クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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ミラージュ

忘れちゃいけない、ミラージュがマイナーチェンジで変わったこと

99%UVカット及びIR(赤外線)カットガラスと寒冷地仕様が標準装備。価格帯は1,457,500円~1,628,000円

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1.2リッター3気筒MIVECエンジンを積んだ三菱自動車のコンパクトカー「ミラージュ」が、現行型のデビューから10年目の商品改良を発表。ロングセラーの定番商品を目指して進化を果たしております。


 

その内容をメーカー発表から引用すれば、以下の通り。

主な改良内容
 ・フロントドアガラスを、従来の99%UV(紫外線)カットガラスから、99%UVカット及びIR(赤外線)カットガラスに変更し、日差しによる暑さやジリジリ感を軽減し、夏場の快適性を向上させました。
 ・従来はメーカーオプション設定であった寒冷地仕様*を標準装備とし、冬場の快適性を向上させました。
   *エンジン始動直後から温風を送り出すスタートアップヒーターを除く
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超ビッグマイナーチェンジから一年、三菱ミラージュにブラックルーフの特別仕様車

全身ブラックマイカのモノトーンは1,597,200円。2トーンボディは1,613,700円~1,668,700円といずれにしても手が届きやすい価格帯

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三菱自動車のエントリーモデルといえるのが、1.2リッターエンジンを積む「ミラージュ」。現在の三菱が進めるダイナミックシールド顔に変身してから約一年、2021年4月に特別仕様車「BLACK Edition」の発売を発表しております。



商品概要
(1)  エクステリア
上級グレード「G」をベースに、ルーフ、ルーフスポイラー、電動格納式リモコンドアミラーをブラックマイカとし、スポーティで精悍な印象に仕上げました。
ボディカラーは、2トーンのホワイトダイヤモンド/ブラックマイカ(有料色*1)、サンドイエローメタリック/ブラックマイカ(有料色*2)、レッドメタリック/ブラックマイカ、チタニウムグレーメタリック/ブラックマイカの4通りと、モノトーンのブラックマイカの、全5通りのカラー展開としました。
ブラック塗装の15インチアルミホイールを採用することで足元を引き締めました。
ミラー面の霜・露を除去し、付着しにくくするヒーテッドドアミラーを採用。後方視界を確保し安全性を高めました。
 
*1:有料色 55,000円(消費税10%込)
*2:有料色 33,000円(消費税10%込)
 
(2)インテリア
ブラック&レッドファブリックの専用シート生地を採用し、レッドステッチをシートや本革巻きステアリングホイール(メッキ&ピアノブラックアクセント)、本革巻きシフトノブ、ドアアームレストにアクセントとして施すことで、よりスポーティな室内空間としました。
クッションとシートバックをすばやく暖める運転席・助手席シートヒーターを採用し、快適性を向上させました。
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「ダイナミックシールド」を採用した新生ミラージュ。お値段143万2200円から

三菱のコンパクトカー「ミラージュ」がビッグマイナーチェンジ。パワートレインの隠れた進化も気になる



三菱ミラージュがビッグマイナーチェンジを受けて、現行三菱車に共通するダイナミックシールド顔に変身。さらにAEBについてもカメラとレーザーを併用したシステムとなることで、車両・歩行者ともに検知できるタイプへと進化しております。
衝突被害軽減ブレーキは、前方車両に対しては自車速が約5~80km/h、歩行者に対しては自車速が約5~65km/hのときに作動します。
ACCがつかないのは残念ともいえますが、交通事故の減少につながる運転支援システムとしては2020年基準でいえば最低限のレベルはクリアする能力を得たといえるのでは?


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トヨタ・ヤリスの市場評価は3気筒エンジンがポイントになる?

2020年2月の販売台数は3491台、ブランニューモデル「ヤリス」の未来はどうだ?
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自販連が発表した2020年2月の乗用車ブランド通称名別ランキング(登録車)において、トヨタ肝いりといえる新型モデル「ヤリス」が思いのほか上位に来ていないことが一部で話題となっているようです。事前予約が集まるような顧客ロイヤリティの高いモデルではないので発売月のスタートダッシュが有利な種類のモデルではないにせよ、ヴェゼルとエスクァイアにはさまれた22位スタートというのは、期待外れといったところで、話題となっているのでしょうか。


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ザギンでPHEVをアピール、三菱自動車プレゼンツのカフェバーとは?

銀ブラ(←死語)をしていたら、突然グリーンの広い空間が現れた
普段は都会に出かけることは少ないのですが、久しぶりに銀座に用があってウロウロしていたところ、唐突に人工芝の敷かれた広い空間があり、その奥に三菱のプラグインハイブリッド「アウトランダーPHEV」が置いてあるのに驚いた。
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こちら、三菱自動車が電動車両をプロモーションするために作ったカフェバーで、その名も「MI-Garden GINZA(マイ ガーデン ギンザ)」。三菱自動車の国内販売状況を考えると、このプロモーションにおける費用対効果には疑問も覚えるのですが、たしかに銀座一丁目駅を出たすぐの場所に、これだけのスペースを用意しているのはインパクト大。プロモーションといっても飲食は有料のカフェバーで、ドリップコーヒー450円~といった価格なのですが、銀座の相場からするとリーズナブルなのかもしれません。まったくクルマに興味がないような方もくつろいでいたのが印象的。銀座にプロモーション用のカフェバーを展開するという狙い通りの層にリーチできているのかもしれません。


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日本でコンパクトカーをつくるナンセンス、だからNISSANは軽自動車を作る?

日産が軽自動車を追浜工場にて独自生産するとの報道あり。

一応、公式には否定したので、いわゆる観測記事だとは思いますが、たしかに日産が軽自動車を独自生産するのは、確かに理に適っている印象。

そんなこんなで、「軽自動車は政治案件」とつぶやいたのでありました。




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そんなこんな20分ほどダラダラとUstreamで。
 
Broadcast live streaming video on Ustream

現状で軽自動車をなくして、グローバルなAセグにするとどうなるとかいえば、目先でいえば日本でクルマを作れなくなって空洞化が進むだろう、と。

そして一度空洞化してサプライヤーも含めた経済圏が崩壊してしまうと国内生産を復活させるのは難しいわけで、生産拠点と雇用を守るという点で、国内専用の軽自動車規格は、もはやキーになっているという見方をツラツラとUstreamで独り言なのでした。

もちろん、自動車生産の経済圏を守るということは、自動車市場の規模を維持するという点もありますし。

そして、三菱のミラージュとeKワゴンの価格を比較するばわかるように、同等グレードでいえば軽自動車は高いわけではないのした。

そしてグローバル化、フラット化が進んで、日本の土地代、人件費で作っても世界で勝負できる時代になるまで生産拠点を維持して、輸出も含めてAセグくらいの価格帯のモデルを作れる時代になれば、その段階で軽自動車規格が役目を終えるのでは? と思うのであります、ハイ。

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精進します。






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