クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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リセールバリュー

デビュー当初は奪い合い状態だった初代MIRAIも中古価格暴落?

燃料電池車のリセールはどうなっている? 初代MIRAIは順調すぎる右肩下がりだが……

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先日もエントリをあげていますが、ヒョンデ・ネッソに試乗することができました。クルマ自体は非常に好印象だったことは、拙ブログほかWEBメディア向けの試乗レポートでも触れたいるのですが、実際に購入するとなると、個人ユースで気になるのはリセールバリューでしょうか。

じつはネッソに試乗したのはインポーター主催のメディア向け試乗会ということで、そのあたりの事情についてヒョンデ モビリティ ジャパンのスタッフと意見交換をする機会もあったのですが、FCEVのリセールについては読み切れないというのが、自動車業界に長いスタッフの正直な印象という話でありました。実際、日本で中古車市場で流通している燃料電池車はトヨタMIRAIしかないのが現実で、それをもってリセールバリューを云々するには情報不足というのも、また現実であります。



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まだまだクルマは借りるより買ったほうがいい?

リース、残価ローン、サブスク…クルマの乗り方は増えているけれどリセールバリューを考えると購入一択か?

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 ※画像はイメージです

よく「クルマは買っても資産にならない」という指摘があります。たしかに、特殊なケースを除いて基本的には購入金額に対して確実に目減りしていきます。「だからクルマを買っちゃダメなんだ」と結論づけて、リースやサブスク、はたまた残価設定ローンなどを利用する方法がベターなのかと思いがちですが、そうとは言えないのが現実でもあるのでした。

たとえば、250万円のクルマが3度目の車検(新車から5年弱を乗ったという意味)を目前に控えて100万円で売れたとして残価率は40%。逆の表現をすると車両本体を5年弱150万円、年間30万円程度でリースしていたという考え方もできます。

駐車場や保険、メンテナンスやガソリン代などの維持費は別として、一日900円弱で”好きなときに乗れるクルマ”を持つことができるわけで、こうやって計算するとシェアリングよりもオトクに感じてきませんか? 



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415馬力のエンジンが510万円で買える!ランドクルーザーの人気はコスパだ

すでに納車まで一年待ちというランドクルーザー。王者の風格とコスパの良さを考えれば、それも納得


3.5L V6ツインターボガソリンエンジン(V35A-FTS)
先日、日本仕様が正式発表されたトヨタ・ランドクルーザー。同社のホームページによると、すでに納期は一年以上先になる見込みなのだとか!?



ホームページに記されている文言をそのまま引用すれば、次の通り。

2021年8月2日に発表した新型ランドクルーザーにつきまして、ご注文をいただいてからお届けするのに多大な時間を要する見通しとなっておりますことを、心よりお詫び申し上げます。
8月2日以降にご注文をいただく場合の納期は、1年以上となる見込みです。
弊社といたしましては、少しでもお客様への納期を短縮できるよう、取組みを検討して参りますので、何卒、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
まさに売れすぎて困っちゃうという状況になっているわけですが、ランドクルーザーのスペックを価格を眺めてみると、その売れ行きにも納得。なにしろ超コスパがいいのでした。


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軽自動車が売れているのは、ニッポンのユーザーがリセールバリューに気付いたから?

意識的なのか、無意識なのか。リセールバリューを考えるといまの日本市場で軽自動車を選ぶのは賢い



2020年の軽四輪販売台数は171万8088台で、乗用車だけに絞ると133万1149台(全軽自協しらべ)。一方で、登録車の販売台数は乗用車だけに絞ると247万8832台(自販連しらべ)。つまり一般ユーザーの選んでいるクルマ(乗用車)でいうと、軽自動車と登録車(小型・普通の合計)の比率は35:65となって新車の3台に1台が軽自動車という状況になっております。

軽自動車のシェアが増えている状況を、業界では「軽高登低」と呼んでいたりするのですが、単純に景気が悪いので”車両価格が安い軽自動車が売れている”というわけではないのはご存知の通り。なにしろ、日本一売れている乗用車であるホンダN-BOXのスターティングプライスはカーナビなどを付けると150万円オーバーという世界でありますから。





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車両購入費の支払いは2回だけ! ホンダの「バリ保」ってなんだ?

残価設定のニコニコ現金払い、という新しいクルマの買い方

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 先日、用があってホンダのディーラーに行ったところ、テーブルの上にこんな宣伝があるのを発見。

「バリ保(バリュー保証プラン)」というもので、新車の新しい買い方の提案であります。ようは、購入価格から3年目の残価を抜いた額をとりあえず支払い、3年後に残りを支払うというもの。新車の現金払いを2回にわけるというイメージでしょうか。

これまで残クレ(残価設定クレジット)といって3年目のリセールバリューをメーカー(正しくはメーカー系クレジット会社)が見積もって、その残りをクレジット払いするという買い方がありましたが、その現金支払版といったところ。ある程度まとまった予算があれば、金利がかからず予算よりも上のクラスのクルマを買えるというのがメリットといえるでしょうか。もちろん、3年後の支払いを考えるとそこに向けて貯金する必要はありますが、状況が変わってお金を貯めることができなければ3年後にクルマを返却してしまえばいいわけで、絶対に金銭的負担が発生するわけではありませんので。




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