クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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レンタカー

まだまだクルマは借りるより買ったほうがいい?

リース、残価ローン、サブスク…クルマの乗り方は増えているけれどリセールバリューを考えると購入一択か?

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 ※画像はイメージです

よく「クルマは買っても資産にならない」という指摘があります。たしかに、特殊なケースを除いて基本的には購入金額に対して確実に目減りしていきます。「だからクルマを買っちゃダメなんだ」と結論づけて、リースやサブスク、はたまた残価設定ローンなどを利用する方法がベターなのかと思いがちですが、そうとは言えないのが現実でもあるのでした。

たとえば、250万円のクルマが3度目の車検(新車から5年弱を乗ったという意味)を目前に控えて100万円で売れたとして残価率は40%。逆の表現をすると車両本体を5年弱150万円、年間30万円程度でリースしていたという考え方もできます。

駐車場や保険、メンテナンスやガソリン代などの維持費は別として、一日900円弱で”好きなときに乗れるクルマ”を持つことができるわけで、こうやって計算するとシェアリングよりもオトクに感じてきませんか? 



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マイカーを持つべき環境を判断するシンプルな指標とは?

毎週平日に3日以上使うのであればマイカーを持つベネフィットがあると判断できる



経済評論家などなどのクラスタの方が、「マイカーを持つべきか否か」というテーマで話すとき、ほとんど対象が都内住みのサラリーマン家庭であったりして、駐車場代などのコスト計算にしても、また代替手段としての公共交通機関にしても、地方住まいだとリアルさがなく、一般論に落とし込めないと感じるケースが多いものですが、YouTubeで見かけた勝間和代氏の「マイカーの必要性を見極める」手法は非常に納得感があり、普遍性のあるものと感じたので紹介させていただきます。

動画を見ていただければシンプルですぐにわかるのですが、指標とするのは「毎週、平日に3日以上マイカーを利用する人は、クルマを所有するコストに見合うベネフィットがある」というもの。







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フロント・ミシュラン、リア・ブリヂストン。レンタカーのスタッドレスタイヤが前後チャンポン

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10万kmを走っている日産セレナ(レンタカー)のタイヤは前がミシュラン・Xアイス、後はブリヂストン・ブリザック
メーカー系のレンタカー会社で「スタッドレスタイヤ付き」という条件でミニバンを借りたところ、驚くことに前後で異なる銘柄のタイヤが付いていたのでした。スタッドレスタイヤ付きという条件であって、4本とも銘柄を揃えるという指定をしていなかったので、こうなることは想定すべきなのかもしれませんが、ちょっとばかり驚いたのでした。だからといって走りに不具合が出ているというわけではなかったのも、また認識を新たにする経験となったのですが……。

実際、画像からもわかるように雪が舞っているような天候でしたが、路面は舗装のままでハーフウェットくらいの濡れ具合。銘柄が異なっていても明確な差が出るようなコンディションではなかったともいえましょうか。それにFWDで前後が異なるというのは、クルマのプロフィールからも吸収できてしまう違いなのかもしれません(軸重や操舵輪・駆動輪など)。市街地走行では四輪のグリップを引き出すといったシーンもありませんから。

とはいえ、メーカー系レンタカー会社が、タイヤ選びにおいて、こうした選択をするというのは、その意識として気になった部分はあり。通常のドライバーが見れば「メーカーがこうしたチョイスを認めている」と思ってしまうかもしれませんから。もちろん、FWDの走りを追求していくと前後でタイヤサイズを変えたりすることもありますし、ノーマルの指定空気圧も前後で異なることは珍しくなく。そこまで考えた末でのタイヤ選びという可能性もゼロとはいえないかもしれませんが、さて?


なおオドメーターは10万kmオーバーで、各部のクリアランスなどが緩くなっていた個体ということも、タイヤがシビアに影響しづらかったのかもしれません。ですから、今回の使用状況においては、このタイヤ選びを否定するような挙動があったわけではないことは記しておかねばならないでしょう。こうしたタイヤチョイスを推奨するつもりはありませんが、アタマから全否定できるわけではないということを今回の経験で感じたのでありました(汗)
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精進します。
  




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