クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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モデューロ

2021年下半期に試乗した新型車を動画で振り返ります

SUBARUのクルマを袖ヶ浦フォレストレースウェイを走る機会の多かった2021年7月~12月。印象深かったのはフィット・モデューロXとレヴォーグSTI Sport R




 
昨日のエントリに続き、2021年下半期に試乗したクルマを動画で振り返ってみるシリーズ。この時期、クローズドコースで試乗する機会が多かったのですが、まず7月にはフィットe:HEVモデューロXを群馬サイクルスポーツセンターで試乗。標準車との比較ができたこともあって、モデューロXの世界観、目指しているところが明確になり、なおかつそれが達成されていることも確認できたのでした。

そんな試乗レポートは前中後の3編でホンダスタイルWEBのほうに掲載されていますので、こちらもお楽しみいただければ幸いです。






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【画像集】S660モデューロXバージョンZは事実上のファイナルエディション。315万400円

生産終了までのラストイヤーを飾るモデューロX初の特別仕様車。大人カラーの専用ボディカラーを採用

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拙ブログでもいくつかエントリをあげていますし、すでに多くのニュースになっているように、ホンダの軽スポーツカー「S660」が2022年3月での生産終了を発表しております。そして、実質的なファイナルエディション的モデルといえる「Modulo X Version Z」の登場も話題を集めている模様。

バージョンZというホンダ・ビートの最期を飾った特別仕様車と同じ名前を与えたあたり、開発者のこだわりを感じるファイナルエディションは、しかし6速MTだけの設定で、充実した装備の関係もあって315万400円というおいそれとは手の出せない価格というのも事実。景気がよければバンバン売れるのかもしれませんが、まだまだコロナ禍で景況感も沈んだままでありますので……。

それでもS660ラストイヤーとして盛り上がれば、2021年にはそれなりの数が売れるような気もしないえではありませんが、さて?

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フィットModulo X開発ムービー公開、プロトタイプの発表は間もなくか?

おそらく東京オートサロンで流すはずだったであろう開発シーンの動画がYouTubeで公開されている



ホンダの純正アクセサリーを担うホンダアクセスが、独自のノウハウを投入して生み出してきたコンプリートカーが「Modulo X(モデューロエックス)」。その次なるモデルとして4代目フィットの開発が進められていることを示すムービーがYouTubeにて公開されております。

ホンダアクセスという別会社ではありますが、そのR&Dセクションは栃木のホンダ研究所内に置かれているほど、ホンダの施設を利用できる立場であり、この動画でも北海道にある高速テストコース鷹栖PG(プルービンググラウンド)で行われていると明らかにしているほど。アップダウンの激しい、高速ワインディングを模したというコースで、フィットModuloXの開発が進められていることはサムネイル画像で一目瞭然。





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フリードModulo Xコンセプト2020、まさにエアロバンパーの形状が気になる!

新しくなったフロントマネージャーで表現するModulo Xらしい顔つき。バンパーサイドにポコリと盛り上がった空力デバイスの効果が気になる
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先日、ホンダアクセスへ取材に伺った際に、エントランスに飾ってあった新型フリードをベースとしたModulo Xコンセプトをパチリ。マイナーチェンジを機にプレーンな表情に変わったフリードですが、ホンダアクセスのノウハウを注ぎ込んだコンプリート仕様であるModulo Xでは、大きく黒光りするフォグランプベゼルが凄みを醸し出しているのが印象的。基本的にはバンパーだけで、ここまで表情を変えることができるのはさすがの一言。

いまさらですが、ホンダアクセスというのはわかりやすく言うとホンダカーズで取り扱っているディーラーオプションを開発するために生まれた会社。もちろんホンダの資本で人的交流もある、アクセサリー専門メーカーといった存在であります。ただしメーカーといっても製造自体は、それぞれのアイテムに応じて適宜外注していますから生産設備を持っているというわけではありませんが。ちなみに、現在の社長は現行N-BOXのLPL(開発責任者)を務めていた白戸清成さんであります。


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ヴェゼル・モデューロXにチョイノリ。シートは絶品…

ホンダのコンパクトSUV「ヴェゼル」にコンプリート仕様のモデューロXが誕生。ハイブリッド4WDも設定
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ホンダの純正アクセサリー(ディーラーオプション)はホンダアクセスという別会社が開発を担当していることはご存知でしょうか。そのホンダアクセスの製品には「Modulo(モデューロ)」というブランドがあることは、GTレースなどのスポンサー名で知られているかもしれません。そして、アルミホイールやエアロパーツに使われることの多い「Modulo」ブランドの目指す走りのテイストを車両全体として表現したコンプリート仕様が「Modulo X(モデューロ エックス)」で、初代N-BOXに設定したのを皮切りに、最新のヴェゼルで6モデル目となっております。

そのヴェゼル・モデューロXにチョイノリする機会がありました。市街地を10分程度の試乗だったのですが、動き出してすぐに感心させられたのはオリジナル設計のフロントシートの仕上がりぶり。形状に加えて、表皮の素材を吟味したおかげで、まるで吸い付くように体とシートが一体になり、さらにクルマとの一体感にもつながるのはモデューロXが目指すドライビングカーとしての価値を高めてくれるものだと感じた次第。絶品のシートでありました。

そんな経験は、こちらに寄稿した原稿に活かされておりますので、お目通しいただければ幸いであります。

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2016年のオートサロンに登場したS660ネオクラシックがついに発売開始。

ボディキットだけで129万6000円(消費税込)、量産型カスタムグランプリカーを手に入れる総予算は
03_S660 Neo Classic_パーツ展開図
東京オートサロン2016に登場した「S660 ネオクラシック」がついに市販化。出展当初は謎のカスタマイズ集団N Lab.の作となっていましたが、その後ホンダの純正アクセサリーを担当しているホンダアクセスの社内活動だったことが判明。そうしたこともあって将来的にはコンプリートカーで販売されるのでは? といった憶測を呼んだこともありました。

そして、ついに販売開始というわけですが、現実的な方法を考えたのでしょう、あくまでボディキットとして販売開始という話に落ち着いた模様。とはいえ、ボディキットだけで消費税込129万6000円のお値段はおいそれと手を出せるものではないのも事実であります。仮にS660の中古車を買ってきて、作り上げるとしても、ざっと300万円といった予算感になるでしょうから(ボディキット+修復歴ありの個体+工賃のイメージ)。

それにしても、東京オートサロン出展マシンから選ばれる東京国際カスタムカーコンテストにおいて全体のナンバーワンといえるグランプリを獲得したマシンの市販版と考えれば、価格以上の価値はあるのかもしれません。量産とはいっても、この予算感からすると街中で同じクルマに出会うということもないでしょうし。それに、ボディキット装着時にオリジナルカラーで全塗装すれば世界に一台にすることはできますし、カスタムカーコンテスト・グランプリ車の血を引いていると考えれば、そうした方向での作り込みは必須といえるかもしれません。あえてホイールをキットに含めていないのは、そうした独自性をオーナーごとに発揮してほしいというホンダアクセス側の思いも感じるところであります。
さて、そんな「S660ネオクラシック」ですが、個人的に思い入れが強いのには理由があって。じつは、2016年に東京オートサロンで発表した”コンセプト”、2017年に東京オートサロンで発表された”プロトタイプ”のいずれも開発者インタビューをしていたりするのでした。前者のインタビューが掲載されているのは『Honda S660 Perfect Guide 2016』、後者のインタビューは『Honda Style(ホンダスタイル) No.85』、いずれもネコ・パブリッシングの発行。

  
ちなみに、2016年のコンセプトモデルでは、ドアの加工もされておりましたし、エンジンフードは開閉不可という完全なるデザインスタディ。つまり、その段階では市販化はまったく考えていなかったわけで、わずかな期間でボディキットとして市販できるレベルにまで商品化したのは、ホンダアクセスの力量を感じる次第。やはり、ホンダアクセスが売るとなるとサードパーティのエアロパーツとは、求められる水準も異なるでしょうから。そのあたりの精度などなど、実車で確認したいものですが、機会が訪れますかどうか(汗)

そして、もしS660ネオクラシックを手に入れられるのならば、ルーフ部分はハードトップ化したいところ。オープンカーではなく、クーペスタイルであることが、このスタイリングにおける最大の特徴だと考えておりますので……。


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精進します。
  




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