クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

YouTubeチャンネルで動画を公開しています。チャンネル登録よろしくお願いします。お問合わせや情報などは、こちらのアドレスまで ysplaning@gmail.com   Instagramでも情報発信しています   Facebookページ随時更新中 noteで無料&投げ銭方式のコンテンツを公開しています。

プロパイロット

日産のプレミアムコンパクト「ノートオーラ」誕生。ナビ付は300万円オーバー

ライバルは新型ゴルフ? FFグレードに2トーンボディカラー、プロパイロットを含むセットパッケージをつけると車体価格は310万2220円になる!

001-NOTE AURA G leather edition-1200x800
日本向けはe-POWER(シリーズハイブリッド)だけの設定となっている日産のコンパクトカー「ノート」。そのアーキテクチャをベースに3ナンバーの専用ボディと専用フロントマスク、パワーアップしたe-POWERへと進化させた”小さな高級車”「ノートオーラ」が登場しました。思えば、先代ノートにもメダリストなる上級グレードが設定されていましたが、その発展的後継モデルというイメージでしょうか。

そんなノートオーラのグレード構成は「G」だけで、レザーシートと4WD(リアモーター駆動式)を選択できるといったラインナップ。それぞれのメーカー希望小売価格は次のようになっております。

G:261万300円
Gレザーエディション:269万9400円
G FOUR:286万8800円
G FOURレザーエディション:295万7900円

では、この価格に諸費用をプラスすれば乗り出し価格がわかるのかといえば、さにあらず。プレミアムコンパクトを標ぼうしているにも関わらず、ナビリンク機能付きのプロパイロット(先進運転支援システム)はオプション設定となっているのでした。そして、プロパイロットをつけようと思うと40万1500円のセットパッケージが求められるのでもありました……。

続きを読む

Bセグメントで280万円オーバー? 日産ノートe-POWERが売れている!

年末年始の休暇を挟んだ、最初の一か月で20,044台を受注。新型ノートがスタートダッシュをきめた!

210201-01_02-1200x608

日産自動車の、新時代のリバイバル戦略の象徴となるであろうノートe-POWERが売れています。同社の発表によると、2020年12月23日の発売開始から2021年2月1日までの、約1か月での受注台数は20,044台。これは月販目標の約2.5倍ということで、好調といえば好調ですが初期受注としては若干物足りないという印象もあり。とはいえ、コロナ禍ですからまずは月販目標を大きく超えたことを良しとすべきなのでしょう。むしろ、e-POWERというハイブリッド仕様だけに絞ったことで価格帯があがり、スターティングプライスでも200万円超のBセグメントになったことを思うと大健闘というべきかもしれません。





 続きを読む

2020年 クルマのミライYouTubeチャンネルの再生時間トップ10。人気は水平対向エンジンのあのクルマ

一年間の総再生時間は2万1516時間、視聴回数51万回に大感謝!

2021年の仕事も本格的に始まったタイミングですが、あらためて2020年を振り返ると、個人的にはYouTubeチャンネルを本格的に再始動したのはトピックスのひとつ。チャンネル自体は2006年10月に開設していたのですが、いまどきのYouTube的には活用せずごくたまに、それもほぼ無編集の動画をあげているだけという感じでしたので。そんな感じの放置チャンネルだったのですが、ちょうど新型コロナウイルスによって社会が変わり始めた頃に、新しいことをはじめる時間ができたのを機に動画を作り始めたのでした。結果として一年間で51万回も再生していただき、また11月からは各種条件をクリアしてふたたび収益化もすることができました。本当にありがとうございます。

さて、しばらくはちゃんとチャンネル名もつけずにやっておりましたが、いまでは『YsPlanning 山本晋也 【クルマのミライ】』と名前をつけております。チャンネル名からもご想像できるでしょうが、2021年はブログとのメディアミックス感をより強めていこうと思っている次第。ブログで速報、動画で深掘りというパターンもあるでしょうし、試乗動画の深掘りをブログ記事で展開するというパターンも考えております。というわけで、ひとまずは2020年に自分のYouTubeチャンネルでどんな動画が人気だったのか総再生時間でのランキングを紹介させていただきます。宜しければお時間のある時に再生していただければ幸いです。

第一位
ホンダN-VANの6速MTはクロスしていて超楽しい 
公開日:2020/04/25
2020年内・総再生時間:1046.4時間
2020年内・再生回数:4万1929回


第一位は、2018年夏に試乗したN-VANの動画データが発掘されたので、それを再編集したもの。YouTubeにアップするつもりはさらさらなく、動画ごっこくらいのつもりで撮ったデータなので挨拶もろくにしていないのですが、ネタの希少性からかロングテール的にずっと再生していただいております。

第二位
新型レヴォーグのエンジンは完全新設計のリーンバーンターボ「CB18」。ボアピッチから設計思想を考察する
公開日:2020/08/21
2020年内・総再生時間:874.0時間
2020年内・再生回数:1万306回






続きを読む

日産の大型ミニバン「エルグランド」がマイナーチェンジ。エンジンはQR25DEとVQ35DEの2タイプ

インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)、インテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)、BSW(後側方車両検知警報)、RCTA(後退時車両検知警報)などの先進安全技術を標準装備

201012-01-j_001-1200x800

トヨタ・アルファード/ヴェルファイア唯一のライバルとして位置づけられている、日産のLLクラス(大型)ミニバン「エルグランド」がマイナーチェンジを実施。

現行モデルの発売は、2010年8月なので10年選手。真のライバルとして商品力を上げるのであれば、ハイブリッドを用意するなりしないと厳しいとは思いますが、投資とリターンを考えると、LLクラスミニバンにおけるガソリンエンジン車ニーズの部分に注力して商品力を維持していったほうが得策という判断が、今回のマイナーチェンジにつながったということでしょうか。

実際、メーカーのニュースリリースにおいても『今回のマイナーチェンジでは、デザインを一新するとともに、全方向から運転をサポートする360° セーフティアシストを全車標準装備とするなど、先進安全技術を拡充させました。』とADASと内外装のリフレッシュをアピールしている次第。というわけで、パワートレインについては従来同様であります。

なかなかマイナーチェンジのときにあらためてパワートレインについて触れることもないので、最初に書いておくと、エンジンは2.5リッター4気筒「QR25DE」と3.5リッターV6「VQ35DE」の2種類。それぞれ6速マニュアルモードを持つ「エクストロニックCVT」が組み合わされております。

エンジンスペックは、QR25DEの最高出力は125kW、最大トルクが245Nm。VQ35DEの最高出力は206kW、最大トルクが344Nm。変速比幅の設定は、2.5リッターとの組み合わせで6.0、3.5リッターとの組み合わせでは5.4という具合であります。



続きを読む

新型フェアレディZプロトタイプ発表。6速MTにもACC装備を確認!

マニュアルトランスミッション、手引きのサイドブレーキ、ディープコーンステアリング……ピュアに走りを追い求めたスポーツカーにも追従クルーズコントロールを備える時代

200916-01_004-1200x800

ヘリテージ、オマージュ、リスペクト……表現はいろいろあるでしょうが、とにかく過去に積み重ねてきた価値を、あらためてまとめて整理したスタイリングを得た新型フェアレディZ。今回はプロトタイプの発表ということですが、アピアランスについては”完成形”ということで、この姿を公道で見ることができる日が楽しみになってくるのでありました。



とにかくロングノーズ・ショートデッキの古典的なフォルムは、半世紀以上の歴史を持つ車名だからこそ説得力を持つスタイル。コクピットについても、Z専用ディープコーンステアリング、手引きのサイドブレーキなどドリフト走行も楽しむ様子をイメージさせる仕上がりになっているのでした。そんな新型フェアレディZのステアリングホイールを見ていて気になったのが右スポーク部分のスイッチ類。

200916-01_074-source
続きを読む

日産のLLミニバン「エルグランド」が間もなくマイナーチェンジ。しかしプロパイロットは搭載されず…

2020年秋、ビッグマイナーチェンジ実施を宣言。しかしNISSANエンブレムは古いまま、プロパイロットも搭載されず、マイルドハイブリッドも与えられない

2020-09-10 (2)

日産のLLミニバンとして一時は隆盛を誇りながら、最近ではすっかり存在感が薄くなっているエルグランドが、この秋のマイナーチェンジを発表。
ティザーサイトでは内外装の画像を公開するだけでなく、諸元表・装備表をまるまる公開。価格以外は隠さず発表といったところでしょうか。そんなスペックシートを眺めていて少々がっかりしたのはADAS系と電動化に関するところ。

まずADAS(先進運転支援システム)でいえば車格的に日産のコアテクノロジーとなっている「プロパイロット」を搭載してしかるべきでしょうが、発表されている内容からすると車線中央維持制御を持たない仕様のよう。もちろん、追従クルーズコントロールは全車速対応型がついているのですが、それはマイナーチェンジ前からの仕様であります。正直、ADAS系で弟分のセレナに差をつけられている印象なのはブランディングの面からも残念という印象。

さらにいえば、電動化についてはまったく搭載されていないのでありました。せめてISGくらいと思いますが、それもかなわず。そんなわけでWLTCモード燃費は3.5リッターV6のFF車で8.7km/L、2.5リッター4気筒のFF車で10.0km/Lとなかなかに厳しい数値。さらに市街地モードに限るとV6で5.7km/L、4気筒でも7.0km/Lとさすがに2020年基準では「ガスイーター」と呼びたくなるスペック。これではフルハイブリッドを持つトヨタ・アルファード/ヴェルファイアとは戦いようもないという印象であります。





続きを読む
記事検索
アクセスカウンター
  • 累計:

月別アーカイブ
  • ライブドアブログ