クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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ロッキー

ダイハツ・ロッキーに追加されるシリーズハイブリッド「e-SMART」ってなんだ?

最大熱効率40%の1.2リッター3気筒エンジンと駆動用モーターを組み合わせたFWDパワートレインを採用

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ダイハツのコンパクトSUV「ロッキー」に電動車両が追加されるというティザーがスタート。その電動テクノロジーが「e-SMART HYBRID」と名付けられたことも公表されました。



はたして、どんなハイブリッドシステムなのか。ティザーサイトで見ると、後席の下あたりにバッテリーパックを置き、フロントに1.2リッター3気筒エンジンと駆動用モーター(発電用モーター)を置くシリーズハイブリッドとなっている模様。イメージとしては、日産e-POWERとほぼ同じ構成と考えてよいでしょう。


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【ライズ&ロッキー】実質的に日本で一番売れている登録車はハイブリッドを持たないSUVだった

2020年の販売台数はトヨタ・ライズが126,038台、ダイハツ・ロッキーが31,153台で合計157,191台!

通常、日本一売れているクルマというと、2020年暦年で195,984台を売ったホンダN-BOXか、もしくは登録車でトップとなる151,766台を販売したトヨタ・ヤリスと紹介されることが多いのですが、じつは登録車の実質的な最人気モデルは別のクルマであることをお気づきでしょうか。

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それがトヨタ・ライズ&ダイハツ・ロッキー。

エンブレム以外はまったく同じといえる兄弟車なので街中で見かける印象で言えば同一モデルとカウントしていいのでは? と思うわけです。そして、全長4m未満の扱いやすいコンパクトなボディにパワフルな1.0リッター3気筒ターボを積んだ、この小さなSUVは2モデルの合計で157,191台を販売。ヤリスを超えて、堂々トップとなるのでした。

ソースはコチラでご確認ください。
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トヨタの新型コンパクトSUV「ライズ」の受注好調。売れているのは最上級グレードばかり?!

グレード別では、Zグレードが7割。Zグレードの価格帯は206万円~228万2200円
ダイハツが開発生産を担当したといってもいいでしょうか、ダイハツ・ロッキーと兄弟モデルとなるトヨタ・ライズの初期受注についての数字が発表されております。なんと月販目標4100台に対して、発売後一か月での受注は3万2000台。初期のオーダーが多いことは珍しくないことですが、さすがに8倍というのは驚き。
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さらに注目なのは人気グレードについて。車両全体の価格帯でいうと167万9000円~228万2200円となっているライズですが、初期受注での人気は最上級のZグレードが7割と集中しているのでした。なおZグレードのメーカー希望小売価格はFFが206万円、4WDが228万2200円。エントリーグレードのXは167万9000円からの設定でありますから明らかに高価なグレードが売れているというわけです。さらにいえば、グレード別シェアではFFで189万5000円の設定となっているGグレードが2割を占めているということですから、廉価版は売れていないというわけです。このあたりも初期受注ではありがちな傾向ですが、それにしてもコンパクトクラスでこれほど上級グレードばかりが売れるというのは、単なるコンパクトカーとは異なるポジションを得たといもいえそう。

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#東京モーターショー2019 で発表。FRベースが伝統だったダイハツのSUVもついにFFベースに

タフト、ラガー、ロッキー、テリオス、ビーゴ……じょじょにマイルドになっていたがFRベースは死守していた
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ダイハツが東京モーターショーでサプライズ公開したのが、この「新型コンパクトSUV(市販予定)」。エッジの効いたフロントマスクは、いかにも硬派なSUVぽさがあり。

ダイハツといえば軽自動車のイメージが強いですが、クロカン四駆でもキラリと光るモデルを出してきた実績がありますから、その中身にも期待してしまうわけです。個人的に記憶に残るのはライトクロカンの第一次ブーム(テラノやエスクードが生まれた頃)にダイハツが出した「ロッキー」で、ビジネスとしては成功したとはいえませんでしたが、走らせてみると非常にハードコアなスピリットを感じさせるもの。また軽自動車の「テリオスキッド」、リッターカーの「テリオス」兄弟にしてもエンジン縦置きのフルタイム4WDで、センターデフロックができるなど素性は本格派でありました。

直近、この手のカテゴリーにダイハツが用意した「ビーゴ(トヨタ・ラッシュが姉妹車)」にしてもエンジン縦置きレイアウトは守っておりました。見た目はクロスオーバーSUV然としながらも、ナンパななんちゃってヨンクが増える中で、ビシッと縦置き4WDの伝統を守っていたのがダイハツのSUVだったわけです。

当然、新型SUVにも期待してしまいますが……

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