クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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ルノー・スポール

ACCの加速もスパルタンなメガーヌR.S.トロフィーのオートマ車

FF世界最速を感じさせる運転支援システムの味つけがバランスしている、メガーヌ・ルノー・スポール・トロフィーの走り



先日、機会があってルノー・メガーヌR.S.(ルノー・スポール)トロフィーEDCに乗ることができたのでした。車両価格は504万円、試乗車は16万円の有料色ジョン シリウス Mということで、なかなかに高価なFWDスポーツでありました。

トランスミッションはEDC(6速DCT)で、いってみれば2ペダルのオートマ車。EPBやACCなどを装備した快適系ホットハッチという一面も持つスポーツモデルでもありました。

とはいえ、メガーヌR.S.といえば歴代のコンセプトが「FF世界最速」でありますから基本的にスパルタンな走り味であることは想像に難くないでしょう。

冒頭の動画でも話しているように、サスペンションはハードな仕上げで、ご覧のような街乗りでも、なかなかに刺激的なフィーリングでありました。もっとも、サーキットに持ち込むと物足りないかもしれませんが、今回はそこまでは確認しておりませんので、あくまでそんな印象があるという話であります、悪しからず。


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GT400相当? VR38DETTを積んだ、ルノー・スポールのワンメイクレースコンセプト

Renault_RS01_60853

「RENAULT SPORT R.S. 01」なる、ワンメイクレース用マシンのコンセプトが発表されておりますが、リリースをつらつらと眺めておりますと、 これはワンメイクに留めるのではなく、市販レーサーとして販売するとおもしろそうだなあ、と思うこと仕切り。

言ってみれば、かつて日産(ニスモ)が販売していたザウルスをアップデートして、パフォーマンスアップしたというイメージでしょうか。

大まかなメカニズムは、シャシーはダラーラ製カーボンモノコックで、FIA LMP1規定の安全性能をクリア。エンジンはニスモチューンの3799cc・V6ツインターボ・ドライサンプで500馬力の600Nm、レブリミットは6800rpm。ようはGT-R用エンジンのレーシング仕様といったところでしょうか。

もっとも駆動はリアのみ(エンジンはミッドシップに搭載)で、トランスミッションは7速、パドルシフトとなっている模様。サスペンションはプッシュロッド式ダブルウィッシュボーン、ブレーキはカーボンディスクに6ポットキャリパーの組み合わせとか。

ボディサイズは意外に大きく、全長:4710mm 全幅:2000mm 全高:1116mm ホイールベース:2744mm、車重は1100kg以下。

Renault_RS01_60852

ルノーのプレスリリースでは、エンジンパフォーマンスの項目において以下のように記してあります。
This positions Renault Sport R.S. 01 between a GT3 and a DTM in terms of performance.
これはエンジンだけの話でしょうが、欧州でいうGT3とDTMの中間的なパフォーマンスということは、まさに日本のスーパーGTでいえば、GT300とGT500の中間にあたる性能という見方もできるわけで。

もっとも、このルックスと日産V6エンジンを搭載しているという日本のレースへの親和性を考えると、性能調整してGT300への参戦なども期待してしまうのは、気の早い話でしょうか?

 





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