クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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レイズ

マツダ・ロードスターに軽量バージョン「990S」が登場。気になる価格は289万3千円

レイズの鍛造アルミホイール「ZE40 RS」を標準装備。ブレンボのブレーキも装着しつつ車重1トン切りを実現したスペシャルバージョン

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マツダ・ロードスター関係でいえば最大のお祭りともいえる軽井沢ミーティングでお披露目されていたロードスターの超軽量バージョン「990S」が正式発表、2022年1月の発売に向けて予約開始となっております。

そのメーカー希望小売価格は289万3000円。そもそも1トン切りの最軽量グレード”S”をベースに、レイズの鍛造アルミホイール(16インチのまま)の採用によるバネ下重量の低減、ブレンボのブレーキシステムの採用、そして軽量バージョンならではのシャシーとエンジンの専用セッティングを与えられているという、現行ND型におけるピュアなロードスター・スピリットを感じさせる特別仕様車に仕上がってる模様。すでに多くのオーダーを集めているというのも納得の特別仕様車であります。

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ル・マンのトヨタ、衝撃のストップはインタークーラーのパイプ破損が原因?

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2016年のル・マン24時間耐久レース。トップを走りながら残り5分で衝撃のストップとなってしまったトヨタTS050h(5号車)のトラブルについて公式な発表が届きました。

TOYOTA GAZOO Racingから届いたメールに書かれていたのは次の理由。
ル・マン24時間レースの最終盤、TS050 HYBRID #5号車を襲ったトラブルは、ターボチャージャーとインタークーラーを繋ぐ吸気ダクト回りの不具合によるもので、これにより、ターボチャージャーの制御が失われた。

不具合発生時、原因が特定されていない段階で、低下したエンジン出力を回復させるべく制御系の設定変更が試みられた。結果的には#5号車はファイナルラップを走り切ることが出来る状態となったものの、その対応には時間がかかり、規定されている6分以内にファイナルラップを終えることが出来なかった。
このレベルのエンジン(パワートレイン)の構造は不明ながら、仮にターボチャージャーとインタークーラーを結ぶパイプが抜けるなり割れるなりしただけであれば、ローパワーであっても動くことはできたと思われ。メインストレートのピット前で止まらずに、あのまま走っていれば表彰台にはのぼれたのかもしれないかも。そう思うと残念でありますが、ローパワーを認識した段階では、そのままエンジンが止まってしまう可能性を第一に考えたはずで、原因もわからないままにコースを周回させるという判断をするほうが無責任であり危険。仕方ないことなのでありましょう。

それにしても、この印象的なシーンで記憶に残るのは、新しいスポーティを提案するレイズのホイール。このデザインを市販モデルに落とし込んだモデルの登場が心待ちな今日このごろなのであります、ハイ(汗)


精進します。
  







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7000番台のアルミをつかうレイズのコンセプトホイール

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東京オートサロン2015、鍛造アルミホイール大手『レイズ』のブースで、ショーケースの中を回っていたのが、このホイール。

超超ジェラルミン(A7075)を使ったという、TE37 CONCEPT 22インチ、であります。


レイズの通常品については未確認ながら、おそらく5000番台のアルミ合金を使っているはずで、アルミ合金としてはもっとも強度に優れるという7000番台の超超ジェラルミンを使うということは、それだけ丈夫で、なおかつ設計次第では軽くできるということを意味するわけです。

そうした設計思想は、大きく肉抜きをして、まるで外殻と内殻に分かれているかのような独特のスポーク形状からも伝わるところで、これぞ機能美といえるもの。


このディスク形状だけでも、鍛造アルミホイールの新たなトレンドになることを感じさせる超超ジェラルミンホイールであります、ハイ。


精進します。

【2015.01.1217:52 画像追加】
スポーク部分のクローズアップ
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