クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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ミライ

デビュー当初は奪い合い状態だった初代MIRAIも中古価格暴落?

燃料電池車のリセールはどうなっている? 初代MIRAIは順調すぎる右肩下がりだが……

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先日もエントリをあげていますが、ヒョンデ・ネッソに試乗することができました。クルマ自体は非常に好印象だったことは、拙ブログほかWEBメディア向けの試乗レポートでも触れたいるのですが、実際に購入するとなると、個人ユースで気になるのはリセールバリューでしょうか。

じつはネッソに試乗したのはインポーター主催のメディア向け試乗会ということで、そのあたりの事情についてヒョンデ モビリティ ジャパンのスタッフと意見交換をする機会もあったのですが、FCEVのリセールについては読み切れないというのが、自動車業界に長いスタッフの正直な印象という話でありました。実際、日本で中古車市場で流通している燃料電池車はトヨタMIRAIしかないのが現実で、それをもってリセールバリューを云々するには情報不足というのも、また現実であります。



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存在感はレクサスLS級。次期MIRAIはショーファードリブンになる?

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想像以上にボリューム感のあった次世代燃料電池車「MIRAI」コンセプト
そういえば、東京モーターショーの会場ではない場所に飾られていたトヨタのMIRAI CONCEPTも軽くチェックしていたのでした。事前発表のデータや画像からはクラウンの置き換え的存在と感じていたのですが、リア駆動となり、20インチタイヤを得たMIRAIのたたずまいはクラウンクラスを超えたもので、むしろレクサスLSに近いというか、トヨタのエンブレムをつけていることからセルシオ的なイメージが強いものでありました。モデルチェンジのたびにクラウンがパーソナルサルーン色を強くしているために空席となりつつある、トヨタブランドのショーファードリブンというポジションにぴったり収まるであろうムードを持った一台と感じたわけです。ボディサイズ的にはマジェスタ後継と捉えるべきかもしれませんけれど…。


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燃料電池車の排気口(排出口?)はプラスティック製 #44thTMS

東京モーターショーで、知ってはいても、なかなか目にしないものを見かけたのでメモ的にパチリ。


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この黒い樹脂のボックス、なにかと言えばトヨタの燃料電池車「MIRAI(ミライ)」の排気出口部分。

内燃機関のマフラーでいえば、テールエンドサイレンサーに当たる部分といえますでしょうか。水素と酸素を反応させて発電する燃料電池、排出されるのは水だけなので、排気口ではなく、排水口というべきなのかもしれません。

それにしても、テールエンドが樹脂というのにインパクトを感じてしまうのは、やっぱり”内燃機関の常識”に囚われているからなのでしょう(汗)


精進します。














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トヨタの燃料電池車、1年で生産規模3倍!?

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いよいよ日本国内での販売・納車がはじまったトヨタの燃料電池車「ミライ」。かなり好調なスタートを受け、増産計画を発表であります。
「MIRAI」の生産に関しては、現在、2014年12月15日の日本での発売以降2015年末までの約1年間は、約700台の計画で進めているが、このほど、2016年は2,000台程度、さらに2017年には3,000台程度に拡大する。
一年で700台から2000台というのは、ほぼ3倍増でありまして、FCスタックや高圧水素タンクといった、まだまだ量産にはハードルが高いであろう主要部品のアレコレを考えると、驚異的な数字なのは間違いないわけで。


もっとも、ビジネスベースでの量産を考慮していれば、これでも少ない台数であり、おそらく計画通りの数字を、畳み掛けるように発表しているのでありましょう。

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そして燃料電池車といえば、個人的にウォッチ対象としていたのが高圧水素タンクのコストダウンと量産性。途中からFCスタックよりも、タンクが普及のボトルネックになりそうな気配でしたので。

この部品に関しては、カーボン製品の生産技術が大きく影響してくる部分のはずで、FW(フィラメントワインディング)成形方面の進化が、量産性を上げているのだろう、と予想するところですが、さて?


精進します。






ブログタイトル的に、2015年内には乗っておきたい一台

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2014年に発表された、トヨタの燃料電池車「ミライ」。

もろもろのイベントで先導車などで活躍、すでにナンバー付きの姿も違和感なくなってまいりました。

そもそも、燃料電池車というのは、名前の通りに受け取れば、燃料電池という種類のバッテリーを積んでいる電気自動車の一種であり、その意味で水素というのは、たしかに燃料でありつつ、また電気のストレージであるわけです。

ストレージであるということは純粋に燃料とはいえない面もあって、そこにEPR(エネルギー利益比)という基準を当てはめようとすることがナンセンスでもあるのでした。

もちろん、電気を燃料のカタチにしてストレージ的に利用するのであれば、水素にこだわる必要があるわけではなく、アウディは「e-gas」という合成メタンガスにて余剰電力を溜めておくという提案をしていたりするわけですが。もっともアウディを含む、フォルクスワーゲングループも最近は燃料電池(水素)へのシフトをしているようではありますが……。

それはともかく、 『クルマのミライ』というタイトルで何年もブログを続けている自分としては、今年中にトヨタのミライに触れる機会を見つけたいものです。



精進します。







ミライの価格は世界共通?

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トヨタの燃料電池車、ミライの価格が日米欧にて発表されました。

というわけで、比較しやすいように税抜き本体価格を並べてみると……。

日本:670万円
アメリカ:57500ドル
ドイツ:約66000ユーロ

ドル建てで計算すると、世界共通価格のように思えますが、いかがでしょう?




精進します。












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