク:59Nm/3800rpm
5速変速比:1.000
最終減速比:4.777
タイヤサイズ:145/80R12


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ついにスズキが動いた「ワゴンRスマイル」でムーヴキャンバスを追撃する

「スズキ セーフティ サポート」を全車に標準装備、開口幅600mmの後席スライドドアを与えられたワゴンRの新バージョン。価格帯は130万円~170万円

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スズキは、新しい軽乗用車「ワゴンRスマイル」を2021年9月10日より発売することを発表しました。

「ワゴンRスマイル」は、「高いデザイン性とスライドドアの使い勝手を融合させた、新しい軽ワゴン」をコンセプトとして開発したワゴンRの新モデルである。ワゴンRの特長である広い室内空間と高い機能性に加え、スライドドアの利便性と個性的なデザインを兼ね備えたモデルとして、幅広い世代のお客様にご提案をする。

言わずもがな、ライバルはダイハツのムーヴキャンバス。ようやくスズキがこの全高のスライドドア車に参入です。月販目標は5000台というのも、ムーヴキャンバスの実績からすれば手堅い数値という印象ですが、はたして”スライドドア族”を従来のムーヴキャンバスがすべて押さえていたのか、はたまたどれだけ参入余地が残されているのかどうか……。



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ホンダ・フィットのスタイリングは悪くない!グリルはレスじゃなくて、埋まっている!

スポーティグレードNESS専用のさし色がイエローからオレンジに進化した!

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先日、フィットの月販が2000台レベルまで落ち込んだというエントリをあげたわけですが、そこでも触れているように、売れていないことと「グリルレス・デザイン」に関係なしというのが自分なりの判断。なぜなら、グリルレス・デザインのフリードが、十分にそのカテゴリーにおいては健闘しているからというのが理由なのですが、ではフィットのスタイリング自体はどう思っているのかといえば、個人的には好印象を持っております。

真正面から見ると丸目を感じさせるヘッドライトはかわいらしいものですが、これが斜め後ろから正面に回り込むように近づいていくとヘッドライトは異なる表情を見せますし、そのときフロントにはグリルではない何か別の存在を感じるのもユニークであるし、このスタイリングの魅力だと思うのです。

ちょっと話は変わりますが、初期受注3万台以上を集めたというホンダのコンパクトSUV「ヴェゼル」についても、じつはフィットとデザイン文脈的には同じもので、フィットのフロントマスクで感じた何かが、じつはボディに埋まっていたグリルで、それが浮き上がってきたのがヴェゼルの顔つきを作っているというストーリーが込められているというのは担当デザイナー氏に聞いたところで、グリルレスだからといってキュート一辺倒というわけではないのでした。


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【悲報】月販2000台まで落ち込んだホンダ・フィットを救う手はあるか

商品改良直前とはいえ2021年5月の販売台数は2032台。フィットの売れない理由はグリルレス・デザインじゃない!

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大ヒットとなりホンダ車として一時代を築いたフィット。下にリンクを貼ったように初代の登場から20周年ということで特別仕様車も登場しております。そんな現行 4代目フィットの販売状況は非常に厳しいもの。特別仕様車の設定に伴う一部改良直前で受注を絞っていたとはいえ、5月の登録台数は2032台とBセグメントのコンパクトカーとしては不人気と言わざるを得ない落ち込みぶりなのでありました。

このカテゴリーにおける最人気モデルのトヨタ・ヤリスと同等の月販1万台規模とはいいませんが、日産ノートと同じ月販5000台規模は維持していないとなると、次世代モデルは不要といえるレベルでは? とも思えるほど。はたして、フィットがここまで支持を失ってしまった原因はどこにあるのでしょうか……。 


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