クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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八千代工業

歴代社長に愛されたマシン、S660が2022年3月での生産終了を発表

実質的なファイナルエディションの役割を担う特別仕様車「S660 Modulo X Version Z」は315万400円

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ホンダの軽ミッドシップ2シータースポーツカー「S660」があと一年で生産終了となることを正式発表。S660の生産を行なっているホンダオートボディーではS660のほかにはアクティトラックしか作っておらず、そのアクティトラックも2021年前半での生産終了が決まっているだけに、S660専用工場として成立するはずもなく、S660の生産終了もカウントダウンというのは業界筋では既定路線として見られていたわけですが、こうして正式に生産終了がアナウンスされると、なんとも感無量な思いがこみ上げてくるのでした。



それにしても、正規のルートで商品企画が進んでいたわけではなく、そもそもは本田技術研究所50周年記念のコンペで優勝した椋本氏(当時はモデラー)のアイデアが、モックアップ制作、実走行できるプロトタイプの制作へと発展していく中で、当時の本田技研工業・伊東社長の目に留まり量産化プロジェクトがスタートしたという異例のモデルがS660。もうすぐ退任する八郷社長もS660は好きなモデルと話されるのを何度か耳にしましたが、歴代社長に愛されたホンダらしい軽ミッドシップスポーツカーを新車で購入できるチャンスは、残り一年というわけです。続きを読む

ホンダS660、2016年の総生産は2か月で1942台!

全国軽自動車協会連合会が発表している速報データによれば、ホンダS660の販売台数は、2月が949台、1月が993台。 1月は正月休みが、2月はそもそも日数が少ないという状況を考えれば、おそらくリミットに近い生産台数なのでありましょう。ライン立ち上げの段階で、S660を生産する八千代工業の四日市製作所を取材した印象では、一日の上限が”どんなに頑張って”も50台弱といったところでありましたから、相変わらずフル生産なのでありましょう。

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4月にはデビュー一年を迎えるS660ですが、ホンダが公表している納期によると相変わらずバックオーダーを抱えた状態となっている模様で、この手のカテゴリーのモデルが、どんどんと市場に溜まっていくのは、将来を考えてもウェルカムな状況と思うのでありました。

ちなみに、2015年の販売台数が9296台となっているので、すでに総生産台数で1万台を超えたはずで、このまま推移すれば少なくとも総生産台数5万台は期待できそう、と感じるところですが、さて?

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もっとも、販売が落ち着いてこないと、新色追加などは期待できないのではありますが(汗)

精進します。

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