新型N-BOXは単なるキープコンセプトじゃない。フォルムの変化は後ろ姿でわかる!

いまさらながら、新型N-BOXについての感想をお伝えします。

すでに多くのレポートがあがっておりますので、ご存じのように「日本でもっとも売れているクルマ」ことホンダの軽自動車N-BOXが今秋のフルモデルチェンジを前に、そのスタイリングやコンセプトを公開。

グランドコンセプトは『HAPPY Rhythm BOX』、”わたしも、家族も、日本も、ハッピーになれる”新型車を目指しているというのは、クルマから日本を元気にしようという意思が感じられるもので、その心意気やよし! といったところでしょうか。

 IMG_4659  

個人的に注目しているのは、とても丁寧に作り込まれた光を発するテールレンズと、その形状が生み出すフォルムのイメージ。振り返れば、初代のテールレンズはスクエアを強調したもので、車名の通りに箱型であることを強調していました。そして2代目ではテールレンズ部分をボディから張り出すように見せることで樽型でワイドな雰囲気を演出しておりました。新しい3代目N-BOXのテールレンズはスーッと上に伸びた意匠かつ、スタンスを効かせた形状のバンパーと合わせて、いわゆる末広がりを強調した台形のフォルムとして、安定感を表現するといった風に進化。キープコンセプトといっても並べてみると、目指している姿が異なっていると感じられるのでは?

IMG_4703

こうした印象を含めて、新型N-BOXについてのコラムも多数寄稿させていただきましたので、ご一読いただけますと幸いです。









なお、いずれのコラムもサムネ画像は標準系N-BOXが使われていますが、ホンダによると直近での販売比率は標準系:カスタム系=4:6となっているそうで、高価なカスタムのほうが売れているとのこと。新型N-BOXの開発では、ニッポンのファーストカーという目標もあったようですが、なるほどセカンドカーという括りから飛び出しているのがN-BOXのポジショニングなのかもしれません。





続きを読む