クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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レガシィ

消費税10%増税後に販売開始のSUBARUレガシィのマイナーチェンジ版

SUBARU XVのイメージカラーを得た新型レガシィ。エンジンは未だ直噴化しない2.5リッターのまま…
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スバルのフラッグシップであるレガシィB4/レガシィアウトバックが消費税増税後のマイナーチェンジを発表。新グレード「B-SPORT」の設定とアウトバックについては新色「クールグレーカーキ」の追加が大きなトピックスでしょうか。逆にいえば、エンジンなどメカニズムの大きなアップデートは見当たらないマイナーチェンジでもあります。

発表は9月ですが、マイナーチェンジモデルの発売開始は11月8日ということで、消費税増税(10%)を前提としたメーカー希望小売価格が発表されております。たとえば、レガシィアウトバックのB-SPORTグレードは本体価格3,100,000円、消費税込み3,410,000円。レガシィB4のLimitedグレードは本体価格3,000,000円、消費税込み3,300,000円。たしかに計算しやすくなったのを実感しますが、それでも300万円だと2%の差というのは6万円になるわけで、負担増を実感といったところでしょうか。


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レガシィツーリングワゴン・オーナーの受け皿になるか? マツダ・アテンザあらためMAZDA6に2.5ターボが登場

マツダ・アテンザがMAZDA6に改名。「SKYACTIV-G 2.5T」搭載グレードを新設定
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マツダがアクセラをMAZDA3へとフルモデルチェンジした段階から既定路線といえた改名トレンドですが、さっそくアテンザをMAZDA6へと改名。基本的には”バッジエンジニアリング”といった変更ですが、2.5リッターガソリンターボを新設定したのがトピックスのひとつ。微妙な評判のマツダ コネクトにApple CarPlay、Android Auto™対応機能を追加したというのもユーザー利便性からすると見逃せないポイントかもしれませんけれど…。
新しく「SKYACTIV-G 2.5T」を搭載したグレードの名前は『25T S Package』でトランスミッションは6速AT、駆動方式はFWDのみ。WLTCモード燃費は12.4km/Lで、メーカー希望小売価格(消費税込)は4,239,000円となっております。2.0リッターガソリンエンジンのグレードが2,840,400円からの設定で、2.2リッターディーゼルの最上級グレード(4WD)でも4,217,400円ですから、お値段的にもフラッグシップ中のフラッグシップグレードであることを示す2.5リッターターボですが、そのエンジンの売り文句が『4.0L V8自然吸気ガソリンエンジン並みの力強いトルク』ということですから、たしかにフラッグシップにふさわしいパワートレインなのでありましょう。実際、スペックを見ても高回転まで回してパワーを絞り出すというイメージではなく、実用域での余裕にふったセッティングと想像できるものでありますので。


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スバル・レガシィがD型にビッグマイチェン。しかしツーリングアシストは付かず…

フラッグシップ機だからこそ、コア・テクノロジーにおいては最新であって欲しい
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2.5リッターエンジンのAWDパワートレインだけを設定するミドルサイズのサルーン「スバル・レガシィB4」。先日、ビッグマイナーチェンジを受けたD型にちょい乗りして、同社のフラッグシップモデルとしての価値や、新世代プラットフォームに劣らないシャシーの仕上がりなどを感じることがあったのですが、ちょっと不満なのはレヴォーグやWRX S4が手に入れた新機能「アイサイト・ツーリングアシスト」が設定されていないこと。

いまや水平対向エンジンとシンメトリカルAWDというコア・テクノロジーについては当然のように全スバル車に与えられているわけで、フラッグシップとしての矜持を示すのは、もうひとつのコア・テクノロジーである「アイサイト」であろうと思うだけに、今回のビッグマイチェンで低速域での操舵アシストがつかなかったのは残念。

その理由として、ステレオカメラを利用する「アダプティブ・ドライビングビーム」と「アイサイト・ツーリングアシスト」は回路のキャパシティの理由から共存できないという都合があることは理解していますが……(だから、レヴォーグとWRX S4はオートハイビームの設定で、その制御のために”第三のカメラ”を使っていたりするのでした)。

そして、先入観のせいかもしれませんが、高速域でのステアリングアシストが若干曖昧な印象だったのもフラッグシップとしては残念なところ。もっともテストコース内メーター読み120km/hでの話ですから、いま時点での日本においてはギリギリ使わない領域ではあるのですが(汗)

精進します。
  




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スバル・レガシィ2018年モデル発表。日本にも3.6Rを! と切望

スバル・レガシィ(US仕様)の2018年モデル、3.6リッターエンジンは健在
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2017年夏に発売開始予定のスバル・レガシィ2018年モデルの詳細がアメリカにて発表されております。いかにも北米市場向けといった雰囲気の、ちょっとゴテゴテした感もあるスポーティアなバンパーやステアリング連動LEDヘッドライトなどが外観上の変更点。インテリアでは、インパネ加飾の素材変更やインフォテイメントシステムのAppleCarPlay、AndroidAUTO対応が進化ポイントでしょうか。
Revised front and rear styling for sportier look.
Redesigned interior with more premium materials.
Ride made even smoother and quieter.
Standard Apple CarPlay and Android Auto.
New available Steering Responsive LED Headlight system.
New multimedia capabilities.
いわゆるビッグマイナーチェンジでありますし、おそらく日本でも同様の外観に変わると予想できるところですが、レガシィは北米生産で、内装の一部は北米専用になっているという話もあるので、このまま日本仕様になるとは言えませんが……。北米仕様のレガシィには日本仕様には設定されていない水平対向6気筒エンジンを積んだ「3.6R」なるグレードも存在しているほどですから。

ボディの組立は北米(インディアナ州)ながら、スバルの水平対向エンジンは全量が群馬産でありますので、この6気筒エンジンを積んだ日本仕様も作ることは可能なわけです。こうして北米仕様のスペックを眺めていると、排ガスなどの認証をとるコストが見合わないというのはあるにせよ、日本仕様への6気筒復活を期待したくなるわけです。なんなら政治的な意図も含めて北米で生産して日本向けに輸出するカタチもありかもしれませんし(汗)
MY18_Legacy-exterior4

MY18_Legacy-Interior4
ちなみに、水平対向6気筒エンジンであっても、現在はリニアトロニック(CVT)との組み合わせ。きちんと調べたわけではありませんが、3.6リッターエンジンというのは乗用車としてはCVTと組み合わせている最大排気量かもしれませんが、はて?

精進します。
  




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スバルEyeSight ver.3の安定感、安心感


というわけで、取材に撮影したお蔵入りな動画を再活用。手持ちゆえにブレブレですが、逆にいうと助手席でカメラを手持ちしていられるくらい安心感のあるスバル・EyeSightのプリクラッシュブレーキだからこそのムービーともいえましょうか。

それにしても、きちんとABSを効かせて最短距離で止まるブレーキングをするのは、カラー・ステレオカメラによるセンシングだけでなく、許されている減速Gの範囲内で有効にブレーキをかける制御の賜物。リンク先の原稿でも書いているように、あくまでもドライバーのミスをカバーするエマージェンシー機能でありますが、許されるのなら、文字通りの全自動ブレーキも可能になるのだろうな、と想像してしまうほどの出来。

だからといって、その機能や仕上がりが即座に完全自動運転の実現につながるほど単純ではないのも、また難しいところでありますが(汗)

精進します。
   







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スバルのボクサー・パワートレイン。そのまま分離したトランスアクスル型リア駆動はありか?

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唐突ですが、渋滞にハマっているときに閃いた。

スバルのパワートレイン(前輪駆動の状態)のエンジンとミッションを切り離し、プロペラシャフトでつなぐと、トランスアクスルのFRにできるわけで、もしBRZに後継モデルがあるとすれば、エンジン・トランスミッションともにスバル内製とした、トランスアクスル・レイアウトのリア駆動モデルを期待してしまうのです。

……などと考えていたら、「それってポルシェ924の成り立ちと同じじゃないの?」という心の中でのツッコミ多数(汗)

精進します。
  







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