クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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ライズ

トヨタからライズ・ハイブリッド登場。ヤリスクロスと比べてみると?

1.2リッター3気筒ハイブリッドを積むライズの燃費性能は28.0km/L。ヤリスクロスは15リッター3気筒のハイブリッド、FFで30.8km/L、4WDで28.7km/L

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トヨタ・ライズ、ダイハツ・ロッキーの姉妹車がマイナーチェンジというかグレード追加を実施。これまで1.0リッター3気筒ターボだけの設定でしたが、その3気筒ターボは4WD専用エンジンとなり、FFには1.2リッター3気筒NAエンジンと、1.2リッターエンジンを使ったハイブリッドという2つのパワーソースが新たに設定されております。



注目のハイブリッドについては「e-SMART(イースマート)ハイブリッド」と名付けられております。トヨタ方式のシリーズパラレル型ではなく、エンジンは発電に専念するシリーズ型となっているのはダイハツ主導で開発したからでしょうか。

ライズ・ロッキーの姉妹車はダイハツ主導で開発しているのは知られているところですが、シンプルな設計とすることで、比較的リーズナブルにハイブリッド(電動)化を可能とするというのがシリーズハイブリッドの特徴といえます。まさにダイハツらしい選択といえましょう。

そしてライズ・ロッキーはダイハツの新世代アーキテクチャ「DNGA」を採用しております。つまりDNGAは、e-SMARTハイブリッドに対応しているといえ、このハイブリッドシステムはDNGAに基づく軽自動車にも展開可能と理解するのが妥当でありましょう。

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ダイハツ・ロッキーに追加されるシリーズハイブリッド「e-SMART」ってなんだ?

最大熱効率40%の1.2リッター3気筒エンジンと駆動用モーターを組み合わせたFWDパワートレインを採用

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ダイハツのコンパクトSUV「ロッキー」に電動車両が追加されるというティザーがスタート。その電動テクノロジーが「e-SMART HYBRID」と名付けられたことも公表されました。



はたして、どんなハイブリッドシステムなのか。ティザーサイトで見ると、後席の下あたりにバッテリーパックを置き、フロントに1.2リッター3気筒エンジンと駆動用モーター(発電用モーター)を置くシリーズハイブリッドとなっている模様。イメージとしては、日産e-POWERとほぼ同じ構成と考えてよいでしょう。


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【ライズ&ロッキー】実質的に日本で一番売れている登録車はハイブリッドを持たないSUVだった

2020年の販売台数はトヨタ・ライズが126,038台、ダイハツ・ロッキーが31,153台で合計157,191台!

通常、日本一売れているクルマというと、2020年暦年で195,984台を売ったホンダN-BOXか、もしくは登録車でトップとなる151,766台を販売したトヨタ・ヤリスと紹介されることが多いのですが、じつは登録車の実質的な最人気モデルは別のクルマであることをお気づきでしょうか。

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それがトヨタ・ライズ&ダイハツ・ロッキー。

エンブレム以外はまったく同じといえる兄弟車なので街中で見かける印象で言えば同一モデルとカウントしていいのでは? と思うわけです。そして、全長4m未満の扱いやすいコンパクトなボディにパワフルな1.0リッター3気筒ターボを積んだ、この小さなSUVは2モデルの合計で157,191台を販売。ヤリスを超えて、堂々トップとなるのでした。

ソースはコチラでご確認ください。
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2020年1月~2月連続でセールストップのトヨタ・ライズが欲しくなるワケ

2か月連続、登録車 通称名販売ランキングのトップ、トヨタ・ライズは見切りのよさも魅力のひとつ


売れているクルマ(登録車)といえば何を思い浮かべるでしょうか。古くはトヨタ・カローラ、いまだにトヨタ・プリウスが売れているイメージが強いかもしれません。最近でいえば日産ノートが同社としてはウン十年ぶりに月間トップになったことも話題となりました。実際は、軽自動車のスーパーハイトワゴンが売れているわけですが、そんな登録車のセールスランキングが2020年になって大きく動いております。1月は10,220台、2月は9,979台でトヨタのコンパクトSUV「ライズ」がランキングトップとなっているのでした。



ちなみに、1月の2位はカローラ、2月の2位はノートでありました。ヤリスやフィットといった有力モデルがフルモデルチェンジをしたこともあり年度末となる2020年3月のランキングは、かなり動きがありそうですがそれでも完全ブランニューモデルがどれだけ防衛するのか、注目でしょうか。


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トヨタの新型コンパクトSUV「ライズ」の受注好調。売れているのは最上級グレードばかり?!

グレード別では、Zグレードが7割。Zグレードの価格帯は206万円~228万2200円
ダイハツが開発生産を担当したといってもいいでしょうか、ダイハツ・ロッキーと兄弟モデルとなるトヨタ・ライズの初期受注についての数字が発表されております。なんと月販目標4100台に対して、発売後一か月での受注は3万2000台。初期のオーダーが多いことは珍しくないことですが、さすがに8倍というのは驚き。
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さらに注目なのは人気グレードについて。車両全体の価格帯でいうと167万9000円~228万2200円となっているライズですが、初期受注での人気は最上級のZグレードが7割と集中しているのでした。なおZグレードのメーカー希望小売価格はFFが206万円、4WDが228万2200円。エントリーグレードのXは167万9000円からの設定でありますから明らかに高価なグレードが売れているというわけです。さらにいえば、グレード別シェアではFFで189万5000円の設定となっているGグレードが2割を占めているということですから、廉価版は売れていないというわけです。このあたりも初期受注ではありがちな傾向ですが、それにしてもコンパクトクラスでこれほど上級グレードばかりが売れるというのは、単なるコンパクトカーとは異なるポジションを得たといもいえそう。

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