クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

YouTubeチャンネルで動画を公開しています。チャンネル登録よろしくお願いします。お問合わせや情報などは、こちらのアドレスまで ysplaning@gmail.com   Instagramでも情報発信しています   Facebookページ随時更新中 noteで無料&投げ銭方式のコンテンツを公開しています。

ボルボ

「2022- 2023 年 国産 & 輸入 SUV のすべて」で14台ぶんの写真解説をしています

担当したのはNX、カローラクロス、アウトランダーPHEV、レガシィアウトバック、CX-5、CX-3、CX-30、CR-V、T-CROSS、ティグアン、XC40、2008、ラングラー、レネゲードの14車種



モーターファン別冊 統括シリーズ Vol. 141『2022- 2023 年 国産 & 輸入 SUV のすべて』が2022年4月25日より発売されております。おおよそ年2回ペースで発行されているおなじみのシリーズで、こちらでは長年にわたり写真解説を担当させていただいているのでありました。

写真解説というのは、ようはキャプションなのですが、乗降性やラゲッジの使い勝手などを実車に触れて体感、それを文章化するという仕事という感じでしょうか。

裏話的にいえば、誌面で使っているディテールの写真については、どの部分を撮るのかを決めるのも写真解説の業務に含まれておりまして、担当モデルについては自分が決めているのでした。

機能満載のクルマではどの部分をクローズアップするのか迷うこともありますし、一方でシンプルなモデルではフォーカスすべき部分を見つけるのに苦労することもあったりするのですが……。

続きを読む

ボルボやジャガーが電気自動車ブランドに移行を宣言。はたしてテスラになれるのか?

電気自動車専業で株価を爆上げできるのは市場を制すると期待される一社のみ!電気をやれば生き残れるほど甘くはない?

155402648_4014731448548576_4372458164239895897_o

欧州ブランドの電気自動車専業化宣言が相次いでおります。

ジャガーは2025年までに、ボルボは2030年までに電気自動車だけをラインナップするブランドになると発表したことについては、当ブログでも紹介していますが、その背景にあるのは、はたしてどのような思いなのでしょうか。

 

こちらのコラム記事で書かせていただいたように、もっとも大きな理由は欧州市場で電気自動車のシェアが明らかに増えていることにあるでしょう。コロナ禍による自動車市場の縮小と各国における補助金などの政策の影響があるとはいえ、多い国では新車販売の80~90%程度がプラグイン車になっているという事実は、そもそもシェアの数%を狙うようなプレミアム系ブランドにとっては十分な市場。さらに企業別燃費規制をクリアしようと思うと電気自動車一択というのが自然な流れ。ボルボについては欧州のプラグインハイブリッド市場においてXC40が売れているというのも、手ごたえを感じている部分でもありましょうか。


続きを読む

ボルボのピュアEV第一弾「XC40 SUV」はリア駆動になる?

フロントに約30リッターのトランクを持つボルボ初のピュアEV
258582_Design_sketch_of_Volvo_Cars_fully_electric_XC40_SUV 

ボルボ・カーズが同社として初めての完全な電気自動車「XC40 SUV」の発表を前に数点のデザインスケッチを公開。その中でも気になったのが、上の画像でフロントに小さなトランク(約30リッター)が設けられているのが確認できるのであります。


欧州系EVのトレンドはリア駆動という印象もある昨今ですが、この部分にトランクを設けられるということは、フロントにはモーターを積んでいないのかもしれません。もしくはモーターは積んでいてもインバーターなどのユニットは床下がボディ後ろに搭載されていると予想するのが妥当では? つまり、この新しいEVはリア駆動バージョンで、もっと大型化したときに前後モーターのAWDとして展開すると想像できるのでした。

258580_Design_sketch_of_Volvo_Cars_fully_electric_XC40_SUV


続きを読む

タイヤエア圧、乗員数や積載量で変える意識を持つべきか

image
輸入車では乗員数でタイヤエア圧の指定値が異なるケースも珍しくない

上の画像は、たしかボルボのタイヤ空気圧指定のデカールでありますが、フル乗車に近づくと、エア圧を上げるよう指定されております。

タイヤが、内包する空気によってクルマを支えるという基本を考えれば、当然の話であり、もっと細かく乗員の人数や重さに応じてベストの空気圧があるはずで、たしかに車両全体の重量に合わせて 微調整することがベストなのかもしれません。

もちろん、オフィシャル的にはメーカー指定値に合わせるべきですが、ある程度の範囲で示すようにしてま良いのかも? などと思ってしまう、今日この頃です。


精進します。
  




人気ブログランキング

ステアリングを持つ位置はパドルが基本、押し引きよりホームポジションが優先

10時10分に手を置いてパドルシフトを操作しようとすると小指を使うことになる

スポーツモデルに限らず、パドルシフトの採用例が増えている印象で、いまやパドルシフト前提のドライビングテクニックというかスタイルを模索することが必須といえそう。かつて、ハンドルを握るときは「スポーツドライビングでは10時10分の位置」というのが定説でしたが、その位置を握って、パドルシフトを操作しようとすると……御覧の通りに、伸ばした小指ではじくようになってしまうのです(苦笑)
2016-12-08-11-31-19

しっかりとパドルシフトを操作する前提であれば、いわゆる9時15分をホームポジションにすべきだと思う次第。そして可能な限り、ホームポジションは維持したいとも思うのです。とくにシフトダウンを担当する左手は、やはり咄嗟に操作したいシチュエーションもありえますので。
2016-12-08-11-31-28
ところで、ステアリングの回し方で「押し」「引き」といった表現もありますが、ホームポジションから手を動かさないことを優先すると、最初は押しで途中から引き、またはその逆といった力の入れ方になるわけで、押し引きにこだわる時代じゃなくなっているのかもしれません。もっとも、そこまでステアリングを回している状態でシフト操作をする必要がないともいえるので、ホームポジションにこだわり過ぎる必要はないともいえるかもしれませんが。

押し引きよりもホームポジションから動かさないことが大事

街乗りからスポーツドライビングを意識したポジションにするのはイヤだという感情もあるでしょうし、もっとリラックスしていたほうがセーフティドライブにつながるという見方もありましょう。ただ、こうしてホームポジションを意識すると、手を持ち替えなければ曲がれないようなシーンでは結果的に速度を落とさないといけなくなるので、安全運転にはつながりそうな印象も。ステアリング操作量を予想してポジションを臨機応変に変えていく手癖も効率的と思う部分はありますが、予想が外れると切り込み過ぎたるすることもありますから(汗)


何年運転していても、日々発見です。

精進します。
  




スバル新型インプレッサに、歩行者保護エアバッグが初採用



プリクラッシュセーフティシステム系の安全装備ではボルボと双璧という印象のスバルが、今秋発売予定の新型インプレッサから歩行者保護エアバッグを全車に標準装備するとの発表あり。

3年前に発表されているボルボV40の歩行者保護エアバッグと比べると、Aピラーをカバーしている範囲が広がっているように見えるのがポイントでしょうか。



まったく別件で耳にした話ですが、前面衝突での安全性を高めるボディの肝はAピラーの強さにあり。しかし、それは歩行者やサイクリストなどへの攻撃性を増してしまう要因にもなるといいます。であれば、インプレッサの歩行者保護エアバッグがAピラーを覆うように展開するのは、おそらく深い意味があるのだろうなと思うわけですが、さて?

精進します。



  







人気ブログランキングへ
記事検索
アクセスカウンター
  • 累計:

月別アーカイブ
  • ライブドアブログ