クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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ルノー

2021年上半期に試乗した新型車を動画で振り返ります

2021年1月~6月に試乗した新型車、なぜかホンダとフランス車に集中していました



年の瀬といえば、一年を振り返る時期です。

そこで、2021年上半期(1月~6月)に試乗した新型車のうち動画に残しているものを振り返ってみようというのが、本ブログの主旨。単純に1月から公開した順に動画を並べていくだけですが、年末年始のお暇つぶしにご活用いただければ幸いです。

2021年最初に試乗動画を上げていたのはシビックタイプR(FK8)でありました。サーキットベストを目指して進化し続けるタイプRを、なぜか街乗りだけで味わっているという動画ですが、むしろ市街地の快適性が増しているのが電子制御サスペンションを採用している現代のタイプRの特徴で、そうした部分を感じていただければと思います……。



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【アウトランダーPHEV】三菱・日産合作プラグインハイブリッドが好スタートを切った

すべてが第二世代に進化したアウトランダーPHEV。予約受注で約7000台を集める

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一部のメディア・モータージャーナリスト向けの試乗会があったり、すでに受注が始まっていたりとデビューしたかのように振る舞っていた元祖プラグインハイブリッドカーこと「アウトランダーPHEV」が正式に販売開始となったことが三菱自動車から発表されております。


なんでも正式デビュー前の予約受注だけで6915台と、販売目標の半年分以上を集めたということでして、市場から熱望された新型アウトランダーPHEVが好スタートを切ったというところでしょうか。

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三菱アウトランダーPHEVがついにフルモデルチェンジ。気になるのは生産工場

メーカー希望小売価格は4,621,100円~5,320,700円。三菱自動車の電動化技術と四輪制御技術の粋を集め、アライアンスで開発した新世代のプラットフォームや先進技術を活用したフラッグシップ

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すでに最低限のオフィシャルフォトは公開していた新型アウトランダーPHEVが、2021年12月16日から販売開始することとグレード構成&メーカー希望小売価格を公表しております。

気になるグレードごとの価格(消費税10%込)は以下の通り。

M 5人乗り 4,621,100円
G 5人乗り 4,904,900円
7人乗り 4,996,200円
P 7人乗り 5,320,700円


メーカー希望小売価格が従来モデルに対して、さほど高価になっていないのは好印象ですが、2.4L MIVEC DOHC 16バルブ4気筒エンジンを軸としたツインモーターのパワートレインというのは従来からのユニットをブラッシュアップしている印象で、ハイブリッドモードでの燃費性能についてもWLTCモードで16.2~16.6km/Lというのは最新のプラグインハイブリッドとしては物足りない感じであります。バッテリー総電力量は20kWhとなり、EV走行換算距離(等価EVレンジ)は87km(WLTCモード)となっているのは電動化領域が広がったということで評価ポイントではありますけれども……。




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ルノー・メガーヌの電気自動車は日産と共通の永久磁石を使わないモーターを搭載

日産と共通スペックというモーターはEESM(巻線界磁形同期電動機)の新世代ユニット。プラットフォームはCMF-EVとなる

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ルノーがメガーヌE-TECH、すなわち100%電気自動車バージョンを世界初公開。全高1500mmに対して20インチのタイヤを履くというスタイリングは足元が大き過ぎる気もしますが、電気自動車の新しいイメージを作り出すシルエットとなっているのが印象的。

とまあ、内外装に関する印象というのは個人の差も大きいでしょうから、さっそく電気自動車として気になるスペックについて発表されているデータを整理して参りましょう。



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ACCの加速もスパルタンなメガーヌR.S.トロフィーのオートマ車

FF世界最速を感じさせる運転支援システムの味つけがバランスしている、メガーヌ・ルノー・スポール・トロフィーの走り



先日、機会があってルノー・メガーヌR.S.(ルノー・スポール)トロフィーEDCに乗ることができたのでした。車両価格は504万円、試乗車は16万円の有料色ジョン シリウス Mということで、なかなかに高価なFWDスポーツでありました。

トランスミッションはEDC(6速DCT)で、いってみれば2ペダルのオートマ車。EPBやACCなどを装備した快適系ホットハッチという一面も持つスポーツモデルでもありました。

とはいえ、メガーヌR.S.といえば歴代のコンセプトが「FF世界最速」でありますから基本的にスパルタンな走り味であることは想像に難くないでしょう。

冒頭の動画でも話しているように、サスペンションはハードな仕上げで、ご覧のような街乗りでも、なかなかに刺激的なフィーリングでありました。もっとも、サーキットに持ち込むと物足りないかもしれませんが、今回はそこまでは確認しておりませんので、あくまでそんな印象があるという話であります、悪しからず。


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最新のルーテシアが、ひとクラス上の乗り味を持つBセグメント・コンパクトといえるわけ

走りよし、内装よし、燃費よし。近年では個人的最高得点のクルマに出会った

かつて「10mも走ればクルマの良し悪しはわかる」といった著名モータージャーナリストがいたとかいないとか。しかし、それはあながち嘘ではないと思うのは、動き出しのフィーリングが、そのクルマの評価に大きく影響する要素だと感じることがあるから。

いわゆる第一印象が悪いと、よほどのメリットを感じなければリカバリーできないでしょうし、逆に第一印象が良ければ痘痕もエクボとばかりにすべてが良く感じてしまうのはユーザー心理としては理解できるところ。

もちろん、ロジカルな評価であったり、感覚を定量化することがジャーナリズムには必要だと考える向きからは、第一印象に影響されてしまうというのは評論の信頼性を損なうものかもしれませんが、逆にいえば個人がクルマを買うのであれば、定量化やロジカルといったフラットな視点を考える必要はなく、10mで感じられる第一印象を重視したほうが”幸せなクルマ選び”に近づくかもしれません。

そんなことを考えたのは、ここ数年では最高の第一印象となる、とあるクルマに出会ってしまったからで、それが、ルノー・ルーテシア(グレードはインテンステックパック)、2,769,000円であります。

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