「アダプティブクルーズコントロールの対応速度はV-MAX(最高速度)です」
IMG_3173
先日、マイナーチェンジしたばかりの三菱アウトランダーを試乗した際に、プリクラッシュセーフティシステムやアダプティブクルーズコントロール(ACC)周りの開発を担当しているエンジニア氏をコミュニケーションをとる機会も得たのでした。

いわゆる「自動ブレーキ」と呼ばれるプリクラッシュセーフティシステムについてはセンサーをグレードアップしていけば危機回避能力はダイレクトに高まる傾向にありますが、アダプティブクルーズコントロールは、加減速の躾などにおいて経験値が重要なファクターとなる印象あり。そうした点については件のエンジニア氏も認めるところで、やはり古くから開発を続けているメーカーにアドバンテージありということ。もっとも三菱についてもアウトランダーには最初からミリ波レーダーのアダプティブクルーズコントロールが設定されておりましたから、それなりに経験豊富な部類になるはずですが……。

そんなわけで、アウトランダーのアダプティブクルーズコントロールが対応できる速度域について質問したときの答えが「V-MAX(最高速度)です」というもの。単なるクルーズコントロールであればアクセル全開状態でセットすることは可能でしょうが、追従していくとなるとハードルが上がるはずで、思わず驚いてしまったのでした。もちろん、国内仕様では設定できる速度に上限を設けているでしょうが、技術的には最高速度域でも追従できるというのは、やはり経験のなせるワザでありましょう。それにしてもV-MAXの領域で追従しているときに、先行車が速度を上げ下げするようでは付いていく方もストレスになるでしょうから、仮に法定速度の制限がなくなったとしても実際にそうやって走るのは難しそう。最高速領域で多くのクルマが追従し合うという状況が生まれるのは、すべてが自動運転車だけになって、速度制限がなくなった時代の話かもしれません。


精進します。
  




人気ブログランキング