クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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三菱自動車工業

大好評「デリカミニ」は軽スーパーハイトワゴンのカスタム系としてのコスパもよし!

ターボのFFで188万1000円~という「デリカミニ」の価格は十分にリーズナブル。最強のライバル「N-BOXカスタム」のFFターボは202万4000円の設定…

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三菱自動車から新しい軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」が正式発表。スタイリングやメカニズムの情報は1月に開催された東京オートサロンの段階でほとんど丸裸といった状態でしたが、注目なのは正式発表によって明らかとなった価格でありましょう。



デリカミニのグレード構成は、ターボエンジンのT系とNAエンジンのG系(ともにマイルドハイブリッド仕様)で、それぞれに快適装備が充実したPremiumを設定するというもの。メーカー希望小売価格は次のようになっております。

T Premium:FF 207万4600円/4WD 223万8500円
T:FF 188万1000円/4WD 209万2200円
G Premium:FF 198万5500円/4WD 214万9400円
G:FF 180万4000円/4WD 201万5200円



 
この数字だけをみると「軽自動車としては高価だなあ」という印象を持つかもしれませんが、軽自動車が高くなっているのは今に始まったことではありません。そしてデリカミニのポジションが、各社におけるカスタム系の位置づけだとすると、マーケットの中では、むしろデリカミニはリーズナブルな価格設定なのでした。

たとえば4月21日より価格改訂を発表しているホンダN-BOXカスタムのスターティングプライスは次のようになっているのでした。

NA・FF:182万4900円
NA・4WD:195万8000円
ターボFF:202万4000円
ターボ4WD:215万7100円

N-BOXカスタムの場合は全グレードに先進運転支援システム「ホンダセンシング」が標準装備となっているなど仕様が異なりますのでコストパフォーマンスの単純比較はできないのですが、N-BOXカスタムの販売ペースをみると、この価格帯の軽スーパーハイトワゴンに市場があるのは間違いなく、そのマーケットにいるユーザー目線で考えるとデリカミニはリーズナブルといえるのでは?続きを読む

三菱自動車、軽EV『eKクロス EV』を6月16日に発売、すでに3400台を受注

5月20日からの先行注文では約1か月で月販売目標台数850台の4倍となる約3400台を受注したとか!

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三菱自動車としては、アイミーブ以来となる軽自動車のEV(電気自動車)「eKクロス EV」の正式な発売日が2022年6月16日と発表されました。すでに先行予約は始まっていたので、ようやく販売開始という思いもあるかもしれませんが、いずれにしても三菱自動車の軽EVのリスタート記念日ということになりそうです。



さて、eKクロス EVはエントリーグレードの「G」と15インチアルミホイールを標準装備した「P」の2グレード構成ですが、先行予約が3400台に達したという受注状況を見てみると、バランスよく売れている模様。



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忘れちゃいけない、ミラージュがマイナーチェンジで変わったこと

99%UVカット及びIR(赤外線)カットガラスと寒冷地仕様が標準装備。価格帯は1,457,500円~1,628,000円

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1.2リッター3気筒MIVECエンジンを積んだ三菱自動車のコンパクトカー「ミラージュ」が、現行型のデビューから10年目の商品改良を発表。ロングセラーの定番商品を目指して進化を果たしております。


 

その内容をメーカー発表から引用すれば、以下の通り。

主な改良内容
 ・フロントドアガラスを、従来の99%UV(紫外線)カットガラスから、99%UVカット及びIR(赤外線)カットガラスに変更し、日差しによる暑さやジリジリ感を軽減し、夏場の快適性を向上させました。
 ・従来はメーカーオプション設定であった寒冷地仕様*を標準装備とし、冬場の快適性を向上させました。
   *エンジン始動直後から温風を送り出すスタートアップヒーターを除く
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三菱ラリーアート復活の狼煙はアジアクロスカントリーラリーから!

ピックアップトラック「トライトン」でアジアクロスカントリーラリーに参戦。総監督は増岡浩さんが務める!

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2021年に復活がアナウンスされていた、三菱自動車のワークスブランド「ラリーアート」がモータースポーツ活動を再開というニュースが届きました!

 

舞台はタイを中心に開催されているアジアクロスカントリーラリーで、マシンはピックアップトラックのトライトン。運営は地元のプライベートチームということですが、三菱自動車の技術支援があるほか総監督に増岡 浩 氏を迎えるという体制は、ワークスチーム復活に向けた動きといってよいのでは?

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【アウトランダーPHEV】三菱・日産合作プラグインハイブリッドが好スタートを切った

すべてが第二世代に進化したアウトランダーPHEV。予約受注で約7000台を集める

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一部のメディア・モータージャーナリスト向けの試乗会があったり、すでに受注が始まっていたりとデビューしたかのように振る舞っていた元祖プラグインハイブリッドカーこと「アウトランダーPHEV」が正式に販売開始となったことが三菱自動車から発表されております。


なんでも正式デビュー前の予約受注だけで6915台と、販売目標の半年分以上を集めたということでして、市場から熱望された新型アウトランダーPHEVが好スタートを切ったというところでしょうか。

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三菱ラリーアートが再始動。まずはタイ向けの特別仕様車から

三菱ワークス「ラリーアート」が復活。まずはデカールで彩った特別仕様車から

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三菱自動車が、5月の決算発表で「ラリーアート・ブランドの復活」を宣言していましたが、その第一弾としてタイ向けのモデルに特別仕様車が登場です。


ベース車はミッドサイズSUVのパジェロスポーツとピックアップモデルのトライトン。主なラリーアート仕様のポイントを引用すれば次の通り。
エクステリアでは、往年のラリーアートモデルを彷彿とさせるサイドデカールをはじめ、三菱自動車らしさを印象付けるラリーアートロゴ入りマッドフラップを採用しました。また標準モデルと差別化を図るべく、フロントグリル、アルミホイールをブラックで統一しています。インテリアには、ラリーアートのロゴや、オーバーロックにレッドアクセントをあしらったフロアマットを採用しました。 

というわけで、パフォーマンスに関するハードウェアはそのままにアクセサリー類によってラリーアートの世界観を表現した仕様となっている模様。ラリーアート・ブランドの復活に、コルト・ラリーアートver.Rのようなホットモデルを期待していた向きは拍子抜けかもしれませんが、再スタートとしては妥当なカタチと感じます……。



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