クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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ファミリア

オールニューMAZDA3、後席の狭さはファミリーカーとしてはどうだ?

身長140cmの小学生に「後ろの席が狭い」と言われてしまうパッケージ
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先日、室内に展示してあるMAZDA3を親子で見取り。最新の魂動デザインはダイナミックかつエモーショナルに仕上がっているというのはマツダファンの多くが認めるところでしょうが、とはいえ実車を見ているとスタイリングが優先され、体感的なパッケージングが犠牲になっていると感じる部分もあり。

とくに後席に、そうした傾向を感じるのでした。スペック上は十分かもしれないタンデムディスタンスも、実際に座ってみると拳ひとつ分くらいしかなく、Cセグメントと考えると少々手狭な印象。子供というのは、正直なもので後席に座って一言「狭いよ、ここ」と。身長140cm以上の小学生で、見たところはひざ回りの余裕があるようですが、体感的には狭く感じるのは後席の窓が狭かったり、室内がブラックだったりという圧迫感も影響しているのかもしれません。

とはいえ、Cセグメントといえばファミリーカーのど真ん中といえるセグメントでありますので、子供が狭いと感じることはけっして褒められるものではないでしょう。スタイリングを優先して家族に我慢を強いるのでは、次のクルマとしてマツダを選ぶのが難しくなるかもしれません……。もちろん、あくまでもサンプル数1の話ではしかないのでありますが。

それにしても、子供というのは正直に思ったことを口にするものであります(汗)

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精進します。

  

旧車のレストアプログラムはビジネスか、カルチャーか。

報道ベースで目にしただけなので、直接取材したわけではありませんが、なんでもマツダが初代ロードスター(NA)型のレストアプログラムの展開やパーツ供給について、文化的視点から計画しているのだとか。

たしかに、そうした活動を否定するものではありませんが、年式でカバーするのではなく、特定の車種に限定した活動を文化的というのは、ちょっとした疑問。極論的になりますが、歴史を守るのではなく、お客がいるから実施するという話でもあるのかな、と思う次第。もちろん、この手は儲かる種類のビジネスではなく、やはり文化的側面が大きいのでありましょうが、メーカー自身が「守るべき車種」を決めているような印象さえ受けるのでした。

さすがにファミリアまでカバーすべき、とは言いづらいながらも、同年式のRX-7(FD3S)にも同様のレストアプログラムが用意されることは期待してしまうのですが、さて?

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※画像はNAロードスターと同年代の1989年式ファミリア。

そして、本題と少し関係する話ですが、1989年のクルマといえども現代と比べるとAピラーが細く見え(ブラックアウトしている影響もありますが)、衝突安全性に不安を感じるのは自分だけでしょうか(汗)

精進します。
  







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