クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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ロードレイジ

逃げるが勝ち! 路上の危険に立ち向かう正義感はいらない

通常のあおり運転はスルーが吉。ロードレイジ(路上暴力)にはSOSを!
こちらの画像は、日産デイズのSOSコール(ヘルプネット)の操作イメージでありますが、この機能が軽自動車として初めて搭載された際に「あおり運転の対策としても有効」という話がありました。まさにSOSコールを使うべき! と感じさせられたのが先日 常磐道で起きたロードレイジでありましょうか。
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結果的に非常に刺激的なドライブレコーダーの映像があったことで、大きな事件(指名手配となるほど)となり、話題にもなっているわけですが、被害者の立場になって考えれば、相手が捕まることよりも自分がケガをしないことのほうが優先順位は高いはず。ケガですめばまだしも、障害が残ってしまったり、まして命を失ってしまうようなことになれやもしれません。ロードレイジというのは冷静さを失っている状態で起きるともいえるので、最悪のケースも考えないといけないわけです。

なにしろ高速道路の本線上で停車してクルマから降りるなんていうのは、その人にとってかなりのリスクなわけです。後方から追突事故にでもなったら、ロードレイジの加害者本人が命を失うことにもなりかねないほど危険な行為。そんな命知らずな行動をとる段階で、交渉の余地はないといえますからとにかく自分の身を守ることを最優先にすべきだと思うわけです。

つまり、暴行事件に発展する前の段階で110番通報なりをして、その状況から逃げ出せるようアクションをとることが重要といえましょう。あおり運転を受けて、自分も冷静さを失ってしまうと、より悪い結果につながる可能性が高まります。加害側の対応に関してはプロに任せて、自分はその状況から逃げることだけを考えるというのが正解では? そうした冷静な行動をとるのに、おそらく「SOSコール」のようなオペレーター(第三者)とつながるサービスというのは役に立つであろうと思う次第。その意味ではメーカーがいう「あおり運転を受けたときに役立つ」というのは納得できるのでした。

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いろいろ話題の白いBMW X5、そのエンジンはクリーンかつ静かです

渋滞中のハンズオフ運転も可能なBMW X5、エンジンは3.0リッターディーゼルだけの設定。それはガソリン以上に静かなことに驚かされる
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いろいろと、お騒がせなBMW X5(アルピン・ホワイト)ですが、そういえば先日ちょっと触れる機会があったのでした。全幅2mを超える巨体は車検証に記載される車重で2240kg(前1080:後1160)と重量級でありますが、それを感じさせない機敏な動きを可能としているのは620Nmの3.0リッター・クリーンディーゼルエンジン。エンジンフードを開けると、そのストレート6エンジンが、かなり低く搭載されているのにも、BMWのこだわりを感じるところでしょうか。

なにより驚かされたのは、このディーゼルエンジンがガソリンエンジンの基準で見ても静かなこと。それも吸音材などで対策した結果ではなく、エンジン自体の発生するノイズがディーゼルとしては極限といえるレベルに抑えられているのであります。ノイズが小さいということは、それだけエンジンがスムースに回っている証左であり、いかにも完成度が高いと感じたのでした。



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