クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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プロボックス

ハイブリッドカーもここまで安くなった。プロボックスの新グレードは179万円

電動化時代の最適解はハイブリッド。たしかに、この価格であれば説得力がある


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かつてハイブリッドカーは高いというイメージが強いものでした。いや、いまでも同一モデルにおいてハイブリッドとガソリンエンジンのグレードを比較して、価格差の元を取るには何万kmを走らないとダメだ…といった切り口は健在だったりします。

しかしながら、ハイブリッドカーがここまで安くなるとそうした議論も不要になるかもしれません。トヨタの商用バン「プロボックス」に用意されたハイブリッドの新グレード「GX」のメーカー希望小売価格は税込み179万円。

プロボックスのハイブリッドシステムは1.5リッターエンジンの2モータータイプですが、同じくプロボックスに用意される1.5リッターガソリンエンジンを積む「G」グレードのメーカー希望小売価格は167万円。両車の価格差は、わずか12万円ですから商用車の走行距離を前提にランニングコストを考えると、計算するまでもなくハイブリッドが優位と誰でもわかるのでは?


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ユーザーニーズに全力で応えたトヨタ・アクアのビジネスパッケージ

グレー内装にフルフラットデッキボード、働くハイブリッドカーとして機能を厳選

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2011年のデビューから、もう何度目の商品改良になるのでしょうか。トヨタのコンパクト・ハイブリッドカー「アクア」が2019年7月1日にマイナーチェンジを受けております。アクアといえばハイブリッドカーながら200万円を切るお手頃価格で幅広いニーズに応えているモデルで、デビューから8年近く経ってもハイペースで売れているわけですが、今回のトピックスはビジネスユースに特化した特別仕様車を設定したこと。

特別仕様車 S“Business Package”は、Sグレードをベースに、ビジネス用途に合わせて装備を厳選したほか内装色ナチュラルグレーを採用しました。また、衝突回避支援パッケージ Toyota Safety Sense、インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]、荷物の積載に優れたフルフラットデッキボードなど、安全・安心・便利機能を特別装備し、様々なビジネスシーンでの活用に適した仕様としました。なお、外板色はスーパーホワイトⅡを含む全3色を設定しました。

そのお値段は消費税8%込みで191万7000円。燃費性能を考えると営業車としてのメリットもあるわけで、この価格であればハイブリッドカーだから高いという印象も受けなさそうであります。ちなみに、真の働くクルマであるプロボックスのハイブリッド仕様は196万5600円でありますので、それほど価格差があるわけではなく、外野的にはカニバリすることが心配になりますが、そのあたりも計算済みでありましょう、トヨタのことなので。


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ビッグマイナーチェンジ? のトヨタ・プロボックス


というわけで、2002年7月にデビューしたプロボックス(と、サクシード)が12年経って、ビッグマイナーチェンジであります。ここまで来てもフルモデルチェンジではなく、マイナーチェンジというのがトヨタの見解。たしかに、アッパーボディやリアフロアパネルはそのまま、といった印象ではあります。

商用車ですから乗用車と比べるのはナンセンスかもしれませんが、トヨタのリア・車軸式サスペンション、いよいよ珍しい感じでもあるのでした。
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とはいえ、
プラットフォームのフロント部を刷新し、サスペンションの構造を最適化。さらに、車速感応型電動パワーステアリングを全車に採用することで、空車時から積載時まで扱いやすく、高い操縦安定性と乗り心地の良さを実現
いますから、マイナーチェンジにしては大掛かり。
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ここまで変えてきて、マイナーチェンジと主張するということは、むしろ継続生産車であることに何らかのメリットあり、というふうに邪推したくなってしまうのであります(汗)

そして、商用車にも関わらず、FF・4WDともに全車でCVTを採用(MTなし)というのもトヨタ・ビジネスカーの耐久要件を満たしたという点で驚き。

もっとも、営業車としてヴィッツが酷使されているであろう様子から想像するに、プロボックスの使われ方でもパワートレインに問題ないのだろうな、とは想像できるところではあります。
営業車といえば、通常は購入する経営者目線で作られることが多く、実際のユーザー(労働者)の意見は反映されづらいという見方もありました。

しかし、今回のプロボックスではユーザー目線での改良が様々。
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それにしても、大きくリクライニングするフロントシートというのは、明らかに営業途中でのひと休みを意識したもので、これをアピールポイントにしても許される時代なのでしょうか。労働環境のカイゼンにつながるということでありましょう、おそらく。
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賛否ある、ニューフロントマスク。仕事で急いでいるときの威圧感を重視した、というのは考えすぎでしょうか(もちろん冗談です)

ちなみに、1.5リッター1NZ-FEエンジンを搭載するグレードの車両型式は『DBE-NCP160V』、最初の三文字(排ガス記号)は、D=平成17年規制75%減・B=ハイブリッドなし・E=車両総重量が1.7t以下 という意味であります。

※参考:国土交通省 自動車排出ガス規制の識別記号一覧 
 http://www.mlit.go.jp/common/001025551.pdf


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