クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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ルノースポール

ACCの加速もスパルタンなメガーヌR.S.トロフィーのオートマ車

FF世界最速を感じさせる運転支援システムの味つけがバランスしている、メガーヌ・ルノー・スポール・トロフィーの走り



先日、機会があってルノー・メガーヌR.S.(ルノー・スポール)トロフィーEDCに乗ることができたのでした。車両価格は504万円、試乗車は16万円の有料色ジョン シリウス Mということで、なかなかに高価なFWDスポーツでありました。

トランスミッションはEDC(6速DCT)で、いってみれば2ペダルのオートマ車。EPBやACCなどを装備した快適系ホットハッチという一面も持つスポーツモデルでもありました。

とはいえ、メガーヌR.S.といえば歴代のコンセプトが「FF世界最速」でありますから基本的にスパルタンな走り味であることは想像に難くないでしょう。

冒頭の動画でも話しているように、サスペンションはハードな仕上げで、ご覧のような街乗りでも、なかなかに刺激的なフィーリングでありました。もっとも、サーキットに持ち込むと物足りないかもしれませんが、今回はそこまでは確認しておりませんので、あくまでそんな印象があるという話であります、悪しからず。


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5ドアハッチなのに2シーター、ルノー・メガーヌR.S.トロフィーRに語彙力を失う【動画】

FF最速のためにここまでするか! 日本国内限定47台の希少なモデルに触れてみた。軽量化の伸びしろを残してあるのが末恐ろしすぎる

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FF世界最速をシビックタイプRと競い合うRenault メガーヌR.S.の最ホットグレードであるトロフィーRを取材する機会がありました。原稿の掲載された媒体(2020-2021年 スポーツカーのすべて、詳細は文末にて)も発売になったということで、勝手に誌面連動的なブログエントリ&YouTube動画をアップしてしまいましょう。

まず、このグレードで驚くのは5ドアハッチのボディながらリアシートは完全に取り払われ、そこにはタイヤを積むように樹脂のフロアを備えるという仕様にシェイプアップされていること。それによって、車検証の重量が1330kg(前880kg:後450kg=66:34)とCセグメントの1.8リッターターボとしてはかなり軽く仕上げられているのでした。

さらに、マフラーは二輪で著名なアクラポビッチ。リアディフューザーの形状もかなり空力を考えたと感じさせるもので、ニュルブルクリンクをはじめとするサーキットでのタイムを削り取るためのアタック仕様といった印象。フロントシートがフルバケになっているのも、まさに本気といったところでしょうか。誌面のほうでも触れていますし、こちらの映像でも紹介していますが、とにかくシフトが超ショートストロークだったのもハードコアなクルマというイメージを強くしたのでした。軽量かつ冷却も考えたカーボンボンネットのデザインについては動画のほうでご確認くださいませ。


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VR38DETTを積んだ、ルノーのワンメイクレーサー、パブリックデビュー

VR38DETTを積んだ、ルノー・スポールのワンメイクレースコンセプトがついに5万を超える観衆の前で走ったとか。

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まさにホームレースといえる、ワールドシリーズ・バイ・ルノーのエキジビションとしてデモ走行、ドライバーを務めたのはアラン・プロスト氏とセバスチャン・ブエミ選手、そしてジャン・ラニョッティさんもいた模様で、ルノースポールのちからの入りようが想像できるところ。

しかし、当初はワールドシリーズ・バイ・ルノーなどのワンメイクレーサーとして使われる(比較的短いラップのスプリント)という発表でしたが、今回のアラン・プロスト氏のコメントには市販耐久レーサーとしてのビジョンも含まれているようで。ますます、気になるレーシングマシンなのでありました。


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The Renault Sport R.S. 01 made its first laps in public on October 18 at the Jerez track in Spain, for the last leg of the World Series By Renault.

At the wheel, Alain Prost was impressed by its performance: “The Renault Sport R.S. 01 is magnificent, and that’s important in terms of image. This is a new step forward for Renault, since it is launching what is actually a typical Endurance car. It’s a real race car, while being closely linked to the product since its design was largely inspired by the new production models”.

Jean Ragnotti, who requires no introduction, and Sébastien Buemi (Red Bull driver) were, for once, seated in the bucket seat reserved for first drives.

Overall, 58 000 spectators were able to appreciate the elegant lines, distinctive sound and dynamic qualities of this R.S. 01 during its first public demonstration. The first customers will be able to take delivery in March 2015.

精進します。


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