クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

YouTubeチャンネルで動画を公開しています。チャンネル登録よろしくお願いします。お問合わせや情報などは、こちらのアドレスまで ysplaning@gmail.com   Instagramでも情報発信しています   Facebookページ随時更新中 noteで無料&投げ銭方式のコンテンツを公開しています。

マニュアルトランスミッション

ホンダの新型N-ONE RSをアルトワークスと比べてみると……

6MTのN-ONE RSと5MTのアルトワークス。価格差46万2000円は妥当か?

4201119-n-one_103H_mini2

9月にティザーのはじまったホンダの軽自動車N-ONEのフルモデルチェンジがついに正式発表。すでに、最新のプラットフォームやパワートレインと初代のボディパネルを組み合わせるという、前代未聞のモデルチェンジであることは明らかとなっていましたが、メーカー希望小売価格や燃費性能といった数字も公になったというわけです。

気になるのは、軽自動車として初めてターボエンジン+FF+6速MTというパワートレインを実現したN-ONE RS。そしてパフォーマンスに関する数字を見る前に、目が釘付けになったというか、点になってしまったのが、その価格。なんと199万9800円という高価格な軽自動車になっているのでした。

おそらく誰もがN-ONE RSのライバルとして挙げるであろう、スズキ・アルトワークスのFF・5MT車より45万円以上も高い価格は、もはやホンダはアルトワークスをライバル視していないことを示しています。もしライバルと考えているのであれば、もう少し価格を寄せてくるはずですから。むしろ、N-ONEの価格は同社のS660に寄せていると考えたほうが妥当といえるレベル。たしかに、ほぼ同じパワートレインを積んでいて、S660より何十万円も安い値付けのほうが問題になる可能性があるのかもしれません。


続きを読む

新型フェアレディZプロトタイプ発表。6速MTにもACC装備を確認!

マニュアルトランスミッション、手引きのサイドブレーキ、ディープコーンステアリング……ピュアに走りを追い求めたスポーツカーにも追従クルーズコントロールを備える時代

200916-01_004-1200x800

ヘリテージ、オマージュ、リスペクト……表現はいろいろあるでしょうが、とにかく過去に積み重ねてきた価値を、あらためてまとめて整理したスタイリングを得た新型フェアレディZ。今回はプロトタイプの発表ということですが、アピアランスについては”完成形”ということで、この姿を公道で見ることができる日が楽しみになってくるのでありました。



とにかくロングノーズ・ショートデッキの古典的なフォルムは、半世紀以上の歴史を持つ車名だからこそ説得力を持つスタイル。コクピットについても、Z専用ディープコーンステアリング、手引きのサイドブレーキなどドリフト走行も楽しむ様子をイメージさせる仕上がりになっているのでした。そんな新型フェアレディZのステアリングホイールを見ていて気になったのが右スポーク部分のスイッチ類。

200916-01_074-source
続きを読む

短いがエライとはいえないMTのストローク感

いまどきスポーツカーであってもMT(マニュアルトランスミッション)は少数派になりつつあるというか、速さだけでいえば2ペダル優勢という時代ではありますが、趣味性という点ではMTにこだわるユーザーがいるのも事実。

そして、機能よりも趣味性重視であれば、そのフィーリングにこだわるというか、シフトフィールへのプライオリティは高まっているといえましょうか。

つまり、正確な操作ができればいいという話ではなく、感覚的な領域というか、演出面も含めた要素が重視される時代であろうし、レポートであればそこを表現すべきだと感じる昨今なのです。もっとも、シフトフィールの良し悪しは個人的な嗜好な領域であって、表現自体が難しいとは思うのも事実なのですが。

数値化できる範囲でいえば、シフトストロークの長さと、コクッと入るときの力くらいでしょうか。

それでも、数字は参考程度にしかならないとは思う次第。短くって、小さい力で入るシフトが絶対的に気持ち良いかといえば、そうとは言い切れない印象あり。ショートストロークが過ぎると、スリーブのハマりそうな感触のフィードバックが曖昧にるというか、ガツガツとシフトチェンジしたくなるので個人的にはニガテなのでした。そうしたドライビングスタイルのほうがスポーツカーらしい気分が盛り上がるという方がいても、否定するわけではありませんが。

シフトのストローク量についていえば、シフトノブの上を握るのか、横を握るのかで体感は変わってくるものでありますし、もっと短くしたいのであればノブより下のレバー自体を握るという手もあるので、おのおの方が自由にすればいい話でもありましょう……。

2015-06-01-08-00-08


イメージ画像は……ホンダS660の6速MT。シフトノブはS2000と同形だそうですがS2000よりも好フィールに思えたのは、やはり年式の違いによる進化ということなのでしょうか。

というわけで、ホンダ各車のシフトを動かしている動画をどうぞ。







精進します。









 
記事検索
アクセスカウンター
  • 累計:

月別アーカイブ
  • ライブドアブログ