クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

YouTubeチャンネルで動画を公開しています。チャンネル登録よろしくお願いします。お問合わせや情報などは、こちらのアドレスまで ysplaning@gmail.com   Instagramでも情報発信しています   Facebookページ随時更新中 noteで無料&投げ銭方式のコンテンツを公開しています。

ホンダe

バーチャルオートサロンから始まるHonda eドラッグ仕様Project

電気自動車×モータースポーツの可能性を探るコンセプトカー、軽量化の徹底ぶりに興味津々

e_A

新型コロナウイルスの影響によりリアルでの開催が中止となってしまった東京オートサロン。本来であれば1/15~17の3日間で開催される予定でしたが……。とはいえ、もともと新しい生活様式に合わせてか、バーチャルオートサロンというインターネットで楽しめる仕掛けも準備していたようで、さすがといったところ。

さて、そんなバーチャルオートサロンで目に留まったのがコチラ。ホンダの純正アクセサリーを担うホンダアクセスが制作中というHonda eベースのドラッグマシン「e-DRAG」であります。リア駆動の電気自動車であるHonda eは、たしかにドラッグ仕様にすると面白そうではありますが、内装をはずしてドンガラにして、本気でドラッグ仕様に仕上げているのでした。リアにドラスリを履いているのも本気すぎ! といった感じでしょうか。そして、ここまでやるのがオートサロン的な世界に求められるクオリティなのも事実であります。


続きを読む

ホンダの電気自動車「Honda e」は実際にどれほどの航続距離性能を持つのだろう?

初乗りでも7.4~8.8km/kWhの電費が出せる。かなり優秀なリアルワールドでの性能を持つ予感
IMG_3118

バッテリー総電力量は約35.5kWh、カタログスペックの一充電航続距離は最長グレードでも308km(JC08モード)というホンダの電気自動車「Honda e」。はたして、リアルワールドではどの程度の航続距離が期待できるのかというのは気になるところですが、おそらく200km以上は安定して走れるのでは、というのが初乗りでの印象。

冒頭の画像は、Honda eのベーシックグレードでのオンボードでの電費表示ですが、8.0km/kWhという表示は、正味電力量を30kWh程度ときびしめに見積もっても240kmの航続距離を実現できるということを意味しておりますので。

さらに、別の機会に計測してみたのがリンク先の記事で紹介している電費で、5.1kmという短い距離の数値ながら、そのオンボード電費は8.8km/kWhですから、一充電で280km程度は走れそう。いずれにしても、ほぼ初乗りでクルマの特性を理解したエコドライブをしたわけではなく、むしろ発進加速などを確認しつつ(楽しみつつ?)の走りですから、もっと気を遣えばまだまだ伸びそうな感触ではあります。


 続きを読む

ホンダの電気自動車Honda eが持つスポーツ潜在能力に、あのスポーツモデルへの期待大

2017年の東京モーターショーで展示されたホンダのEVスポーツコンセプト。EV専用プラットフォームの走り味からすると気持ちいいこと間違いなし!

IMG_7747

10月初めに、はじめて運転することができたホンダの電気自動車Honda e。「街なかベスト」を目指し、後輪駆動の専用プラットフォームを生み出しことは知っていましたし、そこに込めた思いも聞いていましたので、小回り性能や見切りの良さといった部分は想像していましたし、実際に運転してみても想像通りだったのですが、想像以上というか想定外というか、驚いたのは中高速でのコーナリングの気持ちよさ。

バッテリーを床下に積んでいるというBEVならではのアドバンテージを除いても、この気持ちよく曲がれるハンドリングは新しいプラットフォームをベースにしたシャシーセッティングの成果といえ、同時に「あのコンセプトカー実現への期待」も高まっていくのでした。

それが2017年の東京モーターショーに出展されたホンダスポーツEVコンセプト(Honda Sports EV Concept )。Honda eとプラットフォームを共有する、おそらく2シータースポーツのコンセプトは、どこかトヨタ2000GTオマージュなスタイリングでありますが、ホンダの提案する未来のスポーツカー。Honda eのプラットフォームが持つポテンシャルを、さらにスポーツ寄りに全振りすると考えると、その気持ちよい走りは容易に想像できるところで、登場を切に願いたいモードに入ってしまうのでありました。







続きを読む

総額500万円で買う、いまのホンダを象徴する両極端な2台~CIVIC TYPE R VS. Honda e~

ホンダらしさ満開の「FF最速」と「街なかベスト」。どちらも500万円の予算が必要?

4201008-civic_005H



以前のエントリでもお伝えしたように、新型コロナウィルスの影響で発売延期となっていたシビック・タイプRが発売開始。FF最速をホームコースの鈴鹿サーキットで証明したシビックが正式発表されております。すでに完売している200台限定のリミテッドエディションは置いておくとして、カタログモデルのメーカー希望小売価格は4,752,000円。いまの日本市場では高すぎるという声もありましょうが、尖がったメーカーチューンのモデルと考えれば妥当な価格かもしれません。
ところで、この価格帯のホンダ車といえば先日試乗レポートをお伝えしたばかりの電気自動車(BEV)「Honda e」。標準車で451万円、Advanceグレードで495万円ですから、予算感だけでいえばシビック・タイプRと迷うことになりそうな予感も。

趣味性からいって真逆に思える2台ですが、「FF最速」とか「街なかベスト」とか一点集中的なコンセプトで作ったホンダ車には、どこか共通するテイストがあるのも事実。そして、ハンドリングの気持ちよさという点では共通性があるかもしれないと思ったりするのでもあります、ハイ。







続きを読む

幅3.5mの道が広く感じるHonda e、驚異の小回り性能を360度動画でどーぞ

壁ギリギリを狙える車両感覚のつかみやすいボディ。カメラミラーシステムは内輪差を予想するのに無問題。なによりギンギンに切れるフロントタイヤは最高のエクスペリエンス!

IMG_3144
 
ホンダの電気自動車Honda eに試乗してから、もう一週間経ちましたが、まったく新しいクルマの基準を示すかのような走りのエクスペリエンスはいまだ印象深く、心に残っております。とくに小回り性能についてはスペックから、とんでもない性能を持っていることは理解していたのですが、実際に体験してしまうと想像以上。単にフロントタイヤの切れ角が大きいというのではなく、ボディ四隅までの車両感覚は掴みやすく、はじめての狭い道でも自信をもって走れるといった具合。さらにリアタイヤの位置までしっかり把握できるカメラミラーシステムは、それ自体の張り出しがないこともあって、壁ギリギリを攻めるにも容易というメリットがあるのでした。もっとも、本当に壁ギリを狙うのであれば、ボディをこすってしまう前に、ヒューズ的に当たってしまう突起物があったほうが安心かもしれませんけれども…。





続きを読む

リーフで鍛えたアクセルワークでJC08モードは達成。ドライビングをインカー映像でご確認ください

流れにダラダラと乗るのではなく加減速のメリハリを意識することがBEVの電費を稼ぐコツ

先日、ホンダの電気自動車(BEV)のニューモデル「Honda e」の公道初試乗においてJC08モードを超える電費を達成したという報告エントリをあげておりますが、その際にどのような運転をしていたのかを動画でお伝えしましょう。



とにもかくにも、Advanceグレードで7.4km/kWhというJC08モードとほぼ同レベルの実電費を出したときのインカー映像がこちら。流れをリードするわけでもなく、そして抜こうとするクルマには先を譲り、しかし流れには適度に乗って走っているのがお分かりいただけますでしょうか。






続きを読む
記事検索
アクセスカウンター
  • 累計:

月別アーカイブ
  • ライブドアブログ