クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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先進安全装備

軽商用1BOX、スズキ・エブリイの5MTはカタログ値を超える好燃費だった

納車からの走行距離は480km、まだまだナラシ中の初給油で判明した燃費は18.4km/Lだった!

   

個人的な話なのですが、いろいろな思いがあって新しい愛車に軽バン「スズキ・エブリイJOIN」を迎え入れ、絶賛ナラシ中です。のんびりナラシ運転をしている模様は上の動画を見て頂ければ幸いです。

さて、最新のDA17V・4型を選んだ理由は先進安全装備の充実にあります。先進安全装備としては夜間の歩行者も検知する衝突被害軽減ブレーキはもちろんのこと、後退時ブレーキサポート、車線逸脱警報、先行車発進お知らせ機能、ハイビームアシストなどなどステレオカメラを用いたスズキセーフティサポートをフル搭載。それでいながら、エンジンはDOHCの自然吸気、トランスミッションは5速MT、もちろん駆動方式はFRという走り(?)の仕様でもあります。

そんなエブリイJOINの主要スペックを紹介すると次の通り。


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レクサスのコンパクトSUV「UX」に特別仕様車が登場。専用インテリアが魅力的!

予防安全装備を充実させたほか、マルチメディアシステムがSmartDeviceLinkTM、Apple CarPlay、Android AutoTMに対応させる商品改良も実施

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レクサスは、コンパクトSUVモデル「UX」に特別仕様車“Urban Elegance”を設定するとともに一部改良を実施。10月1日に発売しております。

UXは国内向けには、2.0リッターのガソリンエンジン車(FWD)と2.0リッターハイブリッド車(FWD、4WD)をラインナップしているSUVで、プラットフォーム(アーキテクチャ)的にいうとトヨタC-HRと兄弟的な存在といえるモデル。とはいえレクサスですからそれなりに立派なお値段で、今回の一部改良後のメーカー希望小売価格は、ハイブリッドが4,329,000円~5,449,000円、ガソリンエンジン車が3,973,000円~4,828,000円となっております。

そんな”ハイソ”なコンパクトSUVでありますから、特別仕様車の名前が“Urban Elegance”となっているのも自然な感じ。ちなみに、特別仕様車のベースはUX250h “version C”(4,573,000円~4,838,000円)/UX200 “version C”(4,217,000円)となっております。

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「自動ブレーキ」にインセンティブ、自動車保険のASV割引が2018年より開始

AEB(衝突被害軽減ブレーキ)の装備でクルマの任意保険が 9 % 割引!
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ネットオンリーの保険は別として、いわゆる任意保険は横並びの設定でありますが、2018年より「ASV割引」がスタートということで、そのチラシをチラリ。

AEB(オートノマス・エマージェンシー・ブレーキ=衝突被害軽減ブレーキ)を搭載したASV(アドバンスド・セーフティ・ビークル=先進安全自動車)について、いわゆる任意保険を9%も割り引くという制度で、そのポイントは「該当モデルの発売から3年間だけ割引になる」という点。とはいえ、3年経ったら値上がりするわけではなく、「AEBによるリスク低減効果が、該当モデルの料率に反映されるので特別に割引をする必要がなくなる」というロジックであります。このあたり、実際に運用していく中で個別の話は出てくるでしょうから、いろいろウォッチしていく必要はありそうですが、さて?

そして、ASV割引が生まれたことで、車種ごとの保険リスクを示す『型式別料率クラス制度』が、さらに注目を浴び、クルマ選びの指標となりそうな予感ビンビンであります、ハイ(汗)

【参考】
金融庁:任意自動車保険のASV割引の導入について (平成2 9年2月2 8日)
http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/seizou/supportcar/pdf/002_06_00.pdf

精進します。
  




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日産ノートとマツダ・デミオ、思想の違いを感じる進化の内容

2016年秋、国産コンパクトカーの進化(マイナーチェンジ)が相次ぎました。日産「ノート」は、新しいデザインランゲージによるフロントマスクと、そして先進的なシリーズハイブリッド「e-POWER」を与えられています。

もう一台、外観はそれほど変わっていませんが、マツダのコンパクトカー「デミオ」は上位セグメントのアクセラから採用されたG-ベクタリングコントロールを備えたほか、アクティブLEDヘッドライト、レーダークルーズコントロール(30~100km/h)といった先進安全装備を設定(オプション)。ディーゼルエンジンもナチュラル・サウンド・周波数コントロールなどにより進化させているのは、すでにお伝えした通り。

もちろん、このクラス(国産Bセグメント)では最強モデルとなるトヨタ・アクア、そしてホンダ・フィットといったモデルも無視できないわけですが、そうしたライバルをキャッチアップすべく実施したという見方もできるノートとデミオのマイナーチェンジには、それぞれの思想の違いを感じる次第。

ノートは「e-POWER」という、同社のラインナップにおいてインパクトのある新テクノロジーで勝負。一方、デミオは前述したG-ベクタリングコントロールや先進安全装備など同社のCセグメントに採用している技術を惜しみなく投入することでクラスレスなキャラクターを強めようとしているといったところでしょうか。

どちらが正しいというのではなく、それぞれの進化をどのように評価するかは好みの問題でしょうし、またこの点だけを取り上げて、企業としての方針ということもできないでしょうが、Bセグメントのマイナーチェンジにおけるアプローチの違いを見ていくことは、ブランドを理解するヒントになりそうな気もすると思うのですが、さて?

個人的には燃費よりも安全にマーケットの意識がシフトしていると感じる昨今でありますから、ミリ波レーダーやカメラを用いた先進安全装備を選ぶことのできるデミオの判断がどのように評価されるのか興味津々。そして、安全装備のメリットとして自動運転技術「プロパイロット」をアピールしている日産が、Bセグメントには、そのテクノロジーを採用してこないのはブランディングとしてはもったいないようにも思うのであります、エエ。

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iPhoneで取った画像、Bセグメントながら上級感が表現するイメージで加工してみました。いかがでしょうか(汗)

精進します。


   







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