クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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ルーテシア

最新のルーテシアが、ひとクラス上の乗り味を持つBセグメント・コンパクトといえるわけ

走りよし、内装よし、燃費よし。近年では個人的最高得点のクルマに出会った

かつて「10mも走ればクルマの良し悪しはわかる」といった著名モータージャーナリストがいたとかいないとか。しかし、それはあながち嘘ではないと思うのは、動き出しのフィーリングが、そのクルマの評価に大きく影響する要素だと感じることがあるから。

いわゆる第一印象が悪いと、よほどのメリットを感じなければリカバリーできないでしょうし、逆に第一印象が良ければ痘痕もエクボとばかりにすべてが良く感じてしまうのはユーザー心理としては理解できるところ。

もちろん、ロジカルな評価であったり、感覚を定量化することがジャーナリズムには必要だと考える向きからは、第一印象に影響されてしまうというのは評論の信頼性を損なうものかもしれませんが、逆にいえば個人がクルマを買うのであれば、定量化やロジカルといったフラットな視点を考える必要はなく、10mで感じられる第一印象を重視したほうが”幸せなクルマ選び”に近づくかもしれません。

そんなことを考えたのは、ここ数年では最高の第一印象となる、とあるクルマに出会ってしまったからで、それが、ルノー・ルーテシア(グレードはインテンステックパック)、2,769,000円であります。

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ルノー・クリオ(日本名:ルーテシア)が5代目へと進化。Bセグながら全幅1798mm

全長4048mm、全幅1798mm、全高1440mm。ルノーオリジナルのハイブリッドも用意する?
ジュネーブモーターショーで正式発表となる5代目ルノー・クリオ(おそらく日本名はルーテシア)のオフィシャルフォトやそこそこ詳細なスペックが発表されております。ボディサイズは全長4048mm、全幅1798mm、全高1440mm(現行ルーテシア日本仕様は全長4095mm、全幅1750mm、全高1445mm)といった具合でわずかにワイド&ロー方向に変更。全長はおそらくオーバーハングを削ることで短くしたようですが、画像を見るとフロントの存在感は増していて、短くなったとは思えないのでは?
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それにしても、ビッグマイナーかと思うほどキープコンセプトな外観ですが、歴代モデルと比べたインフォグラフィックスを見ると、たしかに3代目と4代目の要素を受け継いだ5代目といった印象ではあります。まさにルノーのアイコンといえるモデルらしい進化といったところでしょうか。
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それはさておき、今度のクリオにはハイブリッドが設定されるとアナウンスされているのですが、気になるのは「ルノーのエンジンと組み合わせたハイブリッドシステム」と読み取れる表現が使われていること。車格からすると日産のe-POWER(シリーズハイブリッド)を利用するのにちょうどいい感じもあり、「エンジンはルノー製、ハイブリッドシステムは日産(のパテント)」みたいなことになる可能性を感じてしまうのですが、考えすぎでしょうか(汗)

もし、そうなったらe-POWERというシステムが生み出す力強く好レスポンスの走りが欧州でどのように評価されるのかも気になるところ。ワンペダルドライブの新鮮さやアクセル操作と加速度のリニア感などは、Bセグメントのコンパクトカーとしては出色の出来になるでありましょうから。

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精進します。
  




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F1モナコGPでクリオ・ルノースポールのスペシャルverをお披露目

CLIO-RENAULT-SPORT

ルノーがワークスとしてF1に復帰したことを記念したクリオ・ルノースポールのスペシャルバージョンを登場させるという発表。しかも、伝統のモナコGPをその場に選んだとあれば、ちょっとした仕様変更ではなく、かなり力の入った内容になっているのでは? と期待させるところであります。

日本ではルーテシアの名前を与えられた本国名「クリオ」。F1グランプリでの発表ということはカップカーのストリートバージョン的なキャラのストリートバージョンを期待してしまうのですが、一方で、モナコという舞台に合わせた贅沢な仕様もありえるのかも、などと思ってみたり。さてはて?

  

精進します。








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