クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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リニアトロニック

JDパワーで高評価、SUBARU XVが大幅な商品改良を実施。そのポイントは?

新色「プラズマイエロー・パール」がオリジナリティを主張するXVの商品改良

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ルーフレール・レス仕様だと全高1550mmという都市型のプロフィールながら、最低地上高は200mmを確保するスバルのクロスオーバーSUV「SUBARU XV」がマイナーチェンジを実施、2020年10月8日から発売すると発表しております。

グリル内やバンパー両脇のシルバー(メッキ)加飾の面積を拡大したフロントフェイスが変更点では目立つところで、そのほかエクステリアではアルミホイールの意匠もリフレッシュしているとのこと。まさしく正常進化といったところですが、ある程度新鮮味をプラスするだけで、大きく方向性を変えていないというのはマイナーチェンジ前の市場評価が高かったことを意味しているといえます。

そんなSUBARU XVのメーカー希望小売価格は1.6リッター車が220万円~238万7000円と従来同様。2.0リッター車も265万1000円~298万1000円とまったく変わっていないのでした。では、外観変更だけで機能面では進化していないのかといえば、さにあらず。

とくに2.0リッターのe-BOXERと呼ばれるマイルドハイブリッドについては「e-Active Shift Control」なるアダプティブ変速制御を盛り込んでいるのが大きな進化ポイントとして注目であります。

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スバル・レガシィ2018年モデル発表。日本にも3.6Rを! と切望

スバル・レガシィ(US仕様)の2018年モデル、3.6リッターエンジンは健在
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2017年夏に発売開始予定のスバル・レガシィ2018年モデルの詳細がアメリカにて発表されております。いかにも北米市場向けといった雰囲気の、ちょっとゴテゴテした感もあるスポーティアなバンパーやステアリング連動LEDヘッドライトなどが外観上の変更点。インテリアでは、インパネ加飾の素材変更やインフォテイメントシステムのAppleCarPlay、AndroidAUTO対応が進化ポイントでしょうか。
Revised front and rear styling for sportier look.
Redesigned interior with more premium materials.
Ride made even smoother and quieter.
Standard Apple CarPlay and Android Auto.
New available Steering Responsive LED Headlight system.
New multimedia capabilities.
いわゆるビッグマイナーチェンジでありますし、おそらく日本でも同様の外観に変わると予想できるところですが、レガシィは北米生産で、内装の一部は北米専用になっているという話もあるので、このまま日本仕様になるとは言えませんが……。北米仕様のレガシィには日本仕様には設定されていない水平対向6気筒エンジンを積んだ「3.6R」なるグレードも存在しているほどですから。

ボディの組立は北米(インディアナ州)ながら、スバルの水平対向エンジンは全量が群馬産でありますので、この6気筒エンジンを積んだ日本仕様も作ることは可能なわけです。こうして北米仕様のスペックを眺めていると、排ガスなどの認証をとるコストが見合わないというのはあるにせよ、日本仕様への6気筒復活を期待したくなるわけです。なんなら政治的な意図も含めて北米で生産して日本向けに輸出するカタチもありかもしれませんし(汗)
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ちなみに、水平対向6気筒エンジンであっても、現在はリニアトロニック(CVT)との組み合わせ。きちんと調べたわけではありませんが、3.6リッターエンジンというのは乗用車としてはCVTと組み合わせている最大排気量かもしれませんが、はて?

精進します。
  




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スバルの新世代プラットフォーム、リニアトロニックの進化はあるや?

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先日、スバルが発表した次世代のスバルグローバルプラットフォームの画像を眺めていて、ふと思ったこと。

今後もリニアトロニック(チェーン式CVT)を使うのであれば、プーリーの軸距離を取れるようにミッションを収めるトンネル部分の余裕を持たせることもプラットフォームの求められる要件ではないだろうか、と。

MTやDCTであれば、つながりを無視すれば歯車の組み合わせで変速比幅(レシオカバレッジ)を広げることもできましょうが、対になったプーリーを使うCVTの場合は軸距離が限界につながるはずで。物理的な制約(主にボディ、トンネル断面)を解き放てば可能性も広がるわけで、その意味ではパワートレイン方面からのリクエストがなかったとは思えないのでありますが…。

果たして、新しいスバルグローバルプラットフォームとして発表されたモノに、そうした考え方が取り込まれているかどうか、未確認なのが残念無念であります、ハイ(汗)


  

精進します。








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