クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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三菱自動車工業

帰ってきたエアトレック。三菱自動車の中国向け100%電気自動車SUV

広州モーターショーで世界初公開された電気自動車に懐かしいエアトレックという名前が復活

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三菱自動車の中国における合弁会社が中国向けと思われるSUVスタイルの電気自動車「エアトレック」を世界初公開。その名前自体は、かつてアウトランダーの日本名として使われていた懐かしいものですが、おそらく日本で販売されることはないであろうと想像できるBEVであります。なぜなら、日本向けを含めたグローバル販売を意識しているのであればMiEVのブランドを使うと思われるますので……。



EVコンポーネントとしては、70kWhの大容量の駆動用バッテリーを搭載し、最大約520km(中国CLTC基準)の航続距離を実現。フロア中央に搭載することで、低重心で理想的な前後重量配分としています。軽量高剛性なボディに、モーター、インバーター、減速機を一つの軽量コンパクトなユニットにし、出力とトルクを向上させた駆動システムと組み合わせ、電気自動車ならではの力強く滑らかな走りと、キビキビとした操縦性を一層際立たせています。
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三菱エクスパインダーは1.5リッタークラスの3列シート・クロスオーバーMPV

アセアン向けの小型MPVがデザイン一新、今度こそ日本導入はあるか?

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ルノー日産三菱自アライアンスにおいてアセアン地区を中心に担うことになっているのが三菱自動車。日本でもインドネシアで生産するクロスオーバーMPV「エクスパンダ―」の内外装が大きく進化したという発表をしております。



『エクスパンダー』は次世代クロスオーバーMPVとして2017年にインドネシアで販売を開始以来、アセアン、中東、中南米、南アジア、アフリカと販売市場を拡大、2019年にはシリーズの最上位モデルとなる『エクスパンダー クロス』を追加し、2021年10月末までに累計販売台数はシリーズ合計で約372,000台に達しています。新型『エクスパンダー』は、フロントとリヤデザイン、およびインテリアデザインを一新してSUVらしさを高めるとともに、トランスミッションには新たに高効率CVTを採用することで低燃費化を実現しました。

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御年11歳のRVRが商品改良。先進安全装備を標準化を拡大したら…

いまどき珍しい1.8リッター自然吸気エンジンはそのまま。Type-A/Cに対応する充電用USBポートを後席用に装備

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2010年のデビュー時には、いまとまったく異なるプレーンな顔つきだった三菱自動車のSUV「RVR」が商品改良を発表。メインテーマは安全性の向上で、ニュースリリースによるとエントリーグレードを除いた上級グレードに、『メーカーオプションであった後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト付)[BSW/LCA]、および後退時車両検知警報システム[RCTA]を標準装備化』したのがアピールポイントとなっております。

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三菱自動車の筆頭株主に日産がなる前から存在していたNMKVが創立10周年

NMKVの創立は2011年6月、日産が三菱自動車の筆頭株主になったのは2016年10月
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ご存知のように日産自動車と三菱自動車工業の軽自動車は兄弟車といえる存在。両社の合弁会社(出資比率は50:50)のNMKV(Nissan-Mitsubishi-K-Vehicle)が開発を担当、生産は三菱自動車の水島製作所(岡山県倉敷市)というのが両社の軽自動車全車に共通する開発・生産のスタイル。

そんな合弁会社のNMKVが創立10周年を迎えたとの発表あり。その歴史を簡単に振り返ると以下のようになるそうです(日産ニュースリリースから引用)。

NMKVは、2011年6月1日に日産と三菱自動車の合弁会社(資本構成50%:50%)として設立され、日本市場向けの軽自動車の商品企画やプロジェクトマネジメント等を担ってきました。同社は商品企画や開発、デザイン、購買等の分野において、日産と三菱自動車両社の強みを融合し、競争力のある商品をお客さまにお届けしています。

NMKVが生み出した最初のモデルは、2013年6月に発売された日産「デイズ」、三菱「eKワゴン」「eKカスタム」です。その後、日産「デイズルークス」、三菱「eKスペース」「eKスペース カスタム」(2014年2月発売)、フルモデルチェンジした日産「デイズ」、三菱「eKワゴン」「eKクロス」(2019年3月発売)、日産「ルークス」、三菱「eKスペース」「eKクロス スペース」(2020年3月発売)を市場に送り出してきました。

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三菱エクリプスクロスが新型に変身。ディーゼルOUT、プラグインハイブリッドINの時代感

三菱エクリプスクロスがマイナーチェンジでエクステリアを一新。新設定プラグインハイブリッドはアウトランダーPHEVより50万円以上安いのが魅力

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すでにプロトタイプのメディア向け試乗イベントを開催していたので、目新しさはないのですが、完全に新しいルックスになった新型エクリプスクロスが正式発表。三菱自動車のデザインフィロソフィーである「ダイナミックシールド」を採用したニューフェイス、クロカン4WDの背面タイヤをモチーフとしたリアゲート意匠が示すアウトドア感が特徴といったところでしょうか。


 
メカニズム面では、従来モデルに用意されていたクリーンディーゼルが消え、新たにプラグインハイブリッドが採用されたのがニュース。そのシステムについては、2.4Lアトキンソンサイクルエンジンと前後駆動モーター、一充電消費電力量12.29kWh/回のリチウムイオン電池という組み合わせで、ほぼアウトランダーPHEVと同じスペックといえるもの(WLTCモードの各モードは微妙に異なります)。エクリプスクロスの車格を考えるとオーバースペックとも思えますが、いまの三菱自動車が複数のプラグインハイブリッドシステムを開発・生産するというのは難しいのも事実でありましょう。

ただ、同じシステムと考えるとエクリプスクロスPHEVにお買い得感あり。





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「ダイナミックシールド」を採用した新生ミラージュ。お値段143万2200円から

三菱のコンパクトカー「ミラージュ」がビッグマイナーチェンジ。パワートレインの隠れた進化も気になる



三菱ミラージュがビッグマイナーチェンジを受けて、現行三菱車に共通するダイナミックシールド顔に変身。さらにAEBについてもカメラとレーザーを併用したシステムとなることで、車両・歩行者ともに検知できるタイプへと進化しております。
衝突被害軽減ブレーキは、前方車両に対しては自車速が約5~80km/h、歩行者に対しては自車速が約5~65km/hのときに作動します。
ACCがつかないのは残念ともいえますが、交通事故の減少につながる運転支援システムとしては2020年基準でいえば最低限のレベルはクリアする能力を得たといえるのでは?


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