クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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ランドクルーザー

ランドクルーザーの上級バージョン「レクサスLX」がフォトデビュー

V6ツインターボガソリンエンジン+10速AT+副変速機付き4WD、アルミを多用したボディはランドクルーザーと共通で、前後の車高調整式サスペンションはレクサスらしい装備

LXP5020_サイズ変更 

レクサスのフラッグシップSUVモデル「LX」がフルモデルチェンジを発表。日本での発売は2022年初頭予定ということで価格と燃費は未公開となっていますし、公表されている画像についてもプロトタイプという注釈付きですが、ほとんど隠す気なしという情報公開ぶり。

もっとも、見ての通りランドクルーザーをレクサス仕立てにしたのがLXという素性は従来から共通で、最高出力305kW(415PS)・最大トルク650Nmというスペックの3.5リッターV6ガソリンツインターボをはじめとしたパワートレインについても同スペックのようですからメカニズム面では隠す必要がないということでしょうか。

ボディについてもルーフ、ボンネット、フェンダー、ドアアウターなどをアルミに置換するなどして、車両全体として約200kgの軽量化を果たしたというのもランドクルーザーと同様であります。


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415馬力のエンジンが510万円で買える!ランドクルーザーの人気はコスパだ

すでに納車まで一年待ちというランドクルーザー。王者の風格とコスパの良さを考えれば、それも納得


3.5L V6ツインターボガソリンエンジン(V35A-FTS)
先日、日本仕様が正式発表されたトヨタ・ランドクルーザー。同社のホームページによると、すでに納期は一年以上先になる見込みなのだとか!?



ホームページに記されている文言をそのまま引用すれば、次の通り。

2021年8月2日に発表した新型ランドクルーザーにつきまして、ご注文をいただいてからお届けするのに多大な時間を要する見通しとなっておりますことを、心よりお詫び申し上げます。
8月2日以降にご注文をいただく場合の納期は、1年以上となる見込みです。
弊社といたしましては、少しでもお客様への納期を短縮できるよう、取組みを検討して参りますので、何卒、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
まさに売れすぎて困っちゃうという状況になっているわけですが、ランドクルーザーのスペックを価格を眺めてみると、その売れ行きにも納得。なにしろ超コスパがいいのでした。


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新型ランドクルーザー300系、発売開始。510万円からの超バーゲン価格!

キング・オブ・オフローダー「ランドクルーザー」がフルモデルチェンジ。415馬力の3.5リッターV6ツインターボで510万円はお買い得すぎる! リセールバリューを考えたら買わない手はない?

GX_車両外観フロント


以前のエントリでも紹介したように6月にティザーの始まっていたトヨタのクロカンモデルであり、同ブランドにおけるフラッグシップといっても過言ではない存在感を持つ「ランドクルーザー」が正式発表。注目の価格は想像以上にリーズナブルで、スペックを考えるとバーゲンプライスとして言えないものでありました。

■新型ランドクルーザー(300系)メーカー希望小売価格
GX(ガソリン・5人乗り)510万円
AX(ガソリン・7人乗り)550万円
VX(ガソリン・7人乗り)630万円
ZX(ガソリン・7人乗り)730万円
ZX(ディーゼル・7人乗り)760万円
GR SPORT(ガソリン・7人乗り)770万円
GR SPORT(ディーゼル・7人乗り)800万円

上に貼った画像はエントリーグレードのGXですが、間違いなくランドクルーザーとわかる迫力の風貌で、3.5リッターV6ツインターボガソリンエンジン(V35A-FTS型)を積んだフルタイム4WDで510万円というのはあまりにもお買い得な価格設定と言わざるを得ません。エントリーグレードなので上級グレードよりリセールは悪いかもしれませんが、おそらく5年乗って手放すというプランで計算すると、ほとんど懐が痛まないままカーライフが送れるくらいのイメージになるのでは? 電動化が進む中で純エンジン車のリセールが悪化する可能性も否定できませんが……。

3.5L V6ツインターボガソリンエンジン(V35A-FTS)

ちなみに、このV35A-FTS型エンジンというのはレクサスLSのガソリン車に使われているパワーユニットでありまして、先代ランドクルーザーでも同様にLSと同じ系統にあるV8エンジンを積んでいたことを思い返すと、このあたりのチョイスも伝統なのかもしれません。


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新型ランドクルーザー世界初公開。エンジンはV6ツインターボのガソリンとディーゼルを用意

車体を200kgも軽量化。ガソリンV6ツインターボは305kW(415PS)を発揮するハイパフォーマンス系クロカン4WD

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トヨタの中でも特別な存在となっているランドクルーザー。あらゆる面でタフな性能は、トヨタのブランディングにも大いに寄与していることは間違いありません。そんなランドクルーザーが新たに300系へとフルモデルチェンジをすることを発表。そのスタイルが公開されました。

エクステリアの狙いは、ランドクルーザーのヘリテージを継承するスタイルと、オフロード走行を十分に考慮したランプ位置などによる機能美の表現ということですが、なんとも存在感あふれるフロントグリルに圧倒されてしまいます。このあたり世界のトレンドに倣ったというところでしょうか。

とはいえ、トヨタの発表によればランドクルーザーの本質はまったくブレていません。ランドクルーザーはランドクルーザーであり続けるのです。

新型ランドクルーザー開発の狙いは、以下の通りです。
ランドクルーザーの本質である「信頼性・耐久性・悪路走破性」は、進化させつつ継承する
世界中のどんな道でも運転しやすく、疲れにくい走りを実現する

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ランクルプラドの2.8ディーゼルが200馬力オーバーに進化! グランエースも追従するか?

2.8リッター「1GD-FTV」ディーゼルエンジンのターボチャージャーをサイズアップ、最高出力を177psから204psに向上
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トヨタのタフ4WD、ランドクルーザープラドがマイナーチェンジ。主な進化ポイントは、ディーゼルターボのパワーアップと先進安全性能の機能アップ。前者はターボチャージャーの大型化により最高出力を従来の177psから204psに向上したというもので、後者はAEBの検知性能をアップさせ、夜間の歩行者と昼間の自転車運転者にも対応したのが目立つところ。そのほか、ヨーアシスト機能付のレーンディパーチャーアラートやロードサインアシスト(RSA)、先行車発進告知機能を全車標準装備しております。

 




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ランクル200、雨中の安心感



ビッグマイナーチェンジを受けた、トヨタ・ランドクルーザー(200)に、ちょい乗りする機会がありました。とはいえ、画像からもわかるように、雨と霧というコンディション下でありまして。

気持よく走るという感じではなかったのですが、むしろ道(未知)を探り探り走るというシチュエーションは、ランドクルーザーのキャラクターを引き出してくれた気がするのではありました。


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正直、V8エンジンと6速ATのパワートレインに関してはメカニカルな部分ではキャリーオーバー。4.6リッターで460Nmのスペックとはいえ、余裕があるかといえば、それほどでもなく。

それでも、おそらくディーゼルターボでは発生してしまうであろうラグが気にならないのは大排気量ガソリンエンジンのアドバンテージでありましょうか。かといってもレスポンスが良すぎて、重量級ボディがキビキビと動くほどではなく、適度にマイルドでいい意味でのダルに仕上げてあるのは、悪コンディションでの緊張感を薄めてくれるのでもありました。

そして、このレスポンス面での特性が、先の見えないコンディションにおいて安心感につながるというのは、あらためて感じたところ。加速できるところではそれなりにスパッと加速できるのはストレスを軽減してくれるのです。

なるほど、ドライコンディションの不安のないシチュエーションでは感じづらい、こうした安心感を生み出す様々な工夫(味付け)が、ランドクルーザーを世界的に支持される一台としているのかもしれません。


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クルマの評価ポイントへの気付きを与えられたちょい乗りでもあったのでした。


精進します。














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